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事件・犯罪からみる日本人の心
358
:
凡人
:2012/02/09(木) 18:31:25
倉敷トンネル5人不明:水、突然噴き上げ…響く叫び声
毎日新聞 2012年2月8日 0時03分
JX日鉱日石エネルギー水島製油所内での海底トンネル事故を受けて開かれたJX日鉱日石エネルギーとの共同記者会見で涙ぐむ鹿島の竹下一敏・水島海底シールド工事事務所長(左から2人目)=岡山県倉敷市で2012年2月7日午後7時29分、宮間俊樹撮影
「危ない」「逃げろ」と叫び声が響き、下から噴き上げる海水に押し出された−−岡山県倉敷市のJX日鉱日石エネルギー水島製油所で7日、建設中の海底トンネルで起きた事故。助かった作業員は恐怖の瞬間を語った。関係者は行方不明の5人を心配しつつ、困難な救助方法について検討を重ねた。
◇現場
自力で脱出した下請け会社「弘新建設」=愛知県知多市=の建設作業員、角井(かくい)健次さん(61)は「トンネル奥から『逃げろ』という声を聞いた後、海水が押し寄せた」と事故発生時の衝撃を話したという。
角井さんは資材などを運ぶバッテリーカーの運転手で、立て坑のらせん階段にいた。階段を駆け上り、海水に押し出されるように脱出した。「私のすぐ下にもう1人いたはずだ」と説明したという。角井さんの意識ははっきりしているが目と耳に痛みを訴え、倉敷市内の病院に搬送された。
海底トンネルの立て坑の周囲には濁った海水が流れ出し、事故のすさまじさを物語っていた。
第6管区海上保安本部(広島市)は7日、測量船「くるしま」(27トン)を海底トンネル事故現場付近の海底調査のため出動させた。現場到着の午後9時すぎ、船底に備えた音響測深器で現場周辺の海底面の調査を始めた。
鹿島水島海底シールド工事事務所によると、行方不明となっている渕原(ふちはら)義信さん(61)は現場責任者▽小荒(こあら)勝仁さん(47)は掘削機のオペレーター▽宮本光輝さん(39)と真鳥晴次(まとり・はるじ)さん(43)は鉄筋コンクリート製の壁の設置▽南坪(みなみつぼ)昭弘さん(57)はトンネル内の土や資材を運ぶバッテリーカー運転手−−を担当していた。
◇不明者家族は
行方不明になっている渕原さんは大阪府豊中市内に自宅があり、妻と2人暮らし。妻の惟代(のぶよ)さん(69)によると、渕原さんは熊本県出身で、中学卒業後に大阪に出て、長くトンネル掘削の仕事に従事していた。仕事ぶりは真面目で、大手ゼネコンから指名されるほどだったという。
昨年11月まで作業していた現場を最後に引退し、熊本に戻る予定だったが、指名を受けて岡山に入った。「危険な仕事とは分かっていたが……」と沈痛な表情で話した。
行方不明者の一人、真鳥さんは、長崎県五島市の自宅に妻早苗さん(38)と長男(9)、長女(8)を残して仕事に出ていた。早苗さんには7日午後2時過ぎ、会社から「事故があった」と連絡があったという。その後、親族ら10人ほどが五島市内の親戚宅に集まり、テレビニュースに見入りながら生存を祈った。
早苗さんや親族によると、真鳥さんは05年5月、仕事を求めて今回の工事の下請けに入っていた弘栄建技に入社し、単身赴任だった。今年正月には1週間、五島に里帰りし、会社に戻る際は「行ってくる」と元気に出掛けたという。真鳥さんの弟清次さん(38)は「自分もトンネル工事の経験があるので厳しさも知っているが……」と険しい表情だった。【三上健太郎、椿山公】
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