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本門戒壇の大御本尊様の偽作説について
2208
:
れん
:2009/01/27(火) 19:23:40
問答名人さん
おっしゃる旨、了解致しました。現在のものは日禅授与を原本にしてますから、江戸時代に作られたとすれば、日精あたりが入手した模写が原本の可能性も十分あると、私も考えます。
犀角独歩さん
なる程、確かに仰る通りですね。日禅授与が「御本尊集」に掲載されなかったことは決して軽い事柄ではなく、仰る通り、北石のものは共に“御真筆”ではなかったことの証左だと思います。
ご指摘の“身代わり本尊”ですが、これは日有の造立にかかるものですが、以前もどこかで議論の俎上に乗ったとおもいますが、これが二代の可能性はあると思える場合も考えられますね。石山上代で身代わり本尊の原本の“御筆”は日有以前から複数模刻されており、この原本が、日時以降の石山門でかなり重要視されていた印象を受けます。としますと、石山で最初に戒壇本尊として持ち出したのが、身代わり本尊の原本で、続いて日有の代に、石山の本尊堂安置用に身代わり本尊が作成され、その後、例の腰書きの付された、いわゆる戒壇の板本尊が作られたという流れの可能性も考えられるところといった感じでしょうか?
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