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事件・犯罪からみる日本人の心

49凡人:2011/06/13(月) 07:51:54
 被告「包丁は痛いので、使おうと思わなかった」

 検察官「服が脱げかかっていた遺体に、ふとんをかけてやる気は起きませんでしたか」

 被告「ふとんをかけるような力は残っていませんでした」

 帰宅した妻に発見され、「あんたがやったんだべ。あんたなんかいらない。息子を返せ」となじられたが、「どこさ行ってた」と応じた。

 検察官「『殺してすまん』とどうして(妻に)一言謝る気持ちになれなかったんですか」

 被告「うーん…」

 検察側は、強い殺意と計画性の裏側に、長男への憎しみや、愛情の薄さが感じられると指摘する。

 長男は最近、被告の財布からたびたび数千円の金を抜き取り、お菓子や雑誌を買っていた。被告専用の冷蔵庫からも食べ物を失敬していた。

 検察官「注意したとき、長男は反発しましたか」

 被告「はい。『やってねー』『おれじゃねー』と」

 検察官「そういう長男をどう思っていましたか」

 被告「腹立たしく思いました」

 検察官「長男がいない方が自分は楽だ、という気持ちがありませんでしたか」

 被告「ありました」

 被告は体力の衰えを感じ、まだ体力が残っているうちに長男を殺害しようと考えたという。

 ×  ×  ×

 被告は、長男の病気を治したり、環境を変える努力をしなかったのだろうか。

 一度だけ市内の病院に入院の手続きをして部屋も決まったが、長男は被告の手を振り切り、強く拒否して自宅に逃げ帰った。通院も最初の5、6年は続けたが、その後は、長男の代わりに妻や被告が病院に症状を話して薬をもらうようになっていた。

 事件の数カ月前、妻から、財産を処分し将来、長男を施設に入れることを提案された。

 検察官「提案にどう答えましたか」
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