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現代人が納得できる日蓮教学
281
:
犀角独歩
:2005/10/12(水) 07:11:46
―280からつづく―
■Kern の法華経はネパール本を校訂
田村師によれば、「オランダのケルン(H. Kern)と日本の南条文雄師が、デーヴァ・ナーガリー文字でもって法華原典を出版した。これは、ネパール系諸本に中央アジア系のペトロフスキー本などで校訂…英訳を試み、1884年にオックスフォードから“The Saddharmapundarika; or, The Lotus of the True Law”」(同P58)
ということでした。
岩本師は『法華経』上で「『添本法華経』は…現行のネパール所伝のサンスクリット語原典と一致している…従って現行原典の祖型はその訳出年次(世紀601年)より以前に遡れることが知られよう」といいます。
しかしながら、わたしが問題にした普門品の「阿弥陀」(Amitâbha)の記載に当たる文は『添本法華経』にはありません。7世紀の段階ではなかったわけです。この点で、岩本師の訳文と『解題』は整合性がありません。
ところが、この点について、『極楽と地獄』には、ちゃんと書いていました。
「3世紀と5世紀の初めに訳された『正法華経』にも『妙法蓮華経』にも見当たらない。すなわち、この二つの漢訳の原本にはこの箇所はなく、現在の梵本の祖先に後に添加された…アミダ信仰は後世の附加物といわねばならないだろう」(三一書房 P80)
一字三礼さんの274に「後代に付加」とのご指摘は的確な問題提議であったわけです。
よって、古池さん、謹んで訂正します。
■この法華経梵本テキストはいつ頃のものか
岩本師は「ペトロフスキー本…7・8世紀の書写といわれる」(上 P416)、また、大谷本…ギルギット…5・6世紀の書写とされ」(同 P421)といいます。
田村芳朗師は「ネパール系は11世紀、中央アジア系はそれ以前…7、8世紀の筆者と推定されるもの(ペトロフスキー本)もある。ただし、最近になって一部、新説が出てきた。7、8世紀の筆者と推定されたものを含め、2、3の中央アジア系写本はむしろネパール系より新しいという」(『法華経』中公新書、昭和44年7月25日 P58)
11世紀!、Pohさんの記憶は合っていました。「日蓮の100年前」という指摘もまさにそのとおりでした。
皆さん、有り難うございました。
今後とも、有意義なご投稿をお願いいたします。
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