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事件・犯罪からみる日本人の心
36
:
凡人
:2011/06/05(日) 05:48:51
「統一選」買収容疑 4陣営・計8人 群馬(2011年6月5日 読売新聞)
東日本大震災で選挙戦の自粛ムードが予想された4月の統一地方選。フタを開ければ、現金や物品買収の公職選挙法違反容疑で、4陣営から計8人という多数の逮捕者が出る結果となった。「風習だ」「違反とは思わなかった」。陣営関係者から漏れる認識の甘さに、県警幹部は「時代遅れの選挙戦がいまだにまかり通っている」と苦笑いする。(石川貴章、竹内元)
■「告げ」
「現金のやり取りはあったが、『告げ』への手間代と同じで、地元の風習だ」
山々に囲まれた沼田市利根町。沼田市議選で当選した八須賀一男容疑者(55)ら3人が、現金買収と事前運動の疑いで逮捕され、後援会関係者らは怒りが収まらない様子で話した。
「告げ」とは、冠婚葬祭などを近所に伝えて回る風習で、伝達人には手間代が渡されるという。今回、この関係者は、出陣式の文書などを周辺住民へ配布した事実を認めるが、「『告げ』の手間代と同じ感覚。ガソリン代と昼食代を(協力者に)渡しただけ」と口角泡を飛ばした。
公選法では、特定の候補者の当選を目的に、ウグイス嬢などを除く運動員や有権者に金銭や物品を提供することを禁じている。別の後援会関係者は「後援会の会員を増やすためで、買収の意図はなかった」と否定している。
一方、県議選前橋市区で、選対役員を務めた男性は、事務所費から計13人の運動員に昼食代などの名目で2000円ずつ配布したとして、逮捕・略式起訴された。この陣営も、買収目的は否定する。「領収書を求めず先に現金を渡しちゃっただけ。いけなかったのかね」と悪びれずに振り返る。
■捜査員の重圧
今回の統一選で、県警が文書頒布や掲示違反などで警告したのは、前回選より22件増の88件に上った。逮捕者数は現在、前回選と同数。捜査員は「県議選での逮捕は2004年以来。必死に頑張った」と胸を張る。
国政選挙や統一地方選では、警察庁が各県警に取り締まり強化を促すことは少なくない。
群馬は昨夏の参院選で逮捕者「0」。ある捜査員は「県警本部や署長から、いつも以上にハッパをかけられ、ろくに眠れなかった」と、重圧を感じていたことを明かす。
一方、現金が絡む選挙違反は、明確な証拠が残る場合は少なく、関係者の供述に頼ることが多い。捜査手法が問題となった鹿児島県議選を巡る買収無罪事件(志布志事件)で、警察は慎重な捜査を求められているが、捜査幹部は「カネの流れの解明は容易ではない」と話す。
■県選管「残念」
統一選では、震災に配慮して選挙カーの自粛などが広がった一方で、戸別訪問が横行した。
そのため県選管は、県議選告示後の4月4日、公選法の順守を求める要請文書を候補者陣営に送付する異例の措置をとったが、多数の違反者が出た。表の活動が控えられた分、裏で陣営が必死に動いたとする指摘もあり、県選管は「残念としかいえない」と話した。
知事選の告示を16日に控え、県警は再び違反に目を光らせている。県警幹部は「選挙違反は、有権者側にも責任があることを忘れないでほしい」と訴える。
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