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悟りを科学する
35
:
雖念
:2004/07/25(日) 21:46
「戒」について調べていたときに、「必得好相」のことが、気にかかりました。
これこそ、まさに「変性意識」ではないでしょうか?
請現前一傳戒師。以爲現前師。若無傳戒師。千里内請。若千里内無能授戒者。至心
懺悔。必得好相。於佛像前。自誓受戒。(現前の一人の傳戒の師を請じて、以て現前の師と為す。若し無傳戒の師無くんば、千里の内に請ず。若し千里の内に能く戒を授ける者無くんば。至心に懺悔して。必ず好相を得。佛像の前において、自誓受戒せよ。
(最澄:山家四條式天台法華宗年分度者回小向大式)
http://www.biwa.ne.jp/~namu007/txt/txd/017.htm
この好相を得るための修行は、現在も比叡山に千日回峰行の形で残っています。
**************** 引用開始 *****************
厳しい籠山行であるが、侍真になるためには大きな関門を通らなければならない。それは「好相行」と呼ばれるもので、「一仏に対して一々焼香、供華し、各仏名を唱えながら五体投地の礼法を一日三千回、不眠不臥して繰り返す行法」であると言われている
。
五体投地というのは全身を床に投げ出して行う礼拝行で、この行は過去の罪を懺悔し、身を清浄にして仏の好相を感得するまで無制限に続けるもので、(中略)「好相を見る」とはどういうことかと言えば、「梵網経」によると、「好相とは、仏来りて摩頂し、光を見、華を見る種々の異相にして、便ち罪を滅することを得るなり」と説かれている。(中略)
意識が朦朧とし、無我の状態になったとき、あたりは光と華に包まれ、その荘厳な世界に仏が現れるのだろうか。その劇的な瞬間をまわりのものも感じると言う。
こうして好相を見た後、戒壇院で釈迦如来の前で、自ら誓い、受戒(自誓受戒という)し、十二年の籠山に入ることが出来るという。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~yuyujuku/hiei/syugyo.htm
**************** 引用終了 *****************
上記は、当スレッド12で述べた変性意識を誘発する手法のうち、「舞踊」「単調なリズム」「疲労困憊」を利用しています。
**************** 引用開始 *****************
700日を終えると行の山場である堂入りと呼ばれる儀式を迎える。
堂入りは生き葬式ともよばれ九日間、不眠不休、横になることも許されず、水も食物も一切口にできない。(中略)カメラは徐々にやせ衰えていく酒井さんを記録していた。
5日目にはいった。この時、酒井さんの目が変化しているように見えた。
酒井さんの瞳孔が開いたままである、と世話の僧がつげた。
9日目。
最後の水くみに向かう酒井さんを信者達が前日から徹夜で迎える。(中略)
酒井さんの姿は死体のようでもあり、限りなく無であるように見えた。
http://blog.main.jp/tkm/archives/000443.html
**************** 引用終了 *****************
また、こちらの場合も瞑想法、疲労困憊、絶食、激痛などが応用されています。
まずはひとつ、変性意識獲得のための標準的な修行の概観です。
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