したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

配偶者がカルトに入ったらどうしますか

92犀角独歩:2002/07/15(月) 18:30

○高橋紳吾師の名言(2)

・依存
 俗な言い方であるが、人の弱みにつけこむとは、不幸で弱っている相手の心理状態をさらに揺さぶって、不安定にし、もはやその人を頼るしかないという気持ちにさせるということである。(『超能力と霊能者』現代の宗教8 岩波書店 1997年2月5日 第1刷 P108)

・カルト教団
 攪乱やリスク・トーク、情報操作などの詐欺的な伝導“形式”にあることを強調しておきたい。布教のパワーにだけたよってなんらの信仰的深まりをもたない、正確にいえば人格的な成熟を助けない、否、むしろ成熟を妨げ、心を隷属させるだけの破壊的カルトへの警戒を続けることが、本来的な意味での信教の自由を守ることにつながるということを強調しておきたい。(同 P198)

・富士門の精神鑑定の例
 小田晋先生は、1960年代の同教団信者であった病者が、独特の教条主義“正法(しょうぼう)と三障四魔(さんしょうしま)の闘争”を機に犯罪へ至った鑑定例を取り上げています。教義のもつ反対集団への敵意が反社会行動として放散される場合があること、および同宗派の有するヒエラルキー構造が組織と個人の葛藤を招き、危機犯罪の副次的原因となりうることを指摘しました。(『日本脱カルト研究会報』第5号 P10)

  (上記とは別ですが、小田晋師の講演は以下で読むことができます
   http://www.genshu.gr.jp/DPJ/kyouka/01/01_1_106.htm

・青少年のカルト入信と“世界没落体験”の関係
 青年期に初発する精神分裂病に「世界没落体験」という症状がある。急性期に現れる妄想で「世界が今や崩壊に向かっている。いやすでに崩壊した。森羅万象のことごとくが生命を失った。最後の審判が開始された。世界革命が勃発した」などの、周囲の世界の劇的変化が絶対的な妄想確信をもって迫ってくる特有の妄想である。この妄想の際には不安と同時に昂揚感や宗教的啓示が現れ、世界の崩壊と同時に新しい未知の世界の誕生が予告され、しばしば世界の中心にある自分が至上者と一体化するという宗教的恍惚感が生じ、ときに救済妄想にいたる。精神病の初期には、自己の内部が崩壊していくカタストローフの感覚があり、しばしば患者は「自分が誰かわからない、狂ってしまいそうだ」と表現するが、この内的カタストローフが外界に全面投影されて生れるのが、世界没落体験である。一般に思春期は、自己のアイデンティティを形成していくうえで、危機的状況にある。「自分とは何者か」、「何処からきて何処へ向かうのは」、「何をすればよいのか」と真剣に悩む。世界没落体験は分裂病特有の症状というより、思春期を含めて、人が精神的危機状態にあるときに親和性を示す普遍的な心理的メカニズムなのである。(『超能力と霊能者』P218)

◎「祈りとして叶わざるはなし」という言葉を信じる前に

・祈祷性精神病
 森田療法(神経症にたいする禅を応用した心理療法)の創始者である森田正馬教授が1915年に称えた心因性の精神病で「加持祈祷もしくは類似した事情からおこって人格変換・宗教妄想・憑依妄想などを発し、数日から数か月にわたって経過する特殊な症例」で森田は「祈祷性精神症」と呼んだ。(同 P92)

・長時間の会合、祈りを続ける精神力は強盛な信仰なのか
 精神医学に常同症(ステレオタイプ)という概念がある。これはかなり進行した精神分裂病者にしばしば見られる現象で、同じ動作や行為をいつまでも繰り返す意欲の調節障害という症状である。見かけは同一意志が持続して、長く同じ動作や行動を反復持続しているように見えるが、これは意志が強固であるためではなくて、むしろ意志の調節力ないし支配力が弱まったため、大脳に本来そなわっていた精神−運動性のメカニズムが統制から解除されて自動的になり、意味のない反復となって現れたと解される現象である。常同症は行動のみならず、表情、姿勢、言語、書字などにも現れる。(同 P68)

 ※以上、見出しは私が適宜付したものです


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板