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勤行について

171犀角独歩:2004/10/07(木) 10:29

問答名人さん、上述のことに関連しますが、「法体」とは何を意味するのでしょうか。
「体」という教学は、実に興味深いところですね。法華教学であれば、やはり什が改竄して九如是と持ち込んだ為体にその端を発すると思います。(いま、資料文献が見つかりませんが、坂本師は什は該当部分を九如是として訳出した旨を直弟子が書き残している文献を紹介しています。これを十如是としたのは南岳か、天台か、ご教示をどなたか垂れていただければ幸甚です)

しかし該当部は『法華論』に「何等法 云何法 何似法 何相法 何体法」と訳することが至当であって、十如是(実際は九如是)という什の訳はまったくの暴挙と云うしかないとわたしには思えます。もちろん、五何法と十如是については、坂本師は『法華玄賛第三之本』『法華玄義第二上』『法華義疏巻三』等を参考にするよう促していますが、いまはその余裕はありません。

まあ、そのような什の訳出の問題は、いちおう、置きます。妙法華でいう「体」とは、十如是の規模から見れば、概観できる相・内面の性をもつ体、すなわち三如是(相性体)の体にほかならないと思います。しかし、什の漢訳の時点で体が直ちに妙法蓮華経を指した意図はないように思えます。問答さんが仰る法体とは、妙法蓮華経という経題の漢訳五字を、直ちに法体と見なされているようにお見受けしますが、そのような意味でしょうか。さらに質問を許されれば、「法体としての妙法蓮華経」とは何でしょうか。


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