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勤行について

296れん:2006/01/25(水) 21:17:46
>292
日蓮がいわゆる勤行において方便寿量両品を読誦していたことは、富士門上代の文献のみならず、身延上代の日進の記述と推定されている「本迹事」(日乾写本立正大学情報メディアセンター蔵、但し私が披見したのは興風十七号付録の活字本)や中山(日常)門流上代の等覚院日全の「法華問答正義抄」(明応七年の写本を謄写した斎藤本が立正大学図書館蔵、但し私は未見)により傍証できるようです。また、石山でいう初座、つまり天拝が日蓮在世の身延で行われていたことは身延三世の日進の「日進聖人仰之趣」(棲神所収、但し具文は未見)によりわかります。また独歩さんのご指摘の通り、日蓮が方便品長行を読誦していたであろうことは、石山上代の文献である「大石記」によりわかりますね。
>295
本門戒壇堂(富士)…
日蓮が天台・伝教の先例に倣って「寿量品の釈迦仏の形像をかきつくれる堂塔」の建立を念願されたであろうことは真蹟遺文の宝軽法重事によりわかりますが、日蓮は生前ついに建立地を選定しませんでした。このことは富士門上代の「富士一跡門徒存知事」の“本門寺を建つべき在所の事”の項により明らかであり、また、同書同項の記述により本門寺つまり「寿量品の釈迦仏の形像をかきつくれる堂塔」の建立地を富士山と選定したのは日興であることがわかります。ですから、ラスカルさんの書かれた本門戒壇堂(富士)なるものは日蓮のあずかり知らぬことと言えるでしょうね。


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