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『おにくげ』について教えてください。

63犀角独歩:2005/03/10(木) 15:59:41

生きている訳がない「お肉牙」と生きていることとして扱うことに従ってしまうのは何故か。
以下、ミルグラム師、チャルディーニ師の分析から拾ってみます。

■『服従の心理』(河出書房新社)スタンリー・ミルグラム

「居心地のわるい事態を避けるためには、まだしも服従の方が耐えやすいと多く(略)が思う」
「服従しつづけるのは何のためであろうか?第一に……その場に釘付けにする拘束要因がある。礼儀を重んずる気持ち……手助けをするとの最初の約束を守りたい気持ち、途中で投げ出すみっともなさ、など。第二に、一連の思考調整が行われ、権威と決裂しようとする……決心をにぶらせる」

「人間がつくった組織を、あたかも人間の力を越えたところに存在し、人間の気分や感情ではどうにもならないものであるかのように扱う人たちがいる。組織や制度の背後にある人間的要素は否認される」

「服従は、不平等な人間関係から生じ、かつそれを存続させる。したがって、その究極の表現において、ファシズムの理想的な規制メカニズムである。人間の不平等を基礎としている政府の哲学が、服従の絶対的美徳に高めるのは、論理的以外の何ものでもない。服従行動は、ヒエラルキー社会構造の情況のなかではじまり、その結果、上位の者と下位の者とのあいだで行動が区別されるようになる。上位グループと下位グループの概念を強調し、さらに、ブーツをカチッと鳴らして即座に命令を遂行する迅速かつ印象的な誇り高い服従を重視することが、第三帝国のトレード・マークであったのは、偶然ではない」

■『影響力の武器』(誠信書房)ロバート・チャルディーニ

「機長症候群(Captainitis)……連邦航空局の事故調査官は、機長が犯す明白なミスが他の乗員によって正されず、その結果航空機が墜落してしまうことが多いと指摘しています。(略)乗員は、『専門家がそう言うなら、正しいに違いない』という簡便法を使い、破滅へ至る機長のミスに注意を向けたり、それに反応することを怠ってしまった」

「エマーソン『自持論』…『馬鹿げた一貫性は、つまらない政治家や哲学者や聖職者があがめる、偏狭な心に住む子鬼である』」

「権威者と認められた人からの情報は、ある状況でどのように行動すべきかを決定するための貴重な近道を提供してくれる」

「権威者に服従することによって多くの賞が得られることが一度わかると、私たちはすぐにこの便利な自動的服従に頼るようになってしまいます。盲目的な服従に対してこのような賛美と呪いが同時に存在することこそ、盲目的服従の機械的な性質を表すもの」


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