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事件・犯罪からみる日本人の心

303凡人:2011/12/16(金) 08:13:04
「アメとムチ」使い分け 隣人女、次女元夫服従させる
2011.12.15 23:00

 兵庫県尼崎市の貸倉庫でドラム缶にコンクリート詰めされた無職、大江和子さん(66)の遺体が見つかった事件で、大江さんの次女の元夫、川村博之容疑者(41)=死体遺棄容疑で逮捕=が、隣のマンションに住む知人、角田美代子容疑者(63)=同=から執拗な言葉責めを受ける一方、小遣いなどの懐柔策に恩義を感じ、次第に服従するようになった可能性の高いことが15日、捜査関係者への取材で分かった。

 角田、川村両容疑者ら5人は、16日にも死体遺棄罪で起訴される見通し。兵庫県警尼崎東署捜査本部は、角田容疑者の指示を受けた川村容疑者が中心となって、大江さんに暴行を繰り返し、死亡させた疑いが強いとみて、殺人容疑などでの立件を視野に捜査する。

 捜査本部などによると、川村容疑者が阪神電鉄に勤務していた平成21年春、同社にクレームをつけてきた角田容疑者に応対したことをきっかけに、2人は知り合ったという。

 昨年4月には、大江さん一家に角田容疑者を紹介するなど関係を深め、同時期に阪神電鉄を退職。昨年11月末には大江さんの次女、裕美容疑者(41)と離婚し、翌12月、角田容疑者の住むマンションと隣接するワンルームマンションの一室(八畳間)に転居して、角田容疑者が度々出入りするようになった。

 捜査関係者によると、角田容疑者は川村容疑者との交流を深めるなかで、川村容疑者の「弱み」を強引に創り出していったという。その手口は「何でこんなことするの」などと言葉責めを行って精神的に追い込んだ後、一転して小遣いを与えたり、食事に連れていったりして懐柔するというもの。こうした「ムチ」と「アメ」が繰り返されるうちに、川村容疑者は角田容疑者に服従するようになったとみられる。

 川村容疑者はこれまでの捜査本部の調べに「(角田容疑者には)逆らえなかった」と供述していた。捜査関係者は「角田容疑者は、相手に引け目を感じさせて服従させるのがうまかった。宗教的に崇拝していたわけではない」と指摘。別の捜査関係者によると、大江さんがワンルームマンションで同居を再開した6月末以降、川村容疑者は角田容疑者の指示で、大江さんへの暴行を始めたという。

 大江さんの長女、香愛(かえ)容疑者(43)と裕美容疑者も、角田、川村両容疑者から暴力を受けるなどしたために、大江さんへの暴行に加担したとみられる。

 ただ、角田容疑者は捜査本部の調べに「川村容疑者から相談されて大江さんを遺棄した」と、主犯はあくまでも川村容疑者だったとの趣旨を供述。捜査本部では、大江さんが死亡した経緯について慎重に捜査を進めている。

◇関西国際大の桐生正幸教授(犯罪心理学)の話 「41歳の男が63歳の女に服従していたとすれば、男は女からマインドコントロールを受けていた可能性がある。逃げ場のない狭い空間に、多くの人間が長期間生活すると、マインドコントロールを受けやすい。狭いワンルームマンションで大勢が同居していたという今回の事件でも、そうした効果があったのではないか。組織ではなく個人でマインドコントロールするには、相当なエネルギーが必要。60代のシニア世代は元気な一方、傷害事件などが増えており、両方の意味で“パワー”がある。それがマインドコントロールを後押ししたのかもしれない」


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