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創価学会法華講正信会顕正会妙観講等はカルトっぽいか

273やーこ。:2002/11/07(木) 08:05
遅レス失礼いたします。独歩さんのおっしゃるように、別スレで話し、北朝鮮の件は以後よほどの事が無い限りレスしません。
また右翼左翼思想と宗教、または富士門との関連、等別スレもうけたらよろしいのでは?

274アヤエ:2002/11/07(木) 10:43
271 アネモネさん
本当に、心の自由だけは失って欲しくなかったです。
私の友人は失っている事すら感じてない、、見ていて悲しくなります。
考える事を抑えようとする顕正会は、本当に破壊的カルトと言えると思います。
でも、「考えなくていい」という事はある意味 楽なのかもしれません。
そういった甘い罠にいつまでも溺れていて欲しくないのです。

顕正会はこの北朝鮮の件を利用して ずいぶん活発に活動しているようです。
いろんな意味で 早く今度の交渉が成功して治まって欲しいです。

275犀角独歩:2002/11/07(木) 10:59

> 顕正会はこの北朝鮮の件を利用して ずいぶん活発に活動している

そう。この点が重要ですね。
ですから、北朝鮮批判はこの観点から読まないといけないと思うわけです。

276やーこ。:2002/11/07(木) 13:32
274 もそうなんですけど、北朝鮮の利用はまだおつまみ程度に過ぎないのでは。
というのは、妙観講の体験談集「そうへき集」(漢字忘れた)の6に、元会員の渡辺氏の体験談があって、その中に、平成19年迄に全国民が入会しないと人類が滅びるとあった。
そちらを利用しているのが多いのでは?
しかし何故全世界ではなく日本人だけなんでしょう。

277菊水護国:2002/11/07(木) 13:42
> しかし何故全世界ではなく日本人だけなんでしょう。
浅井さんはね。国立戒壇建立が世界平和の元と考えています。
国立戒壇建立のためには全日本人入信がキーだと考えてます。
そしてそれが遅れれば、世界は第三次世界大戦で滅びると考えています。
日本に国立戒壇建立が、出来れば雪崩を打って中国、インド全世界と入信すると根拠無い考えをもってます。
それだけの事であり、そこに深い理論はありません。
書いてて、空しくなってきた。こんな論拠無い理屈を良く信じてたな私は(爆)。

278やーこ。:2002/11/07(木) 14:11
レスありがとうございます。

日本は狭い(笑)
井の中の蛙大海を知らず(爆)

外国の方が入会したらその教えは理解できなくなりますし。

279アヤエ:2002/11/07(木) 14:30
やーこさん
友人は来年か再来年には国教になっていると信じているようです。
時間が経てば、なかなか現実にならない顕正会の目標や教えに
疑問を持ってくれるかな、と思います。だけど平成19年と言ったら5年後ですね…
が、身近にいる人間のストレスたるや、想像を絶するものがあり
先日 友人のお母さまにバッタリ会いまして、その時には公道で人目もはばかる事が
できないほど ポロポロと涙を流されてました。
一日も早く 目を覚ましてほしいと思いますが 今は何を言っても無駄なようです。

277 菊水護国さん
深い理論はなくても 疑問を持つことはいけないことで それを打ち消す為にも
活発に勧誘活動をし続けているような印象です。
忙しくすることで、考える暇をなくすような活動内容のようなのです。
朝から夜遅くまで毎日のように外出してます。これも信者を繋ぎとめる手なのですね。

280アヤエ:2002/11/07(木) 14:34
おかしな日本語を書いてしまいました。。
「疑問を持つことはいけないことで」じゃなくて
疑問を持つことは 信心が足りないと上から叱られ、・・・・
と言うような意味で書きました。誤字脱字、それ以前の問題か、恥かしいですね(赤面)

281犀角独歩:2002/11/07(木) 16:13

聖天子というのは日本の長であるという意味ではない。
尊門以来、石山に継承された四菩薩再誕・事壇建立というのは、日本の聖天子が全世界の中心、世界の支配者として君臨することを前提にした思想ですよ。

それを「一天四海皆帰妙法」というのです。114に記したとおりです。

目師が一閻浮提(全世界)の座主であるように、聖天子国主は、全世界を支配する転輪聖王であるという徹底した大日本中心思想です。

それを日本限定版というミニチュア版にしたのが、今の顕正会がいうところ。

田中智学の論理構築からしても、そう言う意味になるでしょう、菊水護国さん。

282菊水護国:2002/11/07(木) 17:33
独歩さん
そのとおりです。現代の日本人の感覚ではびっくりするでしょうね。
この思想から見れば、大東亜共栄圏も浅井仏法も小さい小さい(笑)。

283ガンコ:2002/11/07(木) 17:45

現役顕正会員としては、これはたいへん旗色のわるい状況になってきて、いよいよ逃亡を図らねばならなくなってきました。
さて、わたくしはどうしたらよいものでしょうか。
やーこ。さんのおっしゃる妙観講の渡辺氏とは、別名下野正信氏のことでしょうが、ひところは顕正会のなかで彼のことをいろいろ言ってました。「アイツは折伏法戦に勝てなくなって、逃げ出したんだ・・・、今ごろになってインターネットでえらそうなこと言ってるが、しょせんはグチを吐いているだけ・・・」みたいなことです。
ところが最近はまったく言わなくなりました。
この限りでは顕正会のほうに何かヤマシイことがあるのではないかと考えざるを得ませんが、さすがに幹部に質問する勇気はありません。
少し前の顕正新聞に藤沢で学会魔民部を蹴散らしたむねの報告が載っています。男子部の方々は立派なものだなぁと思っていたところ、下野氏のページを見るとなんと同じ時期に妙観講ともイザコザがあったようです。しかも顕正会側が逃げたというではありませんか。
これについて、顕正会の中ではまったく触れていません。やっぱりヤマシイことがあるのかなぁ。
どなたか、顕正会に有利な情報をご存知ありませんか?ってここで聞くのもバカでした。
非常にあたまが痛いです。

284菊水護国:2002/11/07(木) 17:53
ガンコさん
顕正会に有利な情報ならありますが、ここでは云えません。裏情報は空メールを頂ければお教えします。
ここで一言だけ言っておきますと、あのページをそのまま鵜呑みにするのは危険です。顕正会にも一理ある部分をお教えいたしても構いませんよ。

285犀角独歩:2002/11/07(木) 18:02

そうですね。
ですから、日(太陽)が一切の根源であるように日蓮は一閻浮提の中心であり、その日の降りた聖天子また、中心であって、その中心・日の本・日本における神道と仏教が融合した世界統一思想であるというのが事壇建立論でなければならないわけです。

その観点からすれば、顕正会の言っていることは、まったく矮小化した単なるお茶濁しに過ぎないことになるわけです。ここいらが菊水護国さん達が標榜するところでしょう。

まあ、こう書くと私もそれを指示していると思われそうですが、これくらいの理解はもって興門・事壇論から顕正会を見ていることを闡明にするために、敢えて記しました。

その是非をここで議論するのはやめます。個人的にはやりたいですが(笑)

いわゆる、興門・石山義の正論からしても、顕正会理論など子供騙しに過ぎないわけです。これは仏法本義、日蓮本義からの批判とは、もちろん別の観点ですが。

286やーこ。:2002/11/07(木) 19:29
やっと、パソコンの前に到達しました。今まで携帯だったので
全部見れなかったですけど。

アヤエさん

267 名前: アヤエ 投稿日: 2002/11/06(水) 17:36

顕正会で新しい若手の信者さんが 何かと問題を起こしている、という事のようですが
古参の先輩信者さんからのきちんとした指導が浸透してないのですか?
週末に毎週のように集っていて 何故きちんとした指導がされないのでしょうか。
古参の信者さんが減っているのは何故でしょうか。

私がもっとも感じたことはそれそのものです。
私の職場内外である元女性スタッフ他の起こした短期間に沢山の勧誘をしたという
騒動について考えて、被害を受けそうになっただろう数多くのスタッフに
ヒアリングして…なんでああなっちまったんだろう、と考えて、
たどりついた疑問はアヤエさんのそれでした。両親がいた時代にはそもそも
あんな現象なんてなかったです。…ということは、やはり指導がどこかで
ねじれてしまったのではないのでしょうか。
しかも多数の若者が、仏法を理解しないまま、人数集めばかり重視して、
でたらめな勧誘をやって、ずさんなまま倍化した、としか思えないです。

>友人は来年か再来年には国教になっていると信じているようです。
時間が経てば、なかなか現実にならない顕正会の目標や教えに
疑問を持ってくれるかな、と思います。だけど平成19年と言ったら5年後ですね…

それを聞いてびっくりしました、あの、まじめにやっていた顕正会が、
根拠のない予告(予言ではない)をいうとは…。
しかも平成19年がタイムリミット。
法華講は平成21年に60万登山。
うちのある組織では、いまだに顕正会のことを
活動実数実働1万人とかいっていますが
危機感がまったくありません。
こうしてる間にも次々と無茶な勧誘が行われているのです。宗門にとって
ここからは早めに手を打たないとまずいことになります。2年早い!!

287やーこ。:2002/11/07(木) 19:56
216 名前: アヤエ 投稿日: 2002/11/05(火) 11:45

顕正会は「国の為」という名目の為に 活動の士気が高いように思います。
でも 実際はどうでしょうか、
自分の仕事(家事なども含めて)を放棄して 折伏と言う勧誘活動に没頭してます。
仕事をして会社を盛りたてる事が日本経済の為であり、家庭円満こそが平和への
第一歩なんじゃないでしょうか。
焦ってやたらに折伏する事が社会の為になってるとは到底思えません。
その辺りに顕正会の矛盾を感じます。

アヤエさんにもうひとつ。
これって、顕正会のみならず他の団体にもあてはまることではないでしょうか。
本人たちは、その辺の思考があまりないと思います。
しかしながら、一般的に、良かれと思ってやっていることがはずれだった、
ということはよくある話です。
仕事をして、家庭円満であれば、平和か、と思えばそうではないみたいです。
人間は病気をします。思わぬ運命にも遇います。など、
そういう突発的なイベントによって人生や世界が変わってしまうことを考えると、
結局、宗教活動に頼らざるを得ないのではないでしょうか。

288やーこ。:2002/11/07(木) 19:57
…って、これ顕正会だけのスレッドではないんですけど…

289菊水護国:2002/11/07(木) 20:00
平成19年広宣流布は昭和60年代の浅井さんの方針です。とっくに変更されてますよ。
浅井さんは平成7年の大総会で「後15年で1000万人入信」と言いましたから、その後の経過も考えますと少なくとも平成20年代後半広宣流布が現在の予定でしょう。
また変更するでしょうが・・・(笑)。

290やーこ。:2002/11/07(木) 20:31
独歩さん

>第七の鍵 カルトの外でしあわせな未来を思い描かせて、恐怖の教え込みを解く

これに関して私が思ったのは、「カルトの外でしあわせな未来を思い描かせて」
というのは、もしもこの世が地獄絵のような世界であるときには、とてもではないけれども
使えないのではないかということです。だから仏法がある、と誰かに言われればおしまいですけど。

また、北朝鮮が出ていて申し訳ないのですが、
アサヒ芸能に、北朝鮮のマインドコントロールの解き方の記事がありまして、
日本脱カルト研究会の西田氏が書いたものですが、
うち、
1.北朝鮮の言うことだけが正しいわけではないという認識作り

とありました。固有名詞を該当する宗教団体に当てはめると、
自分として以下の疑問が出てきます。

そもそも何が正しくて何が間違っているのか、と、
一体どうやって認識作りをするのか
(菊水護国さんが常識と非常識の区別の難しさをおっしゃったこととにていると
思います)

独歩さんはこの点どのようにお考えでしょうか。

また、

>次に、私は顕正会からの被害を訴えるご家族と500名近くお会いするのです。
その中で親御さんが訴えることは子どもが友人に無理な勧誘をしたことに拠る被勧誘からの苦情で神経障害になりそうだという悲痛な訴えです。

顕正会勧誘で暴力事件を起こした子供を持つ親御さんの相談、顕正会勧誘が高じて高校をやめてしまった子供の相談など数限りがありません。
また、勧誘に遭って、なかば軟禁状態で複数の人間に囲まれて強制的に入会をさせられた人々の訴えも多くあります。もちろん、これは個人のプライバシーに属することですから、
ここに記すことはできません。しかし、常にそのような顕正会に悩まされる親御さんの悲痛な訴えを聞く私からすれば、
ガンコさんが挙げた高校生の例は噴飯物であると感じるわけです。

日頃の相談についてもしかしたらおそらくなかなか聞けてないかも
しれないから答えられるだけで大丈夫な質問ですが、
さて約500人の事例の中で、子供が「どういうきっかけ」で「誰の紹介」で入信し、
活動するようになったのか、また、「どういう活動」を行ってきたのか、
できる範囲内でお答えいただければ幸いです。もしかしたら、今の過激な顕正会の若者
による折伏の原因を突き止めることがそれでできるかもしれないと思ったからです。
どれだけの被害を受けたか、ではなく、加害者がどのような経緯で今の行動に走ってしまったか
だと思うのですが。それがわかれば、被害者は増えないだろうと思うのですが。
ちなみに今の私は顕正会については半分弁護半分糾弾という立場におります。
昔の勧誘はそんなでたらめはさせませんでしたから、少なくとも。
いつからああなってしまったのかも知りたいですし。(一旦きります)

291やーこ。:2002/11/07(木) 20:59
続きです。

ここで自分の会社の元スタッフの事例をもういちど挙げてみます。

ある日のこと、私が神奈川県某所で配布の仕事をしていたら、
同業者の固定スタッフのひとりから話を聞いて、
私の会社のスタッフの人が自分に宗教団体に入らないと罰が当たるよ、
と言われてしまった。「日蓮系」「罰が当たる」の台詞から、
私は顕正会だと推測しました。他にも学会とか他の団体も考慮に入れてました。
それから、ある消費者金融の会社員も「相談に乗って」と言われてついてきたら
勧誘され始めてビンタした、等と私に話してました。
このことをただちに会社に連絡しました。すると、担当者から、
今までの情報によると、電話番号を仕事で聞きだされた後、電話がかかってきて
しつこく勧誘されたから仕事やめたい、とのスタッフの話があって、調査中だった、
とのことでした。その後会社ではその件に関し調査をはじめ、私は知っているすべての情報を
会社に提供する傍ら、片っ端から同じスタッフや同業者などにも聞きだしました。
すると、ほとんどのかたが僕も私も、と答えました。しかもほぼ同時期です。
話によると、日本が滅びるとか、北朝鮮が攻めてくるとか、人類が滅びる…しまいには地獄に落ちる、
罰が当たる、命が小さくなる、と。肝心の仏法関係の話はありませんでした。
彼女が会員だと決定的にわかったのは、K-menというHPの教学部登用試験合格者名簿に
彼女の名前があったからでした。彼女は会社を辞めました。

そこから、私が考えるには、
短期間で数多くの人、彼女が会社に入りたての際私と遇っても話しなかった
→ノルマとかによる焦りの勧誘?
彼女の話→仏法の話がない
HPの日付→合格したのは1月→まだ入って間もないが、去年には入信しているものの、
他の上級試験には受かってないことから仏法が分からなかった
ということです。ただひとつ分からないのは、彼女がなぜ入会し、ここまで走ってしまったのか
ということです。それさえ分かれば彼女と話ができたのだが、今は会社をやめており、
連絡がつきません。
ただ、その後の話で、何人かが、別の人から過去に勧誘を受けたことがある、
と私に話してくれました。
この件をきっかけに、もしかしたら、このまま放置すれば危ない! と感じながらも、
でも、何かが分かるような気がして、このジェネレーションを終わらせることが
できるかもしれないと思いました。

独歩さんや私、他、この掲示板の経験者の方が力をあわせれば、顕正会の暴走は
止められると思います。独歩さんだけでなく、他の皆さんも…どうか、お願いいたします。

とここまで書いてみましたが、自分って文章力がない…。

しかしながら、少なくとも、顕正会には若者のほしがる何かのエネルギーが
あるような気がします。いい意味でも悪い意味でも。

292やーこ。:2002/11/07(木) 22:35
超連続レスすみませんです。

私が思ったのは、一般的に学会と顕正会は怖い所が違うという事です。

学会→出た後が怖い
顕正会→入る迄が怖い
あとの団体は対して怖くないと思います

293犀角独歩:2002/11/07(木) 23:04

やーこさん:

ご質問のところ、解決の方途を探る上で実に重要な点であると思います。
ですから、なるべくわかりやすく、具体的に記したいと思います。

>> 「カルトの外でしあわせな未来を思い描かせて」
> …この世が地獄絵のような世界…使えない

そのとおりですね。しかし、現実はそんな地獄図ではないですね。

> 西田氏…北朝鮮の言うことだけが正しいわけではないという認識作り

先のご質問と併せて、この二つは同じく社会心理学の立場から提言されるところです。
ここでまず留意すべきことがあります。
カルト、北朝鮮では共通点があります。それはたった一つの選択肢しかないという点です。カルト・メンバーは信仰世界の外で幸福になれると考えることはできません。北朝鮮の人はこの国以外で自分が生きていける考えることはできません。まず、これを前提にした提言なのです。

つまり、一つしかないと信じ込まれている選択肢は、「実は一つではない」という認識を与えるという点を西田先生もハッサン氏も言っているわけです。

また、宗教病理学の立場からすれば、他の選択肢を考えられない精神状態は、「妄想」に抵触していると見做されることになります。

妄想とはKarl Jaspersによれば「間違った考え」「強い確信」「訂正不能」ということになるわけです。このような病理にまで発展していなくても「外の世界では生きられない」「ここしかない」という間違った考えが強い確信となって訂正不能な状態になっているのがカルト・メンバーであるわけです。けれど、これは病理にまで発展していなければ、正しい情報、客観的な認識を得られれば、出口を見つけられることになります。

私がいつも唯一絶対信仰から脱却と言ってきたことはこの点です。

> 「どういうきっかけ」「誰の紹介」「どういう活動」

きっかけの多くは、やーこさんが示されているような特定情報を用いた(名簿など)無差別接触に基づく勧誘行為です。

誰の紹介という点については、知人・友人という知己の関係にある人。
活動内容については、やーこさんが記されている点と変わりません。

ここで、重要な点は、誰であっても、勧誘の虜になる可能性はあるということです。

294犀角独歩:2002/11/07(木) 23:05

―293からつづく―

> 顕正会の暴走は止められる…

顕正会に限らず、これらの勧誘を止める方途は、もっとも有効な手だては「予防」ということです。つまり、カルトとはどういうものか、与えられる教えとはどういうものかを前もって認知させることがもっとも勧誘の予防になります。

なお、常識・非常識の峻別は難しいという菊水護国さんのご指摘はそのとおりなのですが、カルト問題などで、通常言われる常識とは「科学的な」という意味合いで使われています。

たとえば「麻原彰晃が空中浮遊をするとは常識では考えられない」という場合の常識とは科学的に証明されてきたこと常識といい、それを否定したという意味合いです。。

しかし、ここで問題になるのは、「科学で証明できないことはある」という宗教者側から提示される反論です。各宗教にはそれぞれの常識があるであろうと言うことになります。しかし、カルト問題というレベルを扱うとき、このような宗教で言う常識は、取りあえずよけて考えます。それは宗教を否定しているからと言うより、宗教教義に係る正否は、科学は扱わない姿勢で一貫しているからです。

カルト入会は宗教的な側面と心理学的な側面を併せ持っています。
ですから、宗教的な側面は宗教教理からのアプローチを、心理的側面は科学的アプローチとその役割は分担されて、対処することになります。

通常、脱カルトといわれる問題は、科学に基づく対処です。つまり、科学的な常識に基づく、統計的経験主義に基づいて、その解決に当たることになります。ここでは科学的という限定はつきますが、常識は極めて重要な役割を果たすことになります。

もちろん、宗教的なアプローチも重要な意味を持ちます。この掲示板はその意味で最前の情報を提供しているでしょう。

> 若者のほしがる何かのエネルギーがある

これは何れの団体でも増加するところにはあります。
カルトとはある意味、夢を提供する装置であると思うとわかりやすいかも知れません。
人によってメリーゴーランド症候群などと表現する人もいます。

宗教世界は、科学的な証明を介在しませんから、テレビ、映画、小説と同じく、無限の、かつ制約のない夢を人々に与えることが可能です。ですから、それを一度、リアリティとして認識されるとき、信者は限りない至福感を得ることになっていきます。その結果、その世界から出たがらないことになっていきます。ここでは人々は祈れば願いは叶い、自分たちの活動で世界は平和になり、永遠の生命までも約束されます。

けれど、現実社会ではけっしてカルトが用意するような甘く魅力的な世界を提供してくれません。ですから、子供は、メリーゴーランドから降りたがらないように、遊園地から帰りたがらないように、いつまでも熱中してそこから離れようとしなくなるわけです。

ここ場では、強烈なエネルギーが生じ、それがさらにリアリティを強め、さらに人々が引き寄せる「場」を生み出していきます。

しかし、これは顕正会に限ることではありません。カルト(熱狂的な集団)と言われるところでは、常に生じる場の原理です。

私たちのように、そのようなグループを数百と知り、また、多くの宗教団体の信仰者と実際に面談しているものにとって、功徳と罰、唯一絶対も、宗教の数だけあるという認識を得ることになりますが、熱中する人々にって、その場は唯一絶対の安全圏と認識されることが常なのです。

以上、尽くせませんが、不明な点は何度でもお問い直しください。

295やーこ。:2002/11/08(金) 00:31
ご回答ありがとうございます。不特定多数との接触、ということなどについては、
わかりました。しかしそれだけですと、入会に踏み切るか、踏み切らないかの決め手が
わからないと思います。

たとえば、勧誘者の言葉の中に、「節目ごとにばちがあたるよ」とかいわれて、
3ヶ月たったら不幸なことがおきたから、入会したとか、あるいは、自分の悪い状態を
ずばり勧誘者に言われてしまったから入会した、とかあると思います。
入会にいたる、上の事例のような決め手があれば教えていただけますか?

昔は私の両親が脱会する平成2年頃までは、少なくとも高校生や若者たちが
今の勧誘方法をとるというのは全く聞きませんしほとんどありませんでしたが、
もしできたら、今の勧誘方法が定着した時期、またそのとき顕正会に何があったかを
おしえてください。
再び、よろしくお願いいたします。

296犀角独歩:2002/11/08(金) 00:47

やーこさん:

> 入会に踏み切るか、踏み切らないかの決め手

これは千差万別で、特に「これ」というものはないようです。
また、顕正会、創価学会などの場合、入会の敷居はかなり低いわけです。
ですから、入会は学校のサークル並み、その後、度重なる参加斡旋で、会に馴染みながら、いつしか活動家になっていくという過程が見られるように思います。

> 今の勧誘方法が定着した時期

この点については、私は情報が不足しています。
けれど、被害者家族との接点を持ち出した4年前には似たような訴えを既に受けていました。

勧誘方法の変遷は、私より、sunyaさん、あるいはワラシナさんなどが詳しいのではないでしょうか。

297やーこ。:2002/11/08(金) 01:39
また、ご回答ありがとうございます。

>ですから、入会は学校のサークル並み、その後、度重なる参加斡旋で、会に馴染みながら、いつしか活動家になっていくという過程が見られるように思います。

この点は、自分の法華講でも学会でもあると思いますが…

298犀角独歩:2002/11/08(金) 02:03

やーこさん:

> 自分の法華講でも学会でもある

そうですね。
ですから、顕正会だけ、ということは、では、なにがあるでしょうか?

299やーこ。:2002/11/08(金) 06:52
おはようございます。三時間しかねてません。

独歩さん、不思議ですよね、それ。

何故顕正会だけか、といいますと、多分、若者の入会及び遭遇率が高いということと、他の団体よりも活発だからだと思うのですが(眠い)、何だか不思議に感じた迄です。
いや、あとの団体がそんなに活動してないから目立たないだけなのかなぁ〜ふぁ〜あ。

通勤中です。

300ガンコ:2002/11/08(金) 09:05
顕正会はなぜあんなに折伏ができるのか? 注射でも打っているんじゃないか? というウワサがあるそうです。
わたくしは一度も打ってもらったことありませんけど。

301犀角独歩:2002/11/08(金) 10:00

> 300

でもね、やーこさん。私が大学生になったとき、「下種先がいません」と先輩に言ったら、「何を言っているか。中学・高校の名簿があるだろう」と言われたものでした。それで電話をかけまくって勧誘に走り、ついに相手が尽きたとき、その先輩曰く「何を言っているか、キャンパスに出てみろ。下種する人間が群れをなして歩いている」(笑)

これ、冗談のような話ですが、本当の話。

ですから、今の顕正会がやっていることは、創価学会もやっていたこと…、今もやっているかもしれません。ただ、要するに程度の違いということです。

ところが創価学会にはそれまで、本尊下付というハードルがあったわけです。また、仏壇を買って家に置くというただならぬ事態もあった。これが勧誘の障害になっていたわけです。これを撤廃して、かつ付加価値をつけたのが今回のアクセリーに縮小印刷の漫荼羅を仕込んだ、彼らが言う「携帯本尊」とかいう代物であるわけです。だから、あのアクセサリーまがいの代物は、うまく今まで障害になっていた部分をクリアしたわけです。

顕正会では漫荼羅下付はしない分、付加価値では創価学会が勝ったということなのでしょう。

こう見ていくと法華講だけがまとものような気がしますが、結局のところ、やーこさんが納得しないように、それまでの戒壇義を外してしまったり、天皇崇拝をやめてしまったりと、時代に迎合して、教義の変更をしてしまっているわけです。

もちろん、私は事檀否定論者ですが、しかし、石山教義は天皇事檀論であるわけです。それなのにそれを放棄しています。

これ要するに大石寺系グループはどこもかしこも不正直、(社会的な観点から見れば)非常識と私には映ずると言うことです。

302菊水護国:2002/11/08(金) 10:21
タウンページを片っ端から当たって「そちらは創価学会の○○さんですか」と聞きまくる団体も現在も正宗内にありますがね。
ちなみに学会員で無かったら「すいません。間違いました」と言うんだがね。
「ちょっと待て。何宗でも折伏してやれよ(笑)。」

303アヤエ:2002/11/08(金) 10:39
独歩さん、やーこさん
顕正会が今のような活発な勧誘活動をいつからしているのかは知り得ませんが
私の友人から聞いた事ですが、折伏する事によって功徳がある、という教えからでは
と思い当たります。この折伏の意味を会員である友人に聞いたところ
「仏法の話しを人に伝える事だ」と言う事でした。
これは 折伏の意味がずいぶん軽いものになっているのではないのでしょうか。
折伏の本当の意味を私は知りませんが、そんな簡単なものとは思えないのです。
それから 折伏とは縁のある方にするもので、人を選んではいけない そうです。
そして、一人でも多く話す事で功徳が得られます。
それに 折伏した相手にも日蓮様と縁ができ、それは幸せな事であると考えています。
なんだか悪循環と言うか、活動に拍車がかかるのが分かるような気がしませんか?
だんだん、折伏するといい事がある、という風に簡単な修行のようなものとして
会員の皆さんに浸透してるのではないでしょうか。
そこに日本経済の破綻、大地震の予言(?)広宣流布のタイムリミット
これらの要素が活動をさらに拍車をかけているのではないでしょうか。

私の友人は 以前 勧誘された時には入信勤行までしたのですが、
その後家族に反対されて退転してました。
退転中にいろいろ辛い事があり、別の顕正会員に再び勧誘され それらの辛い出来事は
すべて罰だと言われ 信心するに至ったわけですが
退転していたことを挽回できるように、朝から晩まで一生懸命活動しているように見えます。

ガンコさん
会員の方が注射を打っているなんて 酷い中傷ですね。
私はそんな事があるとは思えません、一般の人々が宗教にただならぬ偏見を持っていて
憶測で誰かが言った事が「薬をやっている」という噂に発展したと思います。
でも 聞く耳を持たず 喋りたい事だけをしつこく言ってくる様子は 一般人から見て
とても異様に感じるのではないでしょうか。
それにしても真面目な信者さんには迷惑なうわさですよね。お察しします。

304アヤエ:2002/11/08(金) 11:49
やーこさん
>アヤエさんにもうひとつ。
>これって、顕正会のみならず他の団体にもあてはまることではないでしょうか。
>本人たちは、その辺の思考があまりないと思います。
>しかしながら、一般的に、良かれと思ってやっていることがはずれだった、
>ということはよくある話です。

そうですね、顕正会だけが当てはまることではありません。
友人も自分の為、ひいては家族の為、日本の為 と考えているようですから。
では 問題なのはどこなんでしょうか

>仕事をして、家庭円満であれば、平和か、と思えばそうではないみたいです。
>人間は病気をします。思わぬ運命にも遇います。など、
>そういう突発的なイベントによって人生や世界が変わってしまうことを考えると、
>結局、宗教活動に頼らざるを得ないのではないでしょうか。

そうなんです、私も考えました。私も何か予測ができない事が起きたら
今と同じように顕正会を否定できるのか、友人はなんと言うだろう、罰だというだろうか。
でも思うのは 現在起きていることは過去でしてきた事の結果なのです。
原因は過去にあるのです。
本人が悪いばかりとは言えません、でもすべての現象には何か役割があるんじゃないかと思います。
自分の役割を当たり前にこなす、これは基本中の基本だと思うのです。

地震などは日本にいれば絶対に起こるのですから
それが怖いなら地震のない所へ引越せば良いのです。

宗教は必要ないとは考えてません。だけどそこに依存するのは違うように思うのです。
顕正会は特に自分達だけは、と言う考えがどうもチラチラと見えてしまうのです。

顕正会の方々が仏教は終っている宗教だ、と言いますが終るものなのでしょうか。
仏の教えを少し聞いた事がありますが、とても広い尊い、そして偉ぶらない教えで
とても感動した覚えがあります。
その心を揺さぶるような教えが、最近聞く宗教にはないような気がしました。

なんだかまとまりのない文章になりましたが。。。

305五月雨:2002/11/08(金) 12:03

横レス失礼致します。

アヤエさんご自身も顕正会員だそうですね、嫌々ながら入会されたという経緯があるけれど「心から信仰したことは一度も」無いのですね。だけども教義に中々お詳しいのは、いつも心配されているお友達とかなり対話をされたから、知り得たことなのでしょうね。

アヤエさんは心優しい方ですから、お友達が顕正会の教えにのめり込んでいく様が心配で心配で堪らないと思うのですが、アヤエさんご自身のことはどうなのでしょうか。

「マインド・コントロールとは何か」という本の中に、こんな記述がありました。

『軽はずみな接触』
「多くの人は「やってみなきゃあ、わからない。とりあえず、経験してみてからでも遅くない」という軽い気持ちで接触してゆくが、それは非常に要注意なのである。」

アヤエさんの場合は仕方が無しに入会されたみたいですが、嫌だと言えなかったのが「軽はずみな接触」になると思うのです。アヤエさんは今はまだ顕正会のおかしさが見えているけれども、何がどんなきっかけになって、そのおかしさが見えなくなるかも知れません、私はそれを心配するのです。お友達はもうマインド・コントロールの世界にどっぷりと浸かってしまっているから聞く耳を持ちませんでしょう、何を言っても無駄だと判っていると思います。けれど、アヤエさんはまだ引き返せます。アヤエさん御自身がカルト・マインド・コントロールの扉を開けて、一歩を踏み出していることに気づいて下さい。

学会でも法華講でもそうでしたが、「活動家を増やす活動」がありました。すなわちマインド・コントロールを深くかける活動です。きっと顕正会でもあるでしょう、その手がアヤエさんに行き着く前に、アヤエさんは一切顕正会からの関わりを絶たないと引きずり込まれる可能性はあると思います。
「活動家を増やす活動」をしてきて、活動家が増えていく様を実際に見てきた私の経験です。

306犀角独歩:2002/11/08(金) 12:17

> 305

私も五月雨さんのご意見に賛成ですね。
おかしいと思うことは継続しないこと。
友人の心配をするより、先ずご自身が脱会することが先決であると思います。

会をやめても、なにも悪いことは起こりませんよ。
せいせいするだけです。

307やーこ。:2002/11/08(金) 13:22
休憩中でぐったりしていて書き込み読み切れてないのでひとつだけ書いて後はパソコンで。

注射の件
もしかしたら、緑の注射の事でしょう。正体は知りませんが、研修会の時に打たれるものらしい。真実かどうかも分からないが、確かK-menのHPにあったような。

308アヤエ:2002/11/08(金) 13:26
五月雨さん 独歩さん
ご心配いただきましてどうもありがとうございます。
私の家族も お二人がご指摘頂いている事をとても心配しています。

実は折伏された時は心が揺らいでしまいました。
家族に帰ってからすぐに話したところ、家族会議になり 自分自身の目が覚めた感じでした。
言付けを守って3ヶ月間誰にも相談できずにいたら きっと私も今頃は友人と一緒に活動していたでしょう。
 これが洗脳というものか という自覚をした事がありました。
入信した時に買った数珠とお経本をしばらくの間罰が怖くて処分できずにいた事です。
たった5時間ほどの折伏で、マインドコントロールができてしまうものなのだという事を
その時痛感し、友人との縁を切ろうかと考えた事がありました。
後日、信頼できる方に事情を話し 脱会届けを出した方が良いかという事について
相談したところ、勧誘した相手に信仰する意思のない事を伝え、その教団の活動をせず、
そこの為にお金を使わずにいれば 事実上の会員とは言えないので どちらでもいいのでは、
と言う返答をいただきました。
内容証明で脱会届を書く事も考えましたが、それをどう扱われるか分かりませんし
信仰とは心の問題で、心から信仰していないのであれば会員とは言えない、と
半ば開き直り 脱会届を出さずにいました。

ところが、友人の身内の方から電話がありまして、「○○が迷惑をかけたようで」
と できれば会ってお話がしたい と言うような申し出がありました。
勧誘され入会してしまった事を話すと 脱会届を私に出してきて
ここに署名をして欲しい と言われました。よくよく聞いてみると、その方は学会の方でした。
私としてはどっちでもよかったのですが、その方がそれが友人の為でもあるので
どうしても署名して欲しい と言うことでそこにサインをしました。
後日 その話しは友人の知る事となり、サインした事について「何の意味もない事」と言ってました。
その時は学会の方と顕正会の友人の争いに巻き込まれたような気分になりました。
しかし それは最初にハッキリと断わる事をしなかった自分に原因があるので反省してます。

以前このスレに 自分は顕正会員であると言いましたが、私自身そういった自覚はありません。
今はマインドコントロールについて書かれた著書を いろいろ読んで勉強してます。
友人がこんな事になって 悲しい事でしたが 私がカルト宗教について真剣に考えるきっかけになったと思います。
こういった危険が極身近にあるなんて思ってもいなかったのです。
友人は私に大変貴重な経験をさせてくれたのかもしれないとも 最近は考えます。
そして友人が気付いた時に 絶対に責めたりせず 適切な対応ができたら良いと考えて
マインドコントロールについて勉強しています。
ここで皆さんの意見交換を読み 接する事はその危険から身を守る事だと思います。
これからもご意見ご指摘、宜しくお願いいたします。

309アヤエ:2002/11/08(金) 13:29
やーこさん
注射の件、、本当ですか?? それなら大変な事ですね。顕正会はそんな事まで… 
上の書きこみが済んで やーこさんの書き込みを見付けてすごく驚きました。
何かの間違いという事を祈ります…

310アヤエ:2002/11/08(金) 13:40
連続書き込み失礼します。。

五月雨さん
教義に詳しいかどうか分かりませんが 祖母が小さい時に仏様に関する漫画を私に与えてくれてました。
とても分かりやすい漫画でした。祖母の家でその本を読むのがとても楽しみでした。
内容的には「人のものを盗ってはいけない」とか当たり前の事が描いてあったように覚えてます。
私の知っている仏様の教えのベースはここからきてるのだと思います。
べつの親戚では 神社を守っている人もいて 遊びにいくとお説教をしてもらいます。
私はとても良い話しだと思って聞いていました。
聖書も分かりやすく描かれた漫画があって ちょっとだけ読んだ事があり それも良い事が描いてあるな
くらいに思ってました。ほんのちょっとかじっただけですが
宗教と言うか信仰にとても興味があるので 旅行先でもその国や地方で信仰されてるものを
見聞きするのが好きなのです。
もしかして これがマインドコントロールされていると言う事なのでしょうか。。

311五月雨:2002/11/08(金) 14:54

アヤエさん

アヤエさんの書き込みを読むと、少し優柔不断なところがあるのではと思います。これからは誰かから誘われた時には、会う前に必ず用件の確認をして会われた方がいいと思いますよ、用件を濁す人はろくでもない話しかしない人だと思って会われないことです。
もうひとつ思うのは、すべてお友達のこととして、まるで他人事に全てを受け止めていることが気になります。もっと危機感を持って、自身の問題としての解決をされたらいかがでしょうか。

>もしかして これがマインドコントロールされていると言う事なのでしょうか。。

アヤエさんの読まれているマインド・コントロールの書かれた著書には、どう書かれていますか。照らし合わせてご自分の頭で考えてみてください。
自分の頭で考えられないのがマインド・コントロールの特徴です。

312顕正居士:2002/11/08(金) 14:56
アヤエさん。はじめまして。

>勧誘した相手に信仰する意思のない事を伝え、その教団の活動をせず、
>そこの為にお金を使わずにいれば 事実上の会員とは言えないので 
>どちらでもいいのでは、と言う返答をいただきました。

会費の規定がある場合は契約の条項にしたがって解約しませんと、未納会費
が累積します。会費の規定がない場合は「入会」にいかなる意義もないので、
「脱会」する必要もありません。ご相談の通りであります。

313アヤエ:2002/11/08(金) 16:45
>五月雨さん
私が入信に至った件は私の優柔不断が招いた事です。当時の事を振り返ると本当に自分の
いい加減さがよくわかります。分かっていて恥をしのんで書き込みました。
この件があったのは二年近く前の事です。そしてその頃から顕正会についてカルトについて
考えて いろいろなHPを見させていただき自分なりに勉強してきました。
だから 一般の方よりは知識があるのかもしれません。
他人事のように見えたなら誤解だと思います。もちろん当時は困惑しましたが
長く関わるにつれ 怖がるのではなくカルトとはどういうものか知る方がいいのでは
と考えるようになりました。 今読んでいる本は朝日新聞社から出ている本です。
読んでいる限り 自分と当てはまらないと思います。

以前マインドコントロールを勉強する前に 洗脳されている人間の対応の仕方が
分からずに 友人に指摘した事がありました。その時彼女はマインドコントロールされている
という事について 激しく否定しました。自分の意思で行動しているのだと。
五月雨さんに指摘されてドキッとしました。大丈夫と思う自分と 洗脳されてる人間は
自分が洗脳されているなんて気付いていないのだというのを思い出したからです。
危機感をまったく持っていないわけではありません、
危機感を持っているからこそ 時々友人と連絡をとって様子を見ているのです。
でも 五月雨さんのご指摘で 友人から離れて自分の時間を取り戻した方がいいのでは、、
そういう選択もあると分かって関わってきたつもりでしたが・・・
いつのまにか意地になっていたかもしれません。

314アヤエ:2002/11/08(金) 17:17
考えれば 自分が友人を脱会に導けるかもしれないなどとおごった考えが
心のどこかにあったのかもしれません。友人から慢心していると言われても
仕方ないのかもしれませんね…
きっかけになってくれたら と期待していたのは確かに自覚してます。
うーん・・・
書けば書くほどいいわけがましいので、ちょっと頭を冷やしたいと思います。
ロムは欠かさないと思いますので これからも宜しくお願いします。

315犀角独歩:2002/11/09(土) 10:11

このスレッドのテーマは「カルトっぽい」

特定の団体とその長がカルトっぽいかどうか、それを見極めるのは簡単です。
その構成員、信者に、自分が所属している団体の間違っている点を聞いてみればよいわけです。

カルトでは自分たちの団体と長の間違っている点を示せないところに特徴があります。

また、その信者も「うちの団体と、ここは間違っている」と率直に語れる人であれば、カルト度は低いと言えるでしょう。

・団体(集団)と自分の心の健康チェックは以下のところで

■集団健康度チェック
 http://www.cnet-sc.ne.jp/jdcc/GHI/

チェックしただけでは、なにも転送されませんから、皆さんもチェックしてみてください。学術研究に協力する意思のある方は是非とも送信を。

316五月雨:2002/11/09(土) 11:14

アヤエさん

>書けば書くほどいいわけがましいので、ちょっと頭を冷やしたいと思います。
ロムは欠かさないと思いますので これからも宜しくお願いします。

ご自身の問題だと受け止められたのですから、ロムするだけでは無くて、これからはご自身のことを書かれたらいかがでしょうか。

お友達がもしもこの掲示板を読まれた時に、アヤエさんご自身が悩まれて打開されていく姿から何かを感じられることがあるかも知れないですね。

私の方こそこれからもどうぞよろしくお願い致します。

317ガンコ:2002/11/09(土) 11:40
じぶんでは結構カルト度低いと思ってるんですけどねぇ。
端から見ればまだまだなのかしら。

318犀角独歩:2002/11/09(土) 12:35

ガンコさん:

嫌みでも何でもなく、カルトっぽく見えますよ。
だって、私が書くことの中で自分に都合の悪いところはちゃんとよけて、見なかったこととして、自分を守り続けていますもの。
脱カルトというのは徹底して自分を客観的に見ていくこと、情報を自分の都合で選び・使い分けないことですよ。

集団健康度チェックで、確認してみるとよいでしょうね。

319ガンコ:2002/11/09(土) 17:40

ただ今より、集団健康度チェック判定結果を発表します。

1.入脱会の自由に対する侵害 1〜15 の合計得点 12
2.信教・思想の自由に対する侵害 16〜25 の合計得点 9
3.通信・居住の自由に対する侵害 26〜32 の合計得点 0
4.性・子供の権利に対する侵害 33〜42 の合計得点 1
5.健康・文化的生活の権利に対する侵害 43〜 60 の合計得点 5
6.民主教育に対する侵害 61〜 69 の合計得点 2
7.組織の民主制に対する侵害 70〜 87 の合計得点 3
8.プライバシーに対する侵害 88〜93 の合計得点 2
9.その他の人権に対する侵害 94〜114 の合計得点 9
総合健康度 全項目の合計 43

以上、報告を終わります。

320犀角独歩:2002/11/09(土) 18:20

ガンコさん:

私のところに相談を寄せるご家族からの情報で顕正会員をチェックすると大体160点前後となります。

それに比べれば、ガンコさんの得点は極端に低いことになります。が、それをわざわざ発表してみせる理由は何でしょうかね。

参考に記せば、私はチェックしても0点でした。

321犀角独歩:2002/11/09(土) 18:59

ちなみに私がもっとも過激かつ、熱心に活動しているときを正直にチェックした結果は以下のとおりです。ここから0点に戻るには、30年近い歳月と、多く犠牲、そして学びと努力が必要でした。


1.入脱会の自由に対する侵害 1〜15 の合計得点 36
2.信教・思想の自由に対する侵害 16〜25 の合計得点 27
3.通信・居住の自由に対する侵害 26〜32 の合計得点 0
4.性・子供の権利に対する侵害 33〜42 の合計得点 8
5.健康・文化的生活の権利に対する侵害 43〜 60 の合計得点 21
6.民主教育に対する侵害 61〜 69 の合計得点 17
7.組織の民主制に対する侵害 70〜 87 の合計得点 37
8.プライバシーに対する侵害 88〜93 の合計得点 18
9.その他の人権に対する侵害 94〜114 の合計得点 57

   総合健康度 全項目の合計 221

322ガンコ:2002/11/09(土) 20:00
統計というのは虚心坦懐を前提とするものです。正直に申し上げたまでです。
第一、じぶんの点数がなにを意味するか、わかっていませんでした。
独歩さんの零点というのは顕正会を対象にしたものではないですよね?

323犀角独歩:2002/11/09(土) 20:30

ガンコさん:

> 正直に申し上げたまでです

この言葉を信じます。
ここで、問題意識をもって考えられ程ですから、点数が低いのは当然かも知れません。
でも一般的な活動をしているだけでも、もう少し高くなると思えますから、実はかなり顕正会の活動、及び教義には疑問を持っておられるのか?と拝察しました。

> 顕正会を対象にしたものではないですよね

これはもちろん違います。
私は顕正会の経験はありません。
現時点で、私はどこの組織に所属していませんし、科学的検証に耐えない教えは、全部、排除しているから0点となるのでしょう。

でも大乗仏教と言われるものを信奉しているとすれば、加点されるのは当然ではないでしょうか。むしろ一般の会社員の人でも、会社を集団と見做して、チェックしても加点されるはずです。特に営業職にあるような場合、加点率は上がるでしょう。私は会社員でもありませんから、この点でも加点される該当はないわけです。

得点の意味するところは集団健康チェックのところにもジャンプが設けられていましたが、以下の中間報告を参考にされれば、目安になるでしょう。

http://www.cnet-sc.ne.jp/jdcc/GHIweb/ol002_nishida.html

324やーこ。:2002/11/10(日) 09:27
今度は法華講について近くレスしたいと思います。
今朝、うちの青年部長にメールを出しました。
それを載せますので、ご意見下さい。
尚、個人名、支部名は伏せさせて頂きます。

325犀角独歩:2002/11/10(日) 09:55

○『報恩抄』に見る日蓮の他国侵逼難観
 ―興門所伝と相違する日蓮の国・王観―

先頃、復刊になった高木豊師著『日蓮』でも指摘されていたことであるけれど、日蓮の他国侵逼難観は、蒙古・賢王=神、という伏線に基づいて展開されたものでした。この賢王を神とする点は血脉抄の記述(王=菩薩)を受ける興門流の所伝と相違し、賢王が蒙古国王であるとする点とも相違します。

文応元年(1260)7月16日『立正安国論』の記述は、建治2年(1275)7月21日時点の『報恩抄』、すなわち15年後と同様の国・王観に基づいていたかどうか不明ですが、以下の点は真跡にしっかりと残された日蓮の考えです。

「正法を行ずるものを国主あだみ、邪法を行ずる者のかたうど(方人)せば、大梵天王・帝釈・日月・四天等・隣国の賢王の身に入りかわりて其の国をせむべしとみゆ」

特筆しておくべき点は、ここで「国主」とされるところです。
日本は国“主”とするのに、隣国は賢“王”とされている点です。
『立正安国論』は、北条時頼に上奏されたのであって、当時の国王・亀山天皇になされたものではありません。

ここから考えると日蓮が言う国主とは実質的な執政者であり、当時で言えば武家の大将を指していたと考えられることになります。

要は、「国主=執政者・武家大将が正法を行ずる日蓮を仇み、念仏・真言という(日蓮から見た)邪法を行ずるものの味方をしたので、梵帝・日月・四天が蒙古国・賢王に身に入れ替わって、日本を攻める」というのが日蓮の他国侵逼難観であったと見られます。ここでは隣国の王を賢王といい、罪悪視することは一顧も与えていない点も注目されます。

326犀角独歩:2002/11/10(日) 17:33

○真跡に見る「国主」語の使用

真跡に見られる「国主」語の、意味が取れる使用は以下のとおりです。

『災難興起由来』正元2年(1260)2月上旬39歳
「人身を受て国主と成るは必ず五戒十善に依る」

『真言諸宗違目』文永9年(1272)5月5日51歳
「大阿修羅王有り。禅宗・念仏宗・律宗等の棟梁(とうりょう)の心中に付け入りて、次第に国主国中に遷(うつ)り入りて賢人を失ふ」

『祈祷抄』文永9年(1272)51歳
「国主と成り給ふ事は、過去に正法を持ち仏に仕ふるに依って、大小の王皆梵王・帝釈・日月・四天等の御計らひとして郡郷を領し給へり」

『顕仏未来記』文永10年(1273)閏5月11日52歳
「悦ばしいかな未だ見聞せざる教主釈尊に侍(つか)へ奉らんことよ。願はくは我を損ずる国主等をば最初に之を導かん」

『国府尼御前御書』文永11年(1274)6月16日53歳
「結句は国主より御勘気二度、一度は伊豆の国、今度は佐渡の島なり」

『太田殿許御書』文永12年(1275)1月24日54歳
「所詮天台・伝教の如き聖人、公場に於て是非を決せず、明帝(めいてい)・桓武(かんむ)の如き国主之を聞かざる故か」

『新尼御前御返事』文永12年(1275)2月16日54歳
「此の法門弘通せんには「如来現在猶多怨嫉況滅度後」「一切世間多怨難信」と申して、第一のかたきは国主並びに郡郷等の地頭・領家・万民等なり」

『曽谷入道殿許御書』文永12年(1275)3月10日54歳
「例せば王女(おうにょ)と下女(げにょ)と天子の種子を下さヾれば国主と為(な)らざるが如し」

『曽谷入道殿許御書』文永12年(1275)3月10日54歳
「国主持者を誹謗(ひぼう)せば位を失ひ、臣民行者を毀呰(きし)すれば身を喪(ほろぼ)す。一国を挙(こぞ)って用ひずんば、定んで自反(じほん)・他逼(たひつ)出来せしむべきなり」

『法蓮抄』建治元年(1275)4月54歳
「当に知るべし、此の国に大聖人有りと。又知んぬべし、彼の聖人を国主信ぜずと云ふ事を。問うて云はく、先代に仏寺を失ひし時何ぞ此の瑞なきや。答へて云はく、瑞は失の軽重によりて大小あり。此の度の瑞は怪しむべし。一度二度にあらず、一返二返にあらず、年月をふるまヽに弥(いよいよ)盛んなり。之を以て之を察すべし、先代の失(とが)よりも過ぎたる国主に失あり、国主の身にて万民を殺し、又万臣を殺し、又父母を殺す失よりも聖人を怨む事彼に過ぐる事を」
「此の国の一切の僧は皆提婆・瞿伽利(くがり)が魂を移し、国主は阿闍世王・波瑠璃(はるり)王の化身なり」

『撰時抄』建治元年(1275)6月10日54歳
「国主等其のいさめを用ひずば、隣国にをほせつけて彼々の国々の悪王悪比丘等をせめらるヽならば、前代未聞の大闘諍一閻浮提に起こるべし」
「我並びに弟子等をとがせし国主・山寺の僧等が身に入って、或は謀反(むほん)ををこし、或は悪事をなして、皆関東にほろぼされぬ」
「今の大地震・大長星等は国主日蓮をにくみて、亡国の法たる禅宗と念仏者と真言師をかたうど(方人)せらるれば、天いからせ給ひていださせ給ふところの災難なり」
「此の国に智人あり。国主此をにくみて、あだ(怨)すという事も又疑ひなし」
「王に近きもの、王に心よせなる者、我がたっとしとをも(思)う者のいうことなれば、理不尽(りふじん)に是非を糾(ただ)さず、彼の智人をさんざんとはぢ(恥)にをよ(及)ばせなんどせば、其の故ともなく其の国ににわかに大兵乱出現し、後には他国にせめらるべし。其の国主もう(失)せ、其の国もほろびなんずととかれて候」

『強仁状御返事』建治元年(1275)12月26日54歳
「我が国を逼(せ)むべき由兼ねて之を知る。故に身命を仏神の宝前に捨棄(しゃき)して刀剣・武家の責めを恐れず、昼は国主に奏し夜は弟子等に語る」

『減劫御書』建治元年(1275)54歳
「今の代には正嘉の大地震、文永の大せひせひ(彗星)の時、智慧かしこき国主あらましかば、日蓮をば用ひつべかりしなり。それこそなからめ、文永九年のどしうち(同士打)、十一年の蒙古のせめの時は、周の文王の太公望をむかへしがごとく、殷の高丁王の傅悦(ふえつ)を七里より請(しょう)ぜしがごとくすべかりしぞかし」

327犀角独歩:2002/11/10(日) 17:39

―326からつづく―

『松野殿御消息』建治2年(1276)2月17日55歳
「法華経を持つ人は男ならば何(いか)なる田夫(でんぷ)にても候へ、三界の主たる大梵天王・釈提桓因(しゃくだいかんにん)・四大天王・転輪聖王(てんりんじょうおう)・乃至漢土日本の国主等にも勝れたり。何(いか)に況(いわ)んや日本国の大臣・公卿(くぎょう)・源平の侍(さむらい)・百姓等に勝れたる事申すに及ばず」

『兄弟抄』建治2年(1276)4月55歳
「法華経の行者をあだ(仇)む国主にあへり」

『報恩抄』建治2年(1275)7月21日55歳
「仏法を習ひ極めんとをも(思)わば、いとまあらずば叶ふべからず。いとまあらんとをもわば、父母・師匠・国主等に随ひては叶ふべからず」
「国主は但一人なり、二人となれば国土おだ(穏)やかならず」
「国主これをあだ(怨)み数百人の民に或は罵詈(めり)、或は悪口(あっく)、或は杖木(じょうもく)、或は刀剣、或は宅々ごとにせ(塞)き、或は家々ごとにを(追)う。それにかなはねば我と手をくだして二度まで流罪あり。去ぬる文永八年九月の十二日には頚(くび)を切らんとす」
「正法を行ずるものを国主あだみ、邪法を行ずる者のかたうど(方人)せば、大梵天王・帝釈・日月・四天等・隣国の賢王の身に入りかわりて其の国をせむべしとみゆ」

「人ごとに真言を尊(とうと)む、真言は国をほろぼす悪法という。国主は禅宗を尊む、日蓮は天魔の所為というゆへに。我と招けるわざわひなれば人のの(罵)るをもとが(咎)めず」

『四信五品抄』建治3年(1277)4月初旬56歳
「仏法漸(ようや)く廃(すた)れ、王法次第に衰(おとろ)へ、天照太神・正八幡等の久住の守護神(しゅごじん)は力を失ひ、梵(ぼん)・帝(たい)・四天は国を去って已(すで)に亡国と成らんとす。情(こころ)有らん人誰か傷差(いたま)ざらんや。所詮三大師の邪法の興(おこ)る所は所謂東寺(とうじ)と叡山(えいざん)の総持院(そうじいん)と園城寺(おんじょうじ)との三所なり。禁止せずんば国土の滅亡と衆生の悪道と疑ひ無き者か。予粗(ほぼ)此の旨を勘(かんが)へ、国主に示すと雖も敢へて叙用(じょよう)無し。悲しむべし悲しむべし」

『下山御消息』建治3年(1277)6月56歳
「法華経と涅槃経との仏鏡をもって、当時の日本国を浮かべて其の影をみるに、誰の僧か国主に六通の羅漢の如くたとまれて、而も法華経の行者を讒言(ざんげん)して頚をきらせんとせし。又いづれの僧か万民に大菩薩とあをがれたる。誰の智者か法華経の故に度々処々を追はれ、頚(くび)をきられ、弟子を殺され、両度まで流罪せられて最後に頚に及ばんとせし」
「彼の国主の僻見(びゃっけん)の心を推するに、日蓮は阿弥陀仏の怨敵、父母の建立の堂塔の讎敵(しゅうてき)なれば、仮令(たとい)政道をまげたりとも仏意には背かじ、天神もゆるし給ふべしとをも(思)はるゝか、はかなしはかなし」
「相州は謗法の人ならぬ上、文武きはめ尽くせし人なれば、天許して国主となす。随って世且く静かなりき。然るに又先に王法を失ひし真言漸く関東に落ち下る」
「先づ大地震に付いて去ぬる正嘉元年に書を一巻注したりしを、故最明寺の入道殿に奉る。御尋ねもなく御用ひもなかりしかば、国主の御用ひなき法師なればあやまちたりとも科(とが)あらじやとおもひけん」
「国主も讒言(ざんげん)を収(い)れて、流罪し頭にも及ばんずらん」
「抑(そもそも)日本国の国主となりて、万事を心に任せ給へり。何事も両方を召し合はせてこそ勝負を決し御成敗(ごせいばい)をなす人の、いかなれば日蓮一人に限りて、諸僧等に召し合はせずして大科に行なはるらん」
「孔子の云はく「身をわするゝ者あり。国主と成りて政道を曲ぐる是なり」云云。将(はた)又国主は此の事を委細には知らせ給はざるか」
「日蓮が出現して、一切の人を恐れず、身命を捨てゝ指し申さば、賢(けん)なる国主ならば子細を聞き給ふべきに、聞きもせず、用ひられざるだにも不思議なるに、剰(あまつさ)へ頚に及ばんとせしは存の外の次第なり」
「法華経守護の釈迦・多宝・十方分身の諸仏・地涌千界・迹化他方・二聖・二天・十羅刹女・鬼子母神は他国の賢王の身に入り易(か)はりて国主を罰し国を亡ぜんとするをしらず。真(まこと)の天のせめにてだにもあるならば、たとひ鉄囲山(てっちせん)を日本国に引き回(めぐ)らし、須弥山(しゅみせん)を蓋(おお)ひとして、十方世界の四天王を集めて、波際(なぎさ)に立ち並べてふせがするとも、法華経の敵となり、教主釈尊より大事なる行者を、法華経の第五の巻を以て日蓮が頭(こうべ)を打ち、十巻共に引き散らして散々に踏(ふ)みたりし大禍は、現当二世にのがれがたくこそ候はんずらめ。日本守護の天照太神・正八幡等もいかでかかゝる国をばたすけ給ふべき」

328犀角独歩:2002/11/10(日) 17:39

―327からつづく―

『松野殿御返事』建治4年(1278)2月13日57歳
「然るに予は凡夫にて候へども、かヽるべき事を仏兼ねて説きを(置)かせ給ひて候を、国主に申 しきかせ進(まい)らせ候ひぬ。其れにつけて御用(おんもち)ひは無くして弥(いよいよ)怨をなせしかば力及ばず、此の国既に謗法と成りぬ。法華経の敵(かたき)に成り候へば三世十方の仏神の敵と成れり。御心にも推(すい)せさせ給ひ候へ」
「其の時其の国に持戒(じかい)・破戒(はかい)等の無量無辺の僧等集まりて国主に讒言(ざんげん)して、流し失ふべし」と説かれたり。然るにかヽる経文かたがた符合(ふごう)し候ひ了(おわ)んぬ」

『治病大小権実違目』弘安元年(1278)6月26日57歳
華厳(けごん)経・深密(じんみつ)経・般若(はんにゃ)経・大日(だいにち)経等の権大乗の人々、各々劣謂勝見(れついしょうけん)を起こして、我が宗は或は法華経と斉等、或は勝れたりなんど申す人多く出来し、或は国主等此を用ひぬれば、此によて三毒・八万四千の病起こる」
「人王第三十代並びに一・二の三代の国主並びに臣下等、疱瘡(ほうそう)と疫病に御崩去(ごほうぎょ)なりき」
『種々物御消息』弘安元年(1278)7月7日57歳
「譬へば謀反のものをしりながら国主へ申さぬとが(失)あり」
「かの人々は諸人ににく(憎)まれたりしかども、いまだ国主にはあだ(怨)まれず。これは諸人よりは国主にあだまるヽ事父母のかたきよりも、す(過)ぎたりとみよ」

『千日尼御前御返事』弘安元年(1278)7月28日57歳
「たすけんとする日蓮かへりて大怨敵とをもわるヽゆえに、女人こぞりて国主に讒言(ざんげん)して伊豆国へながせし上、又佐渡国へながされぬ」
「日蓮佐渡国へながされたりしかば、彼の国の守護等は国主の御計ひに随って日蓮をあだむ」

『兵衛志殿御書』弘安元年(1278)9月9日57歳
「命つれなくて生きたらん眼(まなこ)に見よ。国主等は他国に責めわたされ、調伏の人々は或は狂死、或は他国或は山林にかく(隠)るべし」

『神国王御書』弘安元年(1278)歳
「国主をたづぬれば神世十二代、天神七代地神五代なり…」
「此に日蓮大いに疑って云はく、仏と申すは三界の国主、大梵王・第六天の魔王・帝釈(たいしゃく)・日月・四天・転輪聖王(てんりんじょうおう)・諸王の師なり、主なり、親なり。三界の諸王は皆此の釈迦仏より分かち給ひて、諸国の総領・別領等の主となし給へり」
「此の三師を用ふる国主終(つい)に皇法尽き了(おわ)んぬ。明雲座主の義仲に殺され、承久に御室(おむろ)思ひ死にせし是なり」

『閻浮提中御書』弘安元年(1278)57歳
「国主は讒臣(ざんしん)等が凶言ををさ(収)めてあだをなせしかば、凡夫なれば道理なりとをもいて退する心なかりしかども、度々あだをな□(す)」

『諌暁八幡抄』弘安3年(1280)12月59歳
「去ぬる弘長と又去ぬる文永八年九月の十二日に日蓮一分の失(とが)なくして、南無妙法蓮華経と申す大科に、国主のはからいとして八幡大菩薩の御前にひ(引)きは(張)らせて、一国の謗法の者どもにわらわせ給ひしは、あに八幡大菩薩の大科にあらずや」
「真言・禅・念仏者等の讒奏(ざんそう)に依りて無智の国主留難(るなん)をなす。此を対治すべき氏神八幡大菩薩、彼等の大科を治せざるゆへに、日蓮の氏神を諌暁(かんぎょう)するは道理に背くべしや」

329犀角独歩:2002/11/10(日) 18:04

以上のように、日蓮の国主の用法は多岐に亘りますが、当時の国主とは立正安国論・上奏の対告衆を指していることは明らかです。

また、注目するべき点は『神国王御書』の「此に日蓮大いに疑って云はく、仏と申すは三界の国主、大梵王・第六天の魔王・帝釈(たいしゃく)・日月・四天・転輪聖王(てんりんじょうおう)・諸王の師なり、主なり、親なり。三界の諸王は皆此の釈迦仏より分かち給ひて、諸国の総領・別領等の主となし給へり」の一節です。

ここには後代、展開される垂迹説(仏本神迹・神本仏迹)は見られないので、むしろ、日蓮は三界釈尊御領観であることが知れます。これはまた、『法門申さるべき様の事』の

「日本秋津島(あきつしま)は四州の輪王の所従にも及ばず、但(ただ)島の長(おさ)なるべし。長なんどにつかへん者どもに召されたり、上(かみ)なんどかく上(うえ)、面目なんど申すは、かたがたせん(詮)ずるところ日蓮をいやしみてかけるか」

という三界御領国主・釈尊の使者である自負から、自らを日本島の長の上位に位置づけている点とも一致します。

しかし、後代、特に尊門系において、広宣流布の暁の天王を聖天子と見做し、四菩薩の変化(へんげ)とする血脉抄の“伝”は、この相伝書が制作された背景に強い皇室・公家との関わりがあったからであると想像させます。ここでは日本を中心とする一大ファンダメンタリズムが展開されるわけです。

しかし、日蓮は釈尊の御領を一閻浮提とするのではなく、「三界国主」としています。このスケールの大きさには、今さらながら、驚かされます。

以上、真跡に基づき、“伝”依存を廃した観点から記しました。

330やーこ。:2002/11/10(日) 18:43
またまた横レス失礼します。
sunyaさんの連載レスと反論を、個人的に本にしたいです。うちのプリンタは両面印刷が可能だからです。

331ガンコ:2002/11/12(火) 13:06
しばらく目を離していたら、あまりにも難しい論文が発表されてしまって、皆さん退いてしまったようです。
おそらく顕正会のカルト性を、教義面からあぶりだそうとのお考えであろうかと思います。それはそれとして、申し訳ありませんが少し話を戻させていただきます。

顕正会のカルトっぽさをたくさんの方が論じられてきたわけですが、どうも今ひとつはっきりしないことがあるように思います。

>顕正会勧誘の裏でどれだけ多くの親御さんが泣いているか、お考えになったことがありますか。

これは独歩さんがわたくしにおっしゃられた言葉ですが、これまでの議論をまとめてみるとこれは必ずしも顕正会固有の問題ではないということになります。
ようするに今現在、顕正会が活発であるから相対的に苦情が多い、宗門関係者にとっては「なんで顕正会はあんなに折伏ができるのだろう」という疑問があるように思われます。この点が今ひとつはっきりしていないのではないでしょうか。

創価学会が宗門とたもとを分けてすでに10年を過ぎました。いわゆる宗創戦争を延々と繰り広げていますが、いったいいつまで続けるつもりなのでしょうか。
ただし、ここ数年は多少おもむきが変わってきたように思われます。
ようするに、いつまでも信徒の奪い合いをやっていてもラチがあかないから新規開拓をやろう、という動きがあるように思えるのです。

学会の携帯本尊・・・これは独歩さんが早々とご指摘になっていることですが、顕正会なみにハードルを下げて新規開拓を、とりわけ若年層をねらったものと考えられます。どういうことになるか、今後の動向をみまもる以外にありません。
いっぽう宗門はいくらなんでもそんなデタラメはできませんから、従来通りの折伏をやっているのでしょうけれども、なかなか思うように折伏が進まないわけです。
そうなると顕正会がガゼン注目をあびることになるのです。

もちろん顕正会の折伏はハードルが低いです。本尊下付もありませんから、宗門の折伏とは同日に論じるわけにはいかないのですが、ともかく活発であることは疑いようのないところです。

しらべるいとまがないので記憶で書きますが、数年前にものすごい大折伏の叶った法戦がありまして、浅井はそのとき、「宗門でも学会でも思っているでしょうね、顕正会はなんで折伏がすすむのか? 注射でも打ってるんじゃないか(爆笑)」と言ったのです。ちなみに・・・この情報源がネット上のものだとすると、浅井ないしその側近はけっこう入念にネットを見ている・・・今の時代、あたりまえと言えばあたりまえですが・・・。

注射はもちろんありません。そうなるとなおさら顕正会がなぜにかくも活発であるのか、この点がいまだ明瞭にはなっていないように思うのですが、皆さんはどのようにお考えでしょうか?

浅井はこのように言います、「大聖人様が顕正会の手を引いて下さっているから・・・」と。

あら、また笑われるようなこと、書いてしまったかしら?

332犀角独歩:2002/11/12(火) 13:25

ガンコさん:

ちょっと、難しいことを書くと「頭が休みになりますか」(笑)
思考停止はカルトの特徴ですね。

どうも文章をちゃんと読んでいないようなので再度記しますが、以下の点ははっきりしています。

> 顕正会が活発であるから相対的に苦情が多い

活発といえば、聞こえは好いですが、私は「非常識な」と思います。
この場合の常識は社会規範を基準にしてのことです。

> 宗門関係者にとっては「なんで顕正会はあんなに折伏ができるのだろう」という疑問がある

ですから、こんな疑問ありませんよ。ちょっと話して経文と数珠買わせて、一緒に勤行したら、「はい、入会」、そんなインスタントラーメンみたいな勧誘を、誰も、折伏とも成果とも思っていませんよ。ただ子供をかき集めているだけとしか映じていません。

しかし、そんな煽動に巻き込まれる方はたまったものじゃない。私のところだけでも年間500人方の相談があると言っているわけです。

もう恥を晒したり、社会に迷惑をかけるのはやめてくれないかと言ってきたわけです。

こう書いても、書かれた文章の意味がわからないのであれば無駄ですから、ちゃんとお勉強をしましょうね。

まあ、あんまり嗤わせないでくださいよ(笑)

333五月雨:2002/11/12(火) 13:35

独歩さん

小さい声でこそこそっとお聞きしますけど、顕正会って本尊が無いのですか?ガンコさんのレスを読んで頭の中は?マークだらけです。

本尊が無いのに、折伏だとか究極的には宗教団体だと言ってるのでしょ。信じられなーい、と年甲斐も無くカワイク言ってしまいました(笑)。

信心の根本は本尊だと聞かされてきた、学会・法華講経験者ですから、それが無くてそれで信仰が成り立つのかとおおいに疑問です。
信じてしまう人がいるのですねぇ・・・

334犀角独歩:2002/11/12(火) 14:52

> 333

顕正会は破門になっているわけですから、石山側でも無関係の団体と、こういうわけで、その破門以前に下げられた漫荼羅を本部に安置し、そこに集まって勤行するということ。古い会員は破門前に漫荼羅を借りているので、家庭でそれに向かって勤行をするけど、借りていない会員は、朝晩、石山の方向に向かって遙拝勤行というのをするということでした。(私は個人的にはメッカに向かって拝む違う宗教にしか思えませんが)

「戒壇の大御本尊」とか言っても、見たこともない人がほとんど。石山も訪れたこともない人がほとんど。つまり戒壇堂に入れると主張する漫荼羅を見たこともないし、戒壇を建てるという場所も見たこともない人がほとんど。

だから、何百回も行って、参拝(内拝とは言いません)したこっちからすれば、空想世界の空理空論と見えるわけですが、そう言えば反論するでしょうね。まあ、話が噛み合わないのもこのせいかなと(笑)

335五月雨:2002/11/12(火) 15:43

独歩さん

>借りていない会員は、朝晩、石山の方向に向かって遙拝勤行というのをするということでした。(私は個人的にはメッカに向かって拝む違う宗教にしか思えませんが)

遙拝勤行というのがあるのですか、本当にまるで○ス○ム教みたいですね。

>つまり戒壇堂に入れると主張する漫荼羅を見たこともないし、戒壇を建てるという場所も見たこともない人がほとんど。

あんなに一生懸命「国立戒壇」建立と命を懸けて頑張っている顕正会が、そこに安置する曼荼羅を見たことがないとは、どう言えばいいのか分かりませんけれど、すこしピエロみたいな悲哀を感じますね。

石山も他団体がこんなに思ってくれる「戒壇之漫荼羅」を、大事に大事にしなくてはいけませんね、ちょっと意味合いが違うかな・・・

336アヤエ:2002/11/12(火) 16:36
ガンコさん
ご自身で指摘されてますね、
>顕正会固有の問題ではないということになります。
そう カルト共通の問題じゃないでしょうか。

折伏が何故活発なのか。それは恐怖を煽りたてているからに過ぎないのでは?
とりあえず広めておけば自分自身の功徳となることを期待した行動なのではないでしょうか
独歩さんのおっしゃる「インスタントラーメン」とは的確な表現だと思いました。
 古参信者が少ない、、退転する人が多いのはどういうわけでしょうね…

337Kaname:2002/11/12(火) 18:01
顕正会の人って,戒壇本尊を見たこともないどころか,大石寺から破門になっているなんて,ウソでしょ.
だって、わたしの友だち,日蓮正宗顕正会っていったよ.日蓮正宗が大石寺じゃないの.いくらなんでも,そんなウソつかないよ.

338問答迷人:2002/11/12(火) 19:03

Kaname さん

少し前までは、そう言っていましたね。今は、「冨士大石寺顕正会」と名乗っていますが、大石寺の信徒とは認められていません。信徒と認められていない以上、当然、戒壇板本尊の内拝は出来無いわけです。

339犀角独歩:2002/11/13(水) 11:55

五月雨さん:

遙拝勤行。実は私はこの言葉を長らく知りませんでした。

そもそも「遙拝」という語彙は、真跡にも、真偽未決にも、富士宗学要集にすら、使われていません。

つまり、「遙拝勤行」なるものは顕正会が作り出したものです。聖人にも、興師にも、石山にもない、聞いたこともない、浅井さんが作ったものなのでしょう。

石山義を知っている人であれば、漫荼羅の前を離れて、勤行をしたり、唱題をするなどという化儀がないことは誰しも知っていることでしょう。

私は学会から石山に移り、教学部の仕事をしていたときに、教学部長から、この点を指摘され、改めました。

談話中、私が「旅先では大石寺に向かって勤行します」と言ったら、「うん??」と、ものすごく不思議そうな顔をされたのです。

そうして、「読経は御本尊様にするものだぞ。御本尊様がないところでしてどうするんだ」というわけです。

ですから「じゃあ、ないところではどうすればよろしいのですか」と聞くと、「守があるだろう」というわけです。

これは唱題でも同様で「わたしはいつも車を運転しながら題目を唱えています」と言ったら、「御本尊の前じゃないところで題目を唱えてどうするだ?」とまた不思議そうな顔。
つまり、これらは学会が言いだしたやり方であったと、その時、始めて気付きました。戸田さんの影響を受けている浅井さんもそれに倣ったのかも知れません。

まあ、いまとなってはどうでもよいことばかりなのですが、こんなことは顕正会員は想像だにもつかないことでしょう。

漫荼羅を離れて、勤行・唱題をしても無意味であるというのが石山化儀であることを彼らは知って敢えて隠しているのでしょうね。

だいたい、勤行・唱題に漫荼羅が必須であればこそ、あんなに一所懸命になって印刷漫荼羅を濫造貸与したのでしょう。遙拝なるものでよいのであれば、この貸与は意味をなさなかったでしょう。

ただ、もちろん、唱題に限って言えば、日蓮は題目の流布が先行したわけです。ですから、この時点では太陽に向かって唱題をしたりするなどの行を、勧められていたのでしょう。

しかし、石山では漫荼羅正意論が定着したのち、教学部長が論ずる如き、漫荼羅を拝した勤行・唱題を正意とするようになり、現在に至っているのでしょう。

破門で、印刷と雖も漫荼羅が貸与されなくなったために、苦肉の策で考え出されたのが「遙拝勤行」なるものであったのでしょう。

この点で、顕正会は会員を欺いていると私は指摘しておきます。

340ガンコ:2002/11/13(水) 12:13
独歩さん

やっぱりお笑いになりましたわね。それにしてもおっしゃることがきつうございます(五月雨さんも)。
まぁ、思考停止に陥らないよう努力したいと思いますので、今後ともよろしくおねがいします。

341犀角独歩:2002/11/13(水) 12:36

ガンコさん:

「きつい」と思うとすれば、それは顕正会から植え付けられた固定観念に振り回されているからでしょう。

だから、そのガンコさんの固定観念打破のために「これからもよろしくおねがい」されましょう。

342五月雨:2002/11/13(水) 12:58

ガンコさん

独歩さんとひそひそ話をしていたのですが、聞こえましたか(笑)

>それにしてもおっしゃることがきつうございます(五月雨さんも)。

私がなにかきついことを言っちゃいましたか、気付きませんでしたよ。まぁこんな私ですが、これからもよろしくお願いしますね。

独歩さんに「これからもよろしくおねがい」されて良かったですね。

343ガンコ:2002/11/13(水) 13:15
ありがとうございます。
次にアヤエさんに書いたものを入れますので、よろしくご批評ねがいます。

344ガンコ:2002/11/13(水) 13:18
アヤエさん

大分おっしゃることが厳しくなってきました。
おそらくわたくしの進歩のなさをご覧になってハガユイ思いをなさっていらっしゃるのでしょう。
あるいはお友達とわたくしとが重なって映っていらっしゃるのかもしれません。
まぁ、じぶんではそれほど重症ではないと思っているんですが、端から見ると重症なのかもしれませんね。
顕正会の中にはわたくしよりもはるかに重症の者が少なくとも1万人はいることになりましょうか。
これを多いと見るか少ないと見るかは判断のわかれるところでしょう。

少し話を戻します。267でアヤエさんがおっしゃったことはたいへん勉強になりました。ですが少しばかりわたくしの立場で言わせていただきます。

校長が配ったビラというのは創価学会の謀略ビラであろうと思います。顕正会内部ではそのように言ってます。全国で起こっている苦情の類はすべて学会の仕業だと言うのです。もちろんわたくしは全部がそうだとは思っていませんが、各所で学会の謀略であることが発覚しているのも事実です。
このさい創価学会は対顕正会工作を凍結ないし完全撤退してはどうかと思います。
ようするに、そうすれば顕正会の問題がより鮮明になって、問題解決が早まるのではないかと思うのです。なにしろ内部では何か問題が起こると、「学会のたばかり」といって済ませてしまうのです。これは楽ですよね。

ですが秋田の高校生の話はかならずしも学会の謀略を言わんがために引用したわけではなく、皆さんがあの話から何をどのように感じ取られるかを知りたかったのでした。
おそらく彼女はひどく成績がわるかったのでしょう。教師から見れば「ただでさえ勉強ができないのに宗教なんかに夢中になられては困る」と思うのが自然でしょう。
ようするにわたくしは学会の関与をなしとして考えているのですが、ここでは信教の自由を当然として考えるならば、彼女が留年ないし退学になる理由は何かといえば、すでにアヤエさんがご指摘になられているとおりだと思うのです。
まさしくこれは顕正会固有の問題ではありません。成績や生活態度に問題があって退学になるのは顕正会員に限った話ではないです。もちろんだからといって自己正当化をするつもりはありませんが、わたくしが言いたいのは次のごとくです。
もともと勉強ギライの彼女がなぜに一生懸命勉強したのか? ひとことで言ってしまえば「浅井先生のご命令」だからなのです。
ようするにこれが端から見れば実に「カルトっぽい」ことなのだろう、ということを皆さんに問うたつもりでした。
先生のご命令なら何でもするのか・・・殺人でも・・・ということが行き着くところにあるのかもしれません。なるほどこれはコワイですよね。
ですがわたくしは今のところ、浅井先生はそのような人ではないと思っているのです。

掲示板に参加するようになって1ヵ月たちましたがいまだにこの点は変わりません。

345五月雨:2002/11/13(水) 13:21

独歩さん

学会・石山では本尊がなければ、信仰が成り立たないと教わってきましたから、顕正会では本尊下付が無いと知った私の驚きは、石山義の信仰をしているものなら皆持つものだと思います。現・学会でも破門直後には、学会独自の本尊がまだ無かったものですから、学会員にどうするのと聞くと「胸中の肉団におはしますだから、要らない」とよく言ってました、ところがいざ学会本尊が下付され始めると、今度は「勤行・唱題には対象物が必要だ」と本尊の必要性を認めていました。教義のどんな変遷でも言われるままに受け入れる学会員こそ思考停止の典型例だと思います。だけど石山信徒にも顕正会員にも同様のことが言えますよね。

「オフ会開催案内」スレッドの267で顕正居士さんがこう述べられいます。

「これは在家が騙されない程度に仏教学や宗学を学ぶしかないでしょう。」


このお言葉は心にしみました、日蓮聖人の正しい教えは「唯受一人の御法主上人猊下にしか分からない」とマインド・コントロールされて、御書さえも読まない、法門を知ろうともしない、結果騙されていた自分しか残りませんでした。
自分で文献を読んで、自分で学び、自分の頭で考えることが、騙されないための唯一の防衛方法はなのですね。

346ガンコ:2002/11/13(水) 13:26
Kanameさん

おっしゃる意味を正確に理解していないのですが、わたくし達が一般の人に仏法の話をするとき、創価学会との違いはかなり詳しく説明するけど、日蓮正宗との関係については説明しない場合が多いです。
なぜかというと、説明がややこしいからです。いずれは宗門に復帰できるという淡い期待もあって、あまり悪く言わない傾向があるかもしれません。
客観的には問答名人さんのおっしゃるとおりです

347犀角独歩:2002/11/13(水) 13:30

ガンコさん:

> 校長が配ったビラというのは創価学会の謀略ビラ

これは何を証拠に学会の謀略であるというわけですか。「思います」ではなくて、ちゃんとした証拠を上げてください。証拠も上げず、そう決めつけるところに、「悪いことは何でも創価学会のせいにする」顕正会の誘導を私は見ます。

繰り返します。証拠を上げてください。

348犀角独歩:2002/11/13(水) 13:44

五月雨さん:

顕正居士さんが仰ってくださったことは、この掲示板の意義も闡明にする、まことに勝れた箴言であったと、私も思います。

自分が所属する組織、指導者が言うことは絶対である。他より正しい“はずだ”から、その根拠を自分で調べるまでもない、こういう無責任さが、無謀な勧誘と、そして、個人が騙される原因になっているわけですね。

知る権利の行使こそ、重要であり、そのためには自らの頭を使うことであると私も思います。

349ガンコ:2002/11/13(水) 13:59
独歩さんのおっしゃるとおり、わたくしは顕正会の言うことを鵜呑みにしているのです。

これはいけないことですから、自己批判を込めて『なにしろ内部では何か問題が起こると、「学会のたばかり」といって済ませてしまうのです。』と書いたのですが、それでもなお許されざるとおっしゃられるのであれば、以後は気を付けたいと思います。

350犀角独歩:2002/11/13(水) 14:08

349 ガンコさん:

なるほど、了解しました。
「学会のたばかり」で今後は済まさないという意思表明であったわけですね。
それならば理解できます。

351アヤエ:2002/11/13(水) 17:53
ガンコさん

厳しかったですか、そんなつもりは全然なかったのですが。
そうですね おっしゃるように私の友人とガンコさんを重ねてしまってるのかもしれません。
高校生の件は、結果がよければいいのかしら、というような感想です。
つまづいて気付く事もあるし、身をもって気付く事がその人の為なんだと思いますが。

先生の命令ならなんでもするのか・・・今までの人間関係を壊すような事をしても・・・

あるサイトでこういう記事をみつけました。
オウム真理教の実行犯の裁判を傍聴した、かつて自分もカルトにはまった事のある方の記事でした。
実行犯を「井上くん」と呼び、容疑者席にいた井上くんと自分がだぶって
とても他人事には思えなかったそうです。その方が洗脳されていた時何をしたかと言うと
別の宗教団体に所属していたのですが、2千円募金と言うのをしたことがあって
その2千円募金と無差別テロをイコールとして考えてました。
2千円募金の延長線上には、命令とあらば殺人もあり得た、、というような事でした。
スケールの問題ではないと。

皆さんはどう思われますか?

352犀角独歩:2002/11/13(水) 22:21

ちょっと、ここのスレとも関係するかな?と思うニュースを紹介します。

○ネット上の差別的言論の非合法化で対立に向かう欧州と米国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021113-00000008-wir-sci

・以下、上述頁から転載


  http://www.coe.int/ 欧州会議(欧州評議会)は、インターネット上で差別的な言論を犯罪と見なす規定案を承認した。差別的なコンテンツを含むウェブページへのハイパーリンクも有罪となる。

 この http://www.coe.int/T/E/Communication_and_Research/Press/Events/3.-Committee_of_ministers_Sessions/2002-11_Strasbourg/CP_554.asp#TopOfPage 規定案は、欧州会議の意志決定機関(閣僚委員会)が承認したもので、欧州会議の『 http://conventions.coe.int/Treaty/EN/CadreListeTraites.htm サイバー犯罪条約』の改正案にあたる。

 具体的に言うと、この改正案は「いかなる個人や集団に対しても、人種、肌の色、血統、民族に基づき、あるいはこれらの要素の口実としての宗教に基づき、憎悪、差別、暴力を提唱、助長、扇動する意見を、文章や画像などいかなる方法でも表現してはならない」とするものだ。

 さらに、遠回しにホロコーストにも言及し、人間性に対する犯罪、とりわけ第2次世界大戦中に行なわれた犯罪の存在を否定、軽視し、あるいはその犯罪を肯定ないし正当化するサイトを禁止している。

 同改正案に関する欧州会議の報告書は次のように書いている。「インターネットのような国際通信ネットワークの出現により、ある種の人物が、人種差別や外国人嫌悪を主張する強力な手段を手に入れ、そうした思想を含んだ表現を簡単かつ広範に広めることができるようになった。そのような人物を捜査し起訴するためには、国際的な協力態勢が不可欠である」

 ヨーロッパ諸国の多くでは、インターネットを使った人種差別行為を禁止する法律がすでにある。米国では、これら行為は言論の自由のもとで一般に保護されている。欧州会議は、4000にのぼる人種差別的サイトのうち2500が米国で作られた、との調査結果も示している。

 欧州議会の改正案に対しては、差別的なグループが仮想店舗を米国に開設するだけに終わるかもしれないとの批判もある。その根拠になっているのが、米国の裁判官が昨年、米ヤフー社にはナチス記念品販売サイトへのフランス国民のアクセスを遮断する義務はないと裁定したことだ。ナチス記念品のオンライン販売はフランスでは http://www.hotwired.co.jp/news/news/Business/story/20000524102.html 禁止(日本語版記事)されている。しかし裁判官は、米国のウェブサイトは米国の法律にのみ従えばいいと判断したのだ。

 「このことは文化の衝突につながりかねない。もしフランスの警察が米国の地方警察に対して、サイト運営者に関する情報を要求しはじめたらどういうことになるだろう」と、 http://www.epic.org/ 電子プライバシー情報センター(EPIC)の政策アナリストを務めるベルギー人のセドリック・ローラン弁護士は懸念する。

 バルセロナで開業しているサイバー犯罪専門の http://www.bufetalmeida.com/ カルロス・サンチェス・アルメイダ弁護士は、ヨーロッパ諸国はスペイン政府のように、独自に米国サイトのコンテンツの検閲に踏み切るかもしれない、と指摘する。

 「もしヨーロッパ諸国が欧州会議の(反人種差別)改正規定を批准すれば、[言論の自由を規定した]米国憲法修正第1条とはかかわりなく、米国のウェブサイトへのアクセスを遮断できる」

 スペインは先ごろ、国内のウェブサイトを閉鎖したり、同国の法律に反する米国のウェブページへのアクセスを遮断したりする権限を裁判官に与える法案を可決している。

 欧州会議に加盟する44ヵ国の代表は、条約改正案を採択するか否かを、来年1月に開かれる総会で決定しなければならない。改正を支持する国は、これを立法化する前に自国の議会で改正条約を批准する必要がある。

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353五月雨:2002/11/14(木) 13:14

アヤエさん

頭は冷えましたか?

>2千円募金の延長線上には、命令とあらば殺人もあり得た、、というような事でした。
スケールの問題ではないと。

カルト信者ならそんな気持ちになっても不思議はないですよね、善悪全てをコントロールされているのですから。

>皆さんはどう思われますか?

アヤエさんご自身はどう思われているのですか。

354菊水護国:2002/11/14(木) 13:15
> 352
なるほど。確かにネット野放し状態には一石を投じそうですね。
しかし「思想信条の自由」「表現の自由」との兼ね合いはどうするのですかね。
欧米は人権先進国である以上「悪魔崇拝者(サタニスト)」すら自由だったはずですがね。
私はこのような考えが「逆差別」(差別主義者への差別否定者からの差別)を生む危険性を感じました。

355犀角独歩:2002/11/14(木) 13:28

> 354

そう。この件に関しては、私も全面的に賛同しているわけではないのです。
菊水護国さんのご意見も含めて、ネットに関わるものとしては意識に留め、大いに議論すべきであると思っています。

356アヤエ:2002/11/14(木) 14:54
>353 五月雨さん

ロムに徹するなんて言っておいて 舌も乾かぬうちにとは私の事ですね(苦笑)

頭が冷えたかどうか、あの時は洗脳されかかっていた経験を書きこみましたが
時間が経ち、今はそれを克服してちゃんと自分の頭で考える事ができるようになりました。
過去の事を書いたので 洗脳されかけていると誤解を生んだのだと思います。
気に留めていただいてありがとうございます。現在は心配はご無用です。

以前、小さな争いの延線上には戦争があるのだと言う意味の事を書いた事がありました。
私の意見としては、2,000円募金とその殺人は同じ線の上にあると思いました。
そして「私達だけが正しい」と主張する顕正会は危険なカルトであり、折伏と言って
嘘をついて名前を書かせたり、強引に居座って帰らないような行為は
インチキ募金や殺人と同じ線上にあると考えています。
そして信徒がそのような行動をするには 頂点にいる教祖が元凶であり
ガンコさんがいくら「浅井はそういう人間じゃない」と言おうと切って離せないと思いました。
私が折伏された時に創価学会について
「池田さんが曲がった教えをしている 続く信徒は針に続く糸のように間違っている」
と聞きました、そっくり顕正会にあてはまると考えてます。

独歩さんの記事を読んで
サイトを見る側のモラルを信じるだけでは やはり難しいのでしょうね。
ある程度の基準があると楽で安心かもしれませんが、あまり規定があっても
ネットの意味がないような、、、でも 難しい問題ですね。

357モトミナ:2002/11/14(木) 16:08
横レスすみません。独歩さんには御本尊問題でお世話になりました。
>校長が配ったビラというのは創価学会の謀略ビラ
に関しては顕正会員は確かに異常なほど”学会の謀略”と決め付けています。
決定的な証拠もないのに、何かと言えば”謀略”という考えは間違っているのですが、
私の経験上から考えると、確かに顕正会がそう考えてしまうのも無理はないと思います。
実際に活動していた時に、ビラを後輩の自宅にばらまかれた事が何度もあり、犯人を突き止めようと早朝(真夜中3時頃配布されるので)待ち伏せした事がありました。
そして配布した人間を捕まえて問いただした所、たしかに地元の学会員だったのです。
或いは私の自宅の母のところへ数人が来て、私の活動を誹謗中傷した挙句に顕正会を中傷するパンフレットを渡された事がありました。
彼等は”顕正会被害者の会”と名乗っていましたが、そのうちの一人が自宅の近所の人間で、その家は近所の学会員を集めて座談会を開いているご主人だったこともあります。
そういった中傷の類にぶつかると、以外と学会員が中心となってやっている、という事実も多数あるわけです。
そうゆう話を会員内で聞いてしまうと、何でもかんでも”学会の謀略”という位置づけになってしまってくるのだと思います。
もちろん全てが学会員の仕業だとは考えにくいのですが、私の経験上で証拠まで掴めた場合は100%学会員だったわけです。
顕正会の活動者の多くがそういった証拠を持ち寄ると、”全ては学会員の仕業”と簡単に結論付けられてしまうのでしょう。
顕正会を擁護する気持ちはこれっぽっちもありませんが、まあ事実は事実としてあるわけなので、顕正会員が何を批判されても”学会の謀略”という発想を持ってしまうのも頷けるわけです。

358モトミナ:2002/11/14(木) 16:30
今ログをひっくり返してじっくり読んでいたら、ガンコさんの発言で以下のようにありました。
>ですがわたくしは今のところ、浅井先生はそのような人ではないと思っているのです。
私も若干ながら活動続行不能に陥る前に真剣に考えたところです。
様々な難題は顕正会にはありました。また見聞きする信じがたい事実に、これが”仏弟子の大集団”などと言っている組織のやることか?と深い不信感でいっぱいでした。
ですが、会長だけは違うんだ、会長の発言を受けて実行する者の捉え方、活動の仕方が諸問題に発展しているだけで、”会長は断じて間違いない”と、この点だけはどうしても拭いきれなかったのです。
実際に会長とじっくり腰を据えて話したことはないので何ともいいようがありませんが、時間と共に私はこう考えるようになってきました。
”会長は悪くなく、その下がいけないというのなら、その活動を監視する義務がある会長が見過ごしているのならこれは怠慢ではないのか?それとも諸問題も可としているのか?そこに責任は必ず発生する筈”と。
つまり、現在全国で問題化している顕正会の折伏は、末端の会員が行き過ぎでやってしまった事で、会としてはそんな命令は出していない、というのが会本部の見解なんですが、これを監視できなかった監督不行届は誰の責任になるか。
一般的に見れば会長にその責任はあるはずです。徹底もせず、ただ”末端のやり過ぎ””会として許可した覚えはない”などと言いますが、その全責任は会長にある筈なのです。
ところが顕正会という組織は面白いもので(どこでも同じかもしれませんが)”末端のやり過ぎ”で済まなくなるほど問題が肥大化してくると、その監督不行届は直の上長になるわけです。
つまり隊長や区長が引責辞任となって、新しい長が抜擢されるわけです。
そこでまた問題が発生すれば・・・この繰り返しなわけです。
部長クラスの交代などは完全にデキレース的なもので、まず部長クラスに去就問題など出てくる事はありません。
要するに会としての体質が全く変わっていないわけです。
このような諸問題はおそらくよほどの重大な事でない限り、会長には届かず会本部で処理しているでしょう。
しかしこれらを会長自らがまかせっきりでいることこそが、非常に問題だと私は考えるようになりました。
”会長は絶対”という観念に一針自分で刺せない限りは、こうゆう問題すら考えることもなかったわけです。

359ガンコ:2002/11/14(木) 18:02
モトミナさん、はじめまして。
あなたは相当の幹部でいらしたようですね。わたくしのような末端会員とはちがった視点でお書きになっていらっしゃいます。
たいへん興味ぶかいので、他にも何かご存知であれば、どんどんお書きになって下さい。
わたくしは浅井先生を信頼してますけど、盲信的であってはならないと考えていますので、遠慮は無用です。

360菊水護国:2002/11/14(木) 18:47
ある元顕正会本部職員によると、顕正会では「1から10まで」浅井先生抜きに進まないそうです。
たとえば顕正新聞1つでも、浅井先生が端から端まで目を通し、誤字脱字があってもそのまま打ち込まねばならないんだそうです。
また入信報告書も全て目を通しているでどうです。ある意味パワフルな方です。
今回はあえて顕正会員になりきり、昔を思い出しながら「浅井先生」と表記しました。

361犀角独歩:2002/11/14(木) 20:27

モトミナさん:

学会謀略説、まだこんなちんけなことを言っているのですか。

「学会の謀略」は「顕正会の謀略」でしょう、逆側からみれば。

私がかつて妙観講本部に行ったとき、当時部長職であった、出版担当のNさんという人に私は言ったのです、「あなたのところの新聞じゃ、犬性会とか、浅い教学と新聞に載せているけれども、あんなことを言って正義もないものでしょう」。

すると、その部長は照れくさそうに笑いながら、「でもね、私、顕正会から法論を申し込まれて『1人で来い。こっちも1人だ』と言うから真っ正直に一人で行ったんですよ。そうしたら、向こうは監禁したうえ、10数人で取り囲んで写真撮影する係まで連れてきていたんです。こういう謀略にはめられると、言葉は悪いですが、犬性会の浅い教学くらい書きたくなりますよ」と、こういう話でした。

実際、私も「差しで勝負」と言うから1人で言ったら、顕正会員は5人。「この謀略集団が」と思った経験もあります。学会員の時です。

それなのに、そんな実態は見ぬふりをして、敵対団体の謀略体質ばかり書き連ねるというのが、私は好かんわけです。で、高校生と校長の臭い美談を聞いても、何を言っているんだかと思うわけです。

学会の謀略なら謀略でもよい、では、自分たちは反省すべき点は何なのか、それを考えるほうが健全であると私は思います。

まあ、「浅井さん絶対、これはいかん」、これを書いたことは評価します。私もかつて顕正会員の謀略にはめられた一人ですが、他者批判ではなく、自己の問題として、考えることをするほうが建設的であると思うので、現役顕正会員が語る「顕正会、ここが悪い」をどしどしと記してもらいたいものです。直すべきところは山ほどあるでしょう。教理面を含めて、宿題はガンコさんに対しても、答えられないほど出してあります。

賢明な回答をお待ちします。

ところで、、モトミナさんとは本尊問題でいつ頃話したんでしたかね。
私、無礼ながら失念しております。

362犀角独歩:2002/11/14(木) 20:29

しかし、どこの団体も「先生」が好きですよね。
「池田先生」は人生の師なんだそうですが、「浅井先生」は一体なんの先生なんですか。
「会長先生です」なんていう、学会と同じ答えはナシで、誰か答えてください。

363やーこ。:2002/11/14(木) 22:22
大風邪の最中なので、これだけしかレスできませんが、独歩さんの下の答えなら答えます。
私が浅井先生と呼ぶのは、(まだ年齢が幼かったので会員ではありませんがなりきって答えますが)
浅井先生みずから会合の度にレジメを用意し、参加者に配布し、みんなでことばを一緒にいいながら、教学を勉強させたこと。御書はありませんでしたが。
もう一つは、常に世相と国を意識して講演をすすめたこと。バイタリティも魅力的でした。例え方法結果が間違ったとしても見習えます。宗門や学会にはない熱心さが伝わりました。(続く)

364やーこ。:2002/11/14(木) 22:32
また、今のように雲の上の偉い人という感じではなく、底辺とよく付き合っている人、という感じでした。だって、浅井先生とは旧本部の一階廊下でよくすれ違っていましたから。
ただし、18〜14年前の出来事なので今は全然違うと思います。
しかしながら、つい最近まで(小学3年から法華講に映っても)こっそり顕正会のテキスト等をベースにしていました。だって古文の読めない私にはとても分かりやすいし、宗門にはないから。
うちの家族が脱会したのは、単に学会を破門したのと変化についていけなくなっただけで、(続く)

365やーこ。:2002/11/14(木) 22:39
浅井先生を尊敬出来なくなったわけではないので、顕正会っぽい法華講員として生きて来ました。なので今の不祥事さえなければいつだって戻りたいですが、最近いろんな変な事件が起きているのでショックです。
今の私の前向きな生き方も、浅井先生の影響が強いと思います。

でも、なんで幼児だったのにそんなこと理解できたのだろう?(幼稚園の時から普通に新聞とか読んで理解出来ましたよ←自慢ですみません)

366やーこ。:2002/11/14(木) 22:45
おっと、結論を忘れてました。

生き方の師

あんな、自らをカルトというような恐ろしいけど力強くて熱くて前向きな姿は他の指導者にはないでしょう。

367ガンコ:2002/11/15(金) 02:02
やーこ。さんは神童?だったんですねぇ。
わたくしなんか、最初の本部会館の記憶、ほとんどありませんもの。
それにつけても、あなたの文章を読んでいると、なんとも言えない気持ちになります。ヘタな顕正会員(わたくし)よりも、よほど浅井先生のことをわかっていらっしゃる。

お身体お大事になさって下さい。

368やーこ。(漢字検定二級):2002/11/15(金) 07:01
ガンコさんへ

文章よぉぉぉぅーく読んで下さいよぉ(泣)
18年前、と変化についていけなくて脱会という事に注目して下さい。
18年前は私は三歳、浅井先生は50代位。学会が破門されたのは平成二年。そして当時いた会員達は現在40から50代。
ですからガンコさんの浅井先生と私の浅井先生は全く違っていると思いますよ。五月雨さんアネモネさんモモさん菊水護国さん等はたぶん高校生に近いかそれ未満だと思います。sunyaさん等とは私の時代より深いからまた違うと思います。
だから今の浅井先生は想像出来ないし、頭の中は18年前のままです。

369やーこ。(現在21歳):2002/11/15(金) 07:05
それと私が神童なんてとんでもないです。理由は後で自己紹介かつぶやきに書いておきます。

370五月雨:2002/11/15(金) 08:47

アヤエさん ガンコさん モトミナさん

モトミナさんは初めまして、ですよね。多分最近物忘れがひどくていけません、二度目ならご容赦下さい。

顕正会の謀略体質はよっく分かりました、どこぞの団体と全く同じです。元にする教義が一緒だから、必然的にこうなるのでしょうね。それでも政治に参加していない分少しはマシだと思います。

お三人さんは、顕正会の悪行の数々を書き連ねておられますが、それをされてどうなると言うのでしょうか、あなた達もその悪行を重ねている顕正会を支えている顕正会員なのでしょう。一翼を担っているのです。それを忘れて人ごとのように言うのは、何の説得力もありません。

顕正会がおかしいのは分かったと思います、それではそこに所属する自分はどうするのか、顕正会の悪行に知らないうちにでも加担した自分を反省するのか、どうしても浅井さんが好きだから、まだ顕正会員を続けるのか、オサラバしてしまうのか、これは信教の自由だからどんな道を選ぶのも個人の勝手ですが、いつまでも他人事のように考えていては、進歩が無いと思います。

個人的には顕正会の悪事を暴いたレスはもうこれ以上は見苦しい、と思います。私は学会にも法華講にも所属していたから、このふたつの組織の問題点を知ってはいます、けれど書こうとは思いません、そんなのは枝葉の問題だからです。問題の根本が違うからです。

どうぞ問題の本質を見失うことなく、議論をお続けください。

371五月雨:2002/11/15(金) 08:51

文章の訂正

ですよね。多分最近物忘れがひどくていけません、

ですよね、多分。最近物忘れがひどくていけません、

句読点を打つ場所を間違ってしまいました。

372犀角独歩:2002/11/15(金) 10:27

「浅井」を連発するの皆さん:

皆さんの特徴は、書き込みの中に「日蓮」の文字より、圧倒的に「浅井」の文字が多いことですね。

心理学的にみれば、いまだ「浅井」支配下にあるということではないでしょうか。

日蓮を信奉する人々の中でも浅井さんが日蓮の教えに忠実であると思っているのは顕正会員だけでしょう。また、彼の教学、言説が優れていると思っているのも同じです。
また、浅井さんを立派だと思っている人に顕正会の外で私はあったことがありません。元、顕正会員は別ですよ、もちろん。

このスレでは300回近くも「浅井」と出てきます。
そして、どちらかというと浅井さん個人は肯定的にとらえられていながら、顕正会には否定的という構造があります。

不気味ですよね、この有様は。顕正会に多くの過ちがあれば、その責任の一切は浅井さんにあるに決まっています。しかし、浅井さんが大なり小なり「理想化」されている構図があるからです。

この前、久しぶりにテープで浅井さんの話を聞きました。皆は話がすばらしいという。私はまったく逆の感慨を懐いたわけです。政治評論は立派でも、実践的には何もなく、薄っぺらい煽動しかないからでした。

五月雨さんと、ちょっと論点が違うのですが、私は浅井さんは魅力があるとかどうとかという話にはうんざりしています。

もっと、日蓮、あるいは仏法の本質に係るところから顕正会と浅井さんの見直しをしませんか。


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