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本門戒壇の大御本尊様の偽作説について

2196れん:2009/01/22(木) 13:08:17
問答名人さん・そううそさん

補足いたしますが、動機という観点から見ますと、石山の戒壇本尊=彫刻の作成者として考えられるのは六世日時師ですね。
日時師は、日郷師門下の所有地だった石山の東坊地を、あの手この手の係争における裁判で勝ち、自身の所有地としますが、日時師を頂点とする日道門下には、安房妙本寺において継承された文永十一年の大本尊・正御影、重須本門寺において継承されていた本門寺大堂本尊(安房妙本寺文書によると、日要師が招来した重須六代日浄師所持の切り紙文書に「本門寺大堂本尊裏書云、日興上人授 此本尊 日蓮大事也 日蓮在判」云々とあり、日興門下上代の文献に見える“上人号授与の漫荼羅”の可能性が高い)・生御影に匹敵するものが無かったことから、日時師は、安房妙本寺や重須本門寺に対抗するために自門用の御影を作成し(現在の石山御影堂安置のもの)、ついで自門流の根本の本尊として、初代彫刻を作成した可能性も高いのではないかと考えます。たとえ日時その人の代の作成ではなくとも、先に引用した日有師の言葉から、日有の代には、日有自らが事の戒壇と規定した石山の根本の本尊として、日有の代には初代の日道門下にとっての戒壇本尊=彫刻の初代が作成されて、やがて石山流の三大秘法の教義の根幹に据えられていったのだろうと愚考します。


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