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創価学会の功罪を考える

1881マハー:2007/05/02(水) 19:43:00
>もう少し具体的に説明いただけませんでしょうか。
>地獄のサンスクリット表記は Naraka/naraca(nirayaなど) で、これは地獄を指しま
>す。インドでバラモン教から摂取され、それが経典に現れ漢訳され、集成したのが
>『往生要集』という時系列になりますね。

地獄の表記は、先にパンナコッタさんからも御指摘があったとおり、信者利用の有効な手法として使われて来たと思います。独歩さんのバラモン教からの摂取の他、道教からの融合や、往生要集の逆輸入など中国思想での変化、肉付けの影響も大きいと思います。また往生要集が玄奘訳の影響を受けているのであれば、法華経のそれとはやはり違うでしょう。
妙法華経ではアビーチ地獄が音写され、正法華経では、無可大地獄と訳されるわけですが、下方への方向性を持つ点は地獄観の共通性とも思えます。「落ちる」語を頻繁に使用する教団は危険度が高いと思います。私の今後、研究課題です。


>全日本仏教会を伝統教団と括って、新興宗教と比較しても意味をなさないということ
>です。
島田氏の著書だったか失念してしまいましたが、創価学会の成功のひとつのカギに、新興宗教でありながら、「自前の葬儀システムを持つ」という点が挙げられていました。「なるほど」と思ったものでした。これは信者にとって実際にその形式によって行われなかったとしても、持っているという点だけでも重要なファクターと思います。またこれは、大正デモクラシー以降の新宗教と伝統仏教団との大きな差とも取れます。

それともうひとつ、全日本仏教会には、真言宗醍醐派が名を連ねております。
例えば、日蓮正宗創価学会時代に学会のみを批判して、正宗を批判することは難しかったのではなかったでしょうか?スキャンダルな批判に止まってしまいがちと思うのです。

>また、マハーさんの定義は新興宗教創価学会が伝統教団の教義・法要を破壊したと
>いう点ですが、実際に、本来、法華経にも日蓮にもよらない伝統教団に影響の与え
>ようもない
財政的な面で伝統仏教側が危機感を感じていないのでしょうか?
学会の友人葬や戒名不要論は仏教界に一石を投じたと思いますし、長い目で見たら現状サービスでは衰退するのではないでしょうか?

>この二分立判断はナンセンスであると申し上げたことです。

実は「伝統仏教であると標榜する団体」に対して、どうしても二分立にならざるを得ないジレンマを抱えてしまっているのが悩みなのです。

>ここで語られるオモチャのような‘教義’が仏教とも真実とも思いません。ただ、あまり
>に簡単、単純で、いわば幼稚すぎて、こんなものに一々目くじらを立てること自体、
>時間の無駄という気分があります。

オモチャのような教義ほどより恐いというのが実感です。
単純なほどMCは解けないです。
戒壇本尊と言うオモチャの板に何百年も騙され続けているのが現実でしょう。

>いまで言う伝統教団が、それより古い伝統から見るとき、新興であるという視点を挙
>げている点を留意されなければならないと言うことです。

其の通りですね。鎌倉仏教も空海から見れば新興です。
では日蓮正宗が、鎌倉仏教かと言えば全然違うわけです。
伝統的であることは本来、正当である根拠に無関係である筈です。
伝統色を利用して正統であるが如く吹聴しているに過ぎないわけです。


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