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現代人が納得できる日蓮教学
293
:
小池
:2005/10/13(木) 22:39:14
一字三礼さん
すみません。アミターバとアミターユスについて、渡辺師の本の続きを書き漏らしていました。
P196-197「無量寿経
東アジアのアミダ経では、いわゆる「浄土三部経」を根本聖典とする。「無量寿経」(通称「大経」)、「阿弥陀経」(通称「小経)および「観無量寿経」の三であり、年代的にみてこの順に成立したものと考えられる。厳密にいうと、この三つの経典の内容には少しずつ差があり、それぞれ別の環境において成立したものと思われる。 中略
むかし世自在王如来のとき、法蔵(ダルマカーラ)という出家修行者が将来、仏陀になろうとして多数の仏国土の状態を学び知り、それらのうちから長所をえらびとり、それによって自分の理想の浄土を建設する誓願をたてた。その誓願が成就して、現在、西方にスカーヴァティー(安楽、極楽)とよばれる仏国土があり、そこにアミターバという名の仏陀となっている。中略
つぎに、アミターバ仏陀の寿命について述べる。古い二訳によると、寿命がきわめて永いというのみであって、ついには入滅し、そののちは観世音が仏陀となって後を継ぎ、さらにそのあとには大勢至が続くことになっているが、このことは魏訳以下には省いてある。この変更に伴って誓願の項(漢訳第14、呉訳第19、魏訳第13)もまた変更されることになった。すなわち古い二訳では「人人が一所懸命になって計算してもきわめつくせない」ということであったのに対して、魏訳以下ではただ「きわめつくせない」ということにしてしまったために、ついに「無量寿」(アミターユス)という観念が生じた。 以下略」
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