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井戸端すれっど「山門前」

112犀角独歩:2002/06/14(金) 08:01

○真跡における勧請の使用例は1カ所のみ、『守護国家論』に「梵天勧請」で使われるのみです。曼荼羅(本尊)授与に際し、その意義を述べるところは数カ所あるけれど、勧請についての説明はありません。しかし、天台の化儀を踏襲していたことは想像できるので真跡中に現れないことが直ちに勧請を行わないことの説明とするのは短絡でしょう。

○興門における勧請の使用例

『本尊三度相伝』

(曼荼羅の図示は勧請であること)
・竜樹天親天台伝教等は正像二千の高祖大師なり、普く之を勧請し聊も載せざる無し

『誓文』

・本尊を勧請し奉りて各判形を加へ、偏頗を破劫せしめて宜しく衆議を成すべし(この文に由れば、順師曼荼羅を図すのみならず、判形も加える。唯授一人のみ曼荼羅を図すという石山義は後代の言われたるが知れる)

『有師化儀抄』

(神社の尊体は勧請であること)
・一、他宗の神社に参詣し一礼をもなし散供をも参らする時は、謗法の人の勧請に同ずるが故に謗法の人なり、就中正直の頭を栖と思し召さん垂迹の謗法の人の勧請の所には垂迹有るべからず

『有師化儀抄(水鑑沙弥)註解(日亨)』

(曼荼羅本尊は十界勧請であること)
・次に当宗の御堂の事・本門御本尊堂と広宣流布の時之を建立す、故に当山但祖師堂計りなり、故にたとへ十界勧請の御本尊を安置し奉るとも御影堂なり

(戒壇之本尊の諸尊は勧請であること)
・戒壇の御本尊、寸尺、長四尺七寸五分、横弐尺壱寸七分、厚弐寸弐分御首題御勧請皆金薄入りなり、仏滅後二千二百廿余年等と云云、御端書、右為現当二世造立如件、本門戒壇之、願主弥四郎国重敬白

(曼荼羅図示の諸尊は本尊体具にして勧請であること)
・当門流の祈念、誰人を以つて本尊とし何の法を以つて祷るべきや、能く々案ぜらるべし、縦ひ仏菩薩明王等を勧請申す共、夫れは本尊躰具の聖衆なるべし

(勤行に金鈴を打つことは勧請であること)
・最初の金は惣じて是れをいはゞ、本尊御影勧請のかねなり、二つは則境智、定恵、両尊勧請の意か、両品の間のかね二つ、一つをば方便品の終に打ち、一つをば寿量品の始に打つ

・問ふて云はく一つ二つのかね所表ありや、答へて云はく所表之れ有るべからず但其の一代一代の上人を勧請申すべきために先づ金を一つ打ち驚かし申すなり、其の後酒飯参る間二つ打つなり

『穆作抄』

(法界の妙法蓮華経を勧請するが曼荼羅であること)
・法花経御本尊を余多勧請して法界一躰の妙法蓮花経を二反三反十反になすなり

『申状見聞私』

・妙法蓮華経の大曼陀羅、十界の聖衆勧請の御幡なるべし

『富士門家中見聞(家中見聞下)』

(中世に諸天勧請の諸天堂、富士にあり)
・富士諸寺に諸天堂を建立すること、本尊の如きは諸天を寺内に勧請する為め

『富士大石寺明細誌』

・天王堂本堂前東方西向向拝唐破風檜皮葺、四間四面、日天月天を勧請す神躰は板本尊。・垂迹堂本堂前東方西向宮造一間四方、天照八幡を勧請す神躰は板本尊。
・学頭寮蓮蔵坊と号す。講堂間口七間奥行六間、仏壇中央十界勧請大本尊、右日蓮聖人木像左日興上人木像。
・一、本門戒壇の板大漫茶羅 一幅
日蓮聖人筆十界勧請御判の下横に並べ、現当二世の為め造立件の如し、本門戒壇の願主、弥四郎国重、法華講衆等敬白


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