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蓮祖の、著作・曼荼羅の真偽について
73
:
地名
:2004/05/28(金) 01:51
『現代宗教研究 別冊』日蓮宗現代宗教研究所、平成13年3月より「大日蓮華山」関係について引用いたします。
「ところで、日興上人が筆受されたと正宗が伝えている『産湯相承事』に、「日蓮は富士山自然の名号なり。実名をば大日蓮華山と云うなり。」などとあり、日代上人の『申状』に「爰に富士山とは閻浮提無双の名山、日城第一の神峰、而も幸いに聖主治国、武将崇法の世に逢えり。早く法華本門の極説を以て吾が国第一の霊峰に弘めらるれば国家福祚の大本たるべし」とあることなどを以て、正宗が富士山をどのように見て来たかを伺うことが出来ますが、こうした 【富士信仰】(【 】の記号は私注) が、正宗系教団の教義に影響を与えたであろうことは、想像に難くありません。
今般調査した、「天母山」、「旧丸山」周辺には、 【富士信仰】 に関わる神社も幾つかあり、そうした神社にも立ち寄りました。(「 」の記号は私注。以下同)
「旧丸山」のほど近くには、「山宮浅間神社」があります。ここは、通称「山宮」と呼ばれ、「富士山そのものを神」とした神社です。神域には社殿がなく、本殿に相当する場所は「富士山を御神体」と仰ぐ遙拝所として、「浅間大神」の祭祀を行ったところと考えられており、最も古い神社の形態を残しているものとされています。
「山宮浅間神社」から南に2kmほどのところに、「富士山本宮浅間神社」(私注:全国浅間神社総本宮と石塔にあり)があります。こちらは「山宮」に対して「里宮」と呼ばれ、この両社は、「里宮」である「浅間神社」と「元宮・山宮」である「山宮浅間神社」として、往古より密接不可分な関係を保って来ていると言います。
「山宮浅間神社」と「天母山」を挟んだ反対側には、「村山浅間神社」があります。ここは修験道や密教との関係の深さが伝えられており、「富士修験」の道場として「大日堂」(興法寺)を中心に発展してきたところで、室町時代以降、多くの山伏が集まったと言います。「廃仏毀釈」などによって衰微したようですが、今日でも「大日堂」と「浅間神社」とをあわせて持つ 【神仏習合】 の姿を留めています。 中略
その他に、「浅間大社」の南方2kmほどのところにある「金ノ宮神社」(カンノミヤ)を訪れました。
これらの神社やそこに祀られている「神廟」を「山宮七廟」とする信仰もあるようで、その七廟には、「北山本門寺」の「垂迹天照大神宮」をも含むとするようです。
山宮七廟
名称 祭神 旧 名 新 名 現 況
1.麿山神廟 天照大神 麿 山 丸 山 北山本門寺内の「本化垂迹天照太神宮」
2.寒川神廟 国狭槌尊 宮 原 宮 原 由緒不詳の小祠
国狭媛尊
3.山守神廟 大山祇命 茂良山 村 山 村山浅間神社
加茂沢蹊
4.金山神廟 瓊々杵尊 金ノ宮 金ノ宮 金ノ宮神社
木花咲耶媛
5.高座神廟 高皇産霊神 山 宮 山 宮 山宮浅間神社
神座巣日神
6.高燈神廟 伊弉諸尊 山 宮 山 宮 山宮浅間神社
伊弉再尊
7.根元神廟 猿田彦ノ神 大 宮 大 宮 富士宮浅間神社内の稲荷神社
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