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蓮祖の、著作・曼荼羅の真偽について

381れん:2004/12/14(火) 19:57
最蓮房への真筆御本尊…。これについては、私も存じ上げません。最蓮房宛の蓮師遺文とされるものの内、立正観抄とその送状については身延三世日進師と富士日目師弟子日朝師の古写本が現存します。
立正観抄進師本奥書「正中二年乙丑三月於洛中三條京極最蓮房之本御自筆有人書之今干時正中二年乙丑十二月二十日書写之也、身延山元徳二庚午卯月中旬重写也」
送状進師本奥書「正中二年乙丑十二月廿日今元徳二年庚午卯月十二日於身延山久遠寺重写之也」
立正観抄朝師本「法華止観同異決」の題号の下「他門徒御書為稽古所持之也」
送状朝師本奥書「貞治三甲辰仲夏三日書写畢執筆日朝」
進師本は身延山蔵、朝師本は茨城富久成寺蔵。
進師本の奥書を見る限り、最蓮房という名の蓮師門弟は実在したでしょうが、蓮師孫弟子の古写本が存する立正観抄は一応は信頼できるものの、その他の最蓮房宛の遺文については、学問的には殆どは後世の偽作と見た方がよいようです。ですから、最蓮房宛の蓮師遺文=日興宛云々は荒唐無稽というべきでしょう。以上ご参考までに。


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