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事件・犯罪からみる日本人の心
188
:
凡人
:2011/10/10(月) 04:25:10
世間体を気にする。泣き寝入りをする。なんとも日本的言葉。
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県内14人、国を集団提訴 B型肝炎訴訟
2011年10月08日
B型肝炎ウイルスに感染したのは集団予防接種時の注射針の使い回しが原因だなどとして、県内の患者14人が7日、国に総額2億9224万円の損害賠償を求める訴えを長野地裁に起こした。6月に国と全国原告・弁護団が交わした基本合意に沿って和解手続きに入る見通しだ。B型肝炎をめぐる集団提訴は県内初。
国の救済の枠組みを利用するには提訴して和解を経る必要がある。全国B型肝炎訴訟長野弁護団は患者の掘り起こしを進めており、年内にも10人規模の第2陣の提訴を検討している。
弁護団によると、今回提訴した原告は30〜60代で、肝がん、肝硬変、慢性肝炎の患者と無症状の持続感染者(キャリアー)。集団予防接種時の注射針の使い回しが原因だと立証するため、血液検査などで母子感染の可能性を否定できた患者という。それぞれの病気の進行に応じ、600万〜3700万円を求める。
記者会見した弁護団代表の和田清二弁護士は「今回の提訴を一つのステップとして、(県内の患者は弁護団へ)大いに相談してもらいたい」と話した。問い合わせは同弁護団(026・234・7754)へ。
今回の原告の1人、長野市の男性(58)がB型肝炎に感染していると分かったのは1989年。95年、慢性肝炎と診断された。翌年、結婚。子どもにも恵まれ、家のローンのため治療代を削って、工事現場で働いた。だが、待っていたのは職場での差別だった。
「現場でけがして、他の従業員に血液感染させたらどうするんだ」。職場の同僚や上司から心ない言葉を投げ掛けられ、01年ごろに自主退社を余儀なくされた。
家庭内もぎくしゃくし、翌年離婚。子ども2人は妻に引き取られた。長年の無理がたたってか、体調も悪くなった。特にひどかったのは全身の倦怠(けん・たい)感。土木作業のアルバイトにさえ、なかなか行けなかった。
「『普通の人』と同じ生活が出来なかったのだから、その分を取り戻したい」。そんな思いで、提訴することにした。しかし、母子感染を否定するための資料集めは容易でなかった。
新潟、東京、千葉……。母親の血液検査の資料を提出するため、各地を回った。両親は小さいころに離婚していた。小学3年以来会っていなかった母を1カ月かけて探し出し、第1陣の提訴に間に合った。
「世間体から裁判に踏み切れない人もいるだろう。でも、やっぱり泣き寝入りするのは良くない。わたしたちが立ち上がったのを機にして、『私たちも』となってもらいたい」。今の気持ちを語った。
(成田太昭)
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