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日蓮聖人の本尊観
149
:
ワラシナ
:2003/01/04(土) 21:58
現象仏と内面仏の二重内面(3)「自己同一性の二種」3
3−0、実は以上で、それとなく法華経本門寿量品の釈尊内面の二重性の意義説明をしてしまった積もりでいるのである。
3−1、経典中の寿量品の釈尊の内面性格は、上に挙げたような一種の「B子!」的な「客観的主観性」にあって、釈尊自身のもう一つの権利である「わたし、わたし、おれだよ」と言い張れる「主観的主観性」領域の合理性は経典中には隠されてしまっている事を、なのである。
3−1−1、ここで今言った「B子!的な客観的主観性」についてもっとふさわしい例を出せば、、、。
B子自身が「わたしはこう思うの」とは言わずに「B子はこう思うの」という例、
それと同じで、「お母さんはこう思うの」と言っている本人が自分を、「お母さん」なる、一種の家族と言う関係性社会の位置名で自らを客観化して呼んでいる例、でなどある。
更に、「お父さんはお父さんだ」と其のお父さんが自分を指して「おとうさん」と言う場合も、教師が自分を「先生は」と呼ぶ例、などである。
又、文中で「わたしはこう思う」と書くより「筆者はこう思う」と書いた方が断然カッコいいのも、‘わたし’語のもつ自我の直接性の露骨さ、ダサさが、「筆者」と言う客観性という美しい衣装を纏った言葉によって間接化され文中の舞台に登場してくるからである。
また遺文中の宗祖が凛々しく見えるのもご自分の事を「オレはねえ」「わたしはねえ」みたいには決して書かず、「日蓮」という外部向けの名前で語っている事にもよっている、と思うのである。
3−2、さて、富士教学で寿量品釈尊を「他受用即自受用身」語で表現する時は、釈尊外面に対しての、というより釈尊内面の主体面(報身)を担っている「釈尊自身にとっての‘わたし’」が二重性格を持っている点を指摘しているのである。そして、釈尊の場合今言った内面の二重性の内、その客体面(荘厳応身として出力させる働き=客観的主観性)だけが表面に現われていて、「自閉的、独我論的、主観的主観性の‘露骨なわたし’」が裏面に回って隠されている、微妙な性質を捕らえている言葉なのである。
3−3、そして、絶対見逃されてはならない事は、「表面に現われている客観的主観性という目に見えない筈の内面性」がどうしてそれとして外側から解ったのか、という問題である。なぜ、どうしてという、ここらあたりの教理機構の丁寧な説明は、(どちらかというとぶっきらぼうな)日寛上人の御教示を眼光紙背に徹して思索し得た故福重照平師の頭脳に依るところが大きいのである。(少なくとも私にとっては)
答えは、文中に出ている。目に見えないはずの「荘厳応身として出力させる働き」客観的主体性(他受用的自受用身という報身)の内面存在は、外側から見られ得るものとして、出力させられて出現している荘厳応身如来という外面存在と一対一の対応物だったからである。
従って、「他受用的自受用身」と捉えた時の「他」とは、「所化側の九界衆生の為」と解される。「他人向けにすぐ分かるような客観的‘わたし’(主観性)」であれば、自他の比較の上から言って、自受用報身という主観性を共有していることは共通しているから「与えて言えば自受用身」なんだけれども「奪って言えば他受用身」などと言われるのである。
さて、だから、在世寿量品釈尊内面本質が、客観的主観性なら、在世所化側の九界衆生、特に本門法身の菩薩衆の内面本質も客観的主観性を共有していると考えられるのである。
3−4、更に、関連して、故福重照平師が、「在世寿量品釈尊の報身顕本は応身顕本に隠されて見えない」と言った訳、或いは、「日蓮正宗要義」に「釈尊の寿量品に報身顕本があってもそれは応身色相荘厳の相に含み説かれている」と説明されている訳も、元々が内面主体(報身)の外面客体化が「応身」になる、と言う外部的関係と、内面主体の作用内においても、その内面主体にとって理法身が客体対象側に置かれる=内面客体化に当たってしまって、両者は同じ客観同士になって、内部客体の存在は外部客体にかぶせられてしまう関係になっている、だから外側からは(文字表現的には)確認できない、と言うこと言っているのである。(と自分は解した。)
ここに重大な事が浮かび上がってきている。言うなら、外面客体たる荘厳応身如来の内面主体の有り様の表現は特別にしなくてもよい、省いても可である、その内面主体の特徴たる「客観的主観性」は外面客体たる応身の荘厳相にそっくり対応していると見られるからである。
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