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蓮祖の、著作・曼荼羅の真偽について
489
:
犀角独歩
:2005/01/30(日) 08:25:03
わたしの大事な友人が、今回の地震議論をロムし、メールを送ってくださいました。
ご本人の了解を得て、転載させていただきました。
*** 以下転載 ***
…なにやら日蓮さんの没時にあったとされる地震の話が・・・。
…結論から申し上げますと、日蓮入滅(1282年=弘安5年10月13日)
に際して関東で大きな地震があったという信頼に足る客観的記録・資料は、
私の調べた限り、日蓮関係の伝承以外に確認できませんでした。
ただ当時の日本列島は、いわゆる(地殻変動の)大活動期の
まっただ中にあったと思われます(ちなみに、最近の日本も
またまた活動期に突入したといわれているようですが・・・汗)。
ご承知のことと思いますが、1257年=康元2年には
日蓮の伝記などにしばしば登場する『鎌倉大地震』が
起こったのをはじめとして、その前後の南関東では
http://www.netlaputa.ne.jp/~kitsch/tenpen/ihen02.htm
http://contest.thinkquest.gr.jp/tqj2000/30295/history/japan.html
にまとめられているように、やはり同じく『鎌倉大地震』と称せられる
大地震(1222、1223、1293年etc)や、おそらくそれら一連の
地殻・地震活動の一環と思われる大小様々な地震が頻発していますし、
さらに日本列島全体を見れば、大きなところでは京都大地震(1224年)や
阿蘇山噴火(1265年=文永2年、以降たびたび噴火を繰り返し、
日蓮没の前年1281年=弘安4年閏7月にも大噴火)、
さらに1281年=弘安4年6月には浅間山の歴史的大噴火
(一説には、現在の浅間山の姿はこの時の噴火でできあがったと
言われている
http://www.takamine-kougen.co.jp/page6.html
http://www3.ocn.ne.jp/~nippou/topics.htm
)
と、立て続けに天変地異が起こったといわれています。
――ただし1281年の浅間山大噴火に関しては、その事実そのもの、
あるいは少なくともその規模には近年大きな疑問が投げかけられており、
http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/volcanoes/asama/asamasiryo/honbun.html
そんなことで上記リンク先の『天変地異年表』には記されていないのかもしれませ
ん)
そういうさなかの弘安5年10月に仮に関東で地震があったとしても
何ら不思議ではなく、いやむしろ当時の日本、とりわけ南関東では
地震など、日蓮入滅との関係を云々する以前に、
日常茶飯事の出来事だったとさえ言ってよいのではないかと思われます。
が、いずれにせよその地震は、仮に事実あったとしても、上記資料などを
眺める限り、当時として種々の記録にわざわざ特筆されるほどの規模では
なかったようですし、まあ(わざわざ独歩さんに言うまでもないことですが)
世界の歴史をひもとけば、この手の話は宗教家のみならず、
政治家などの偉人の伝説には付き物の話であり、
意地悪な言い方をすれば、もしも日蓮さんが前年に亡くなっていたら、
浅間山や阿蘇山の大噴火と関連づけられた伝説ができていたかもしれず、
またもしもこの年に運良く(笑)彗星でも現れていれば、
ここでも新たな『光り物伝説』が生まれていたかもしれず・・・
といったわけですな。(^^)…
*** 転載おわり ***
以上、ご参考までに
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