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事件・犯罪からみる日本人の心

48凡人:2011/06/13(月) 07:51:13
 弁護人「遺言書や手紙をどんな気持ちで書いたのですか」

 被告「息子を殺して私も死のうと思いました。私が先に死ねば、息子が一人残り、女房もかわいそうだと思ったから」

 10年ほど前、長男の将来を心配し、被告も鬱(うつ)病に罹患(りかん)。治ったものの、不眠は続き、犯行前まで睡眠薬を手放せなかった。21年10月には大腸ポリープの手術をした。その後、退院したが、貧血を起こして救急車で運ばれた。その頃から体力の衰えを痛感し、長男の殺害と自殺を漠然と考えるようになったという。

 犯行の3週間前にも、長男を殺そうと、風呂場にいる長男の背後から漬け物石を首に押しつけ水死させようとしたが、石を落としたため未遂に終わった。気づいた妻(75)から「今度こんなことをしたら、あんたを殺す!」とどなられた。

 ×   ×   ×

 未遂後いったんは反省したものの、殺意は再び鎌首をもたげてくる。犯行当日、自宅近くのスポーツ店にバットを買いにいった被告は、重すぎると振れないし、軽すぎると長男への衝撃が少ないと、念入りに品定めし、ちょうどいいと思った720グラムの金属バットを購入した。

 自宅に戻った被告は、妻や長男に見つからないように、自分のベッドの下に隠したあと、夕食で長男が降りてくる直前に、彼がいつも食事で座る席の斜め後ろに隠した。食事に集中している長男の後ろにそっと回り、死角から襲いかかる計算だった。妻がいたら殺せないと、妻が留守の間に殺害することも計算の内だった。

 被告は犯行後、血で染まった室内で少しだけ床や家具を拭いたあと、返り血を浴びた服を着たまま、自分のベッドに横たわり、ぐったりしていた。自殺することもなかった。

 検察官「包丁で自分を刺すことは考えませんでしたか」
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