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『おにくげ』について教えてください。
11
:
犀角独歩
:2002/07/20(土) 10:31
私が子供の時に(つまり創価学会であったときに)聞いた話では、御肉牙が本物か偽物かという話があがった。そこで科学者に調べてもらうことになった。ところが調べようとした科学者が原因不明の熱病に罹って死んでしまった。それ以来、そのような“愚かな”ことをするものはいなくなった…、ということでした。
中学生の頃、キリスト教の友人が「御肉牙なんて非科学的だ。偽物だ」と言われて、「なんだと、処女懐胎だ、復活なんてほうがインチキなんだ」と言い合ったりしたものでした。
ちなみに『創価学会のまちがいをただす』のなかで牧師・森山諭師は
「『日蓮の遺骨の中の歯に生きているのがあって、それに生きた肉がついており、その肉がある時期に膨張して、ついに歯の全部を包んでしまうときに、日蓮正宗が全人類を折伏して、王仏冥合の第三文明世界を建設する」(当時の創価学会の主張)という、おとぎ話みたいな説も、・大石寺18代貫首日精がねつ造した、子供だましの“だぼら”であって、あえて論難するほどの価値もない。
そう言われてくやしいなら、その肉牙を一般に公開してはどうか。その歯の肉が本当に膨張しつつあるなら、世界の学会に提出して、鑑定を受けたらどうか。それを、『ある、ある』と唱えつつ、何者にも見せないのは、彼らの言う『現証』にかなわないことではないか。それは創価学会が口ぐせにいう、科学に反することであり、信頼性が全くない」(子供だましの肉牙説 P72)
と処女懐胎・復活を棚上げにして(笑)痛烈な批判を加えています。
先の戸田さんの言では身延、仏立宗にないから、こっちのほうがすごいという論調なのですが、しかし、そんな日蓮の各派の優劣と言うより、もし本物であるとしたら、現代科学が根底からひっくり返る話なわけです。「どこの宗教にも、こういう什宝はあるから…」的な逃げ口上を言う人はまだ宗教的な善意があるのかもしれません。
戸田さんが昭和31年に、教育者でありながら、ここまで感激して語ることに私は驚くのですが、それより何より、21世紀になった現在、世雄会なる団体で、いまもってこんなことが取り沙汰されて、おまけに、その文章(発言)の題名が『…広布最終段階を戦わん』というわけです。それをまた、現代っ子である子供たちが聞いて本気にして活動に熱中する、まったく信じがたい事態を呈しているわけです。
世雄会がどこぞの団体であるかおおよそ想像はつくわけですが、ここと本体の会員は、結局、御肉牙も戒壇の本尊も見ることもない分、イマジネーションを膨らみ、ほとんど妄想を形成することは容易いことになるのでしょう。「広布最終段階」というのも、妄想であれば(妄想で悪ければ虚言)、そこで担ぎ出す御肉牙の醸すイメージも妄想、これは単に宗教問題という範疇に留まらず、国民の精神衛生上の問題に抵触することのように思われます。もっとも、こんなことを信じているのは、ほんの一部の人に過ぎないでしょうが。
…、しかし、「脈打って、汗かいている」とは、戸田さんもなかなか言うものです。
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