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本門の戒壇について

118直人:2004/05/10(月) 23:40
>>117の続き

 公明党は国立戒壇論について次の如く反論する。

  荒木 これは看過(かんか)できぬ問題だ。第一、創価学会は「国立戒壇」論を、今から三
  十年も前、昭和四十五年に教義的にも否定し、公式に完全否定しているからだ。
  白浜 いや、もっと正確にいえば創価学会は、「国立戒壇」論をもっと早い時点、公明党結
  党以前に否定しているよ。(『政教分離』P27)

 このような反論は意味をなさない。なぜなら、これより後に池田氏自身が政教一致的発言を
しているからである。池田氏は『立正安国論講義』(1966年)において次の如く述べている。
  
  かくして、三十九年十一月十七日、公明政治連盟は、公明党として、脱皮し、立正安国論
  に日蓮大聖人が示された王仏冥合の精神を具体化すべく、いよいよ本格的な活動を展開
  することになった。ここに、公明党とは即、創価学会の異名であり、一体不二の関係にある
  ことを知らなければならない。しかして、化儀の広宣流布の推進、王仏冥合の実現による大
  衆福祉、社会の繁栄と個人の幸福、世界の恒久平和の実現以外のなにものでもない。
  (『立正安国論講義』P72)

 池田氏は「化儀の広宣流布の推進、王仏冥合の実現による大衆福祉」と云うのであるが、創
価学会における《化儀の広宣流布》の定義とは国立戒壇の建立にほかならなかった。戸田氏は
1956年3月・「広宣流布と文化活動」と題する巻頭言において次の如く述べている。

  化儀の広宣流布とは、国立戒壇の建立である。(『巻頭言集』P189)

 公明党の政界における役割が「化儀の広宣流布」であるならば、それは、公明党を駆使し宿
願であった国立戒壇の建立を目指したということである。これは戸田氏の「王仏冥合論」の具体
化であり、池田氏の《学会青年部内閣構想》の実現を目指したものと云えよう。したがって、公
明党の『政教分離』における反論は何ら的を射ていないのである。(この稿、了)


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