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蓮祖の、著作・曼荼羅の真偽について
176
:
地名
:2004/06/12(土) 11:31
これを見ると、十羅刹女は法華修法の行者を守護する仏神であることが分かろう。
そして、古来は普賢菩薩などとともに同じ場所へ彫刻されたり画かれたりしたといわれる。
日蓮宗の開祖・立正大師日蓮上人は、「日女品供養」で「十羅刹女と申すは十人の大鬼神女、四天下の一切の鬼神の母なり。また十羅刹女の母あり、鬼子母神これなり。鬼のならひとて人を食す。人に三十六物あり。所謂糞と尿と唾と肉と血と皮と骨と五臓と六腑と髪と毛と気と命等なり。而るに下品の鬼神は糞等を食し、中品の鬼神は骨等を食す。上品の鬼神は精気を食す。この十羅刹女は上品の鬼神として精気を食す。疫病の大鬼神なり。鬼神に二あり。一には善鬼、二には悪鬼なり。善鬼は法華経の怨を食す。悪鬼は法華経の行者を食す。」と書き残している。
これはもちろん十羅刹女は上品の善鬼であるということを書き証しているものである。
十羅刹女は①藍婆 ②毘藍婆 ③曲歯 ④華歯 ⑤黒歯 ⑥多髪 ⑦無厭足 ⑧持瓔珞 ⑨皐帝 ⑩一切衆生精気 の十人の女鬼神のことをいう。
「法華輝臨遊風談」第七には「十羅刹女」を法華曼荼羅会の上の諸仏に配置して「法華秘法の①藍婆は妙法蓮華の八葉中台東葉の阿しゅく仏なり ②毘藍婆は南葉の宝勝仏なり ③曲歯は西葉の阿弥陀仏なり ④華歯は北方の不空成就仏なり 余は⑤黒歯・普賢菩薩 ⑥多髪・文殊菩薩 ⑦無厭足・観音菩薩 ⑧持瓔珞・弥勒菩薩 ⑨皐帝・大日如来 ⑩一切衆生精気・荼吉尼なり」と諸仏に配した書き方をしている。
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