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蓮祖の、著作・曼荼羅の真偽について
132
:
犀角独歩
:2004/06/03(木) 13:14
地名さん:
他門相伝のご呈示の意は、たぶん、わたしの考え、蓮師はご自身を上行再誕という確信にいたっておらず、蓮師を直接上行応化と見なしたのは本弟子6人中、興師であって、他のお弟子方は存命中はこの考えに消極的であり、その後、徐々に日蓮門下一般の通説になったという考えを確認されるためであろうと存じます。
その意味からご呈示の資料が、だいたいいつの時代であるかを特定することが必要になってこようと思います。しかし、相伝であるので成立時期の特定はなかなか難しいかもしれません。碩学の執政を仰ぐところですが、資料手放しで記せば、同対異名相伝は日文字相伝のあとに成立し、その時期は祖滅100年より下れないのではないのか、と類推を申し上げたいと思います。
真跡から見る限り蓮師がご自身を上行であると思っていたと確信できるものはないとわたしは受け止めます。しかし、興師に濫觴を見、重須で確定した思想なのではないかと思えます。
この後、「悉く日蓮」の類の同体異名相伝は成立していく時系列ではないでしょうか。全日蓮門下のその濫觴を興師と言えば、大胆すぎるのかもしれませんが、いまのところ、わたしはそのような認識を持っています。
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