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配偶者がカルトに入ったらどうしますか

90犀角独歩:2002/07/13(土) 22:14

私の尊敬する精神科医・高橋紳吾師の名言(1)

・考え方からの脱却の困難さ
 人がなにかを信じるということはとてつもないエネルギーを必要とするものであるが、その信じていたものを捨てるという作業は、さらにその何倍もの労力を必要とするのである。もっと正確に言うと、なにを信じていたのかが問題なのではなく、獲得されたものの考え方(思考パターン)が癖になっていることが問題なのだ。この歪んだ認知、すなわちカルト根性から自由になること、これがしばしばひどく困難のである。(『超能力と霊能者』岩波書店 P195)

・宗教家の真偽
 むかしから真の宗教家とにせの宗教家の区別がさまざまに試みられてきた。はっきりと区別することは困難だというのが大方の結論である。しかし大まかに次のような区別が可能となる。高い支配性や野心的な言動はにせ預言者の印である。それは自尊心と周囲からの認知・尊敬にたいする欲求に由来するからだ。それらは、しょせん哺乳動物の縄張り意識と、霊長類の支配−被支配の関係が変形したものにすぎない。(同 P127)

・信教の自由の矛盾
 考えてみると、信仰者は熱心であればあるほど自分の信仰する意外のものを認めず、他宗教を否認ないし攻撃するということがしばしばおこり、信教の自由という法体系によって守られるまさに信仰者自身が、心情的には信教の自由からもっともとおい位置に立ってしまうという矛盾を呈することになる。(同 P2)

◎子供のために、カルトからの脱却

・妄想症の伝染
 精神科医は物理的に子供をカルトから分離させなければ洗脳を解くことは難しいということを知っている。我々は二人組精神病、感応精神病と呼ばれる、妄想症の患者の妄想が第三者に「うつった」病態の治療経験を積んでいるからである。(「二人組精神病と洗脳」『イマーゴ』1993年9月号)


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