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167犀角独歩:2005/11/05(土) 18:19:48

藤川さんと同意の点があるとは嬉しいですね。

もっとも、わたしのご承知のとおりの出身です。親戚にはその筋の者もいます。
明治には武士だった親父方の祖先は刀をさすことを禁止され、戦後には庄屋だった母方のご先祖は農地改革で土地をみんな取られやむなく東京へ出てきたわけです。所持していた刀はすべて武器弾薬にしてもらうために、軍に納めもしました。父母共に東京大空襲で家財産の一切を失い、父親は特攻隊に志願しましたが、戦争は負けて終わったわけです。

軍人が戦争に勝たんで、何偉そうにご託並べているんだと言いたいわけです。お陰で、こちとら、先祖伝来の財産は失うは、身分は取り上げられるは踏んだり蹴ったりの100年だったわけです。それでも父は特攻隊に志願もしました。

父は風呂に入って頚を洗わないと、すごい剣幕で怒鳴ったもんです。戦争が終わって民主主義になっているのに、祖父から、また、その祖々父から、親から子に伝えられた、いつでも腹を斬る覚悟と、頚を斬られることを覚悟してろというのが親父の口癖でした。
「時代は代わったんだ。俺は仏道だ」と思いきや、風呂に入ると今でも無意識に後頭部の下の頚を洗ってしまう習慣は抜けません。

わたしには、こんな先祖伝来の血が流れています。昨日今日自衛隊になって飛行機乗ってるからって、偉そうなことを言われる筋合いはありません。

不殺生は自戒です。これを破ると決めたら、自爆テロでも、演説中の代議士の刀で叩き斬るぐらい気分は、勿論、持ち合わせています。金や権力に目を眩まして、民を欺く奴は軍人だろうが、代議士だろうが、命を懸けてでも、鉄槌を食らわす覚悟はあります。自衛防衛だとうそぶいて武器を持っても撃てない連中より、必至の一人のほうがやり遂げられることだってあるわけです。正当防衛だ、任務だから殺人じゃないなんて下らないことは言いません。やるときは殺人だと覚悟を決めてやるでしょう。抜刀とはそういう意味ですよ。

しかし、そのうえで、わたしは非暴力、不戦、不殺生だといっているわけです。
日本は同じ黄色人種の住処を奪って成り立ったアメリカなんて侵略者に尻尾を振っていてはいけない。これは民族の恥でしょう。

ですから、165から166に藤川さんが書いてくださったことには、こちらのほうこそ同意する点は多いのです。

しかし、子どものころから骨身に染みた法華精神は、その制動になっているというわけです。


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