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事件・犯罪からみる日本人の心

171凡人:2011/09/25(日) 19:31:30
社労士に懲役8年 聴覚障害偽装
2011年09月23日

■札幌地裁判決

 聴覚障害を偽装した障害年金不正受給事件で、詐欺と虚偽診断書作成・同行使の罪に問われた社会保険労務士香田清被告(70)=札幌市西区=に対し、札幌地裁は22日、懲役8年(求刑懲役14年)の実刑判決を言い渡した。弁護側は控訴する方針を明らかにした。

 渡辺康裁判長は「社労士の知識・経験と、共犯の医師の専門性を悪用した。だまし取った総額は1億6千万円余りに上る。医師の診断書の信用性を大きく損なわせ、社会保障制度の根幹を揺るがした」と述べた。

 判決は、香田被告が、同じ罪で起訴内容を否認している医師前田幸碰(よしあき)被告(76)=公判中=に不正受給の希望者を紹介。前田被告が偽の診断書を作り、香田被告が年金の手続きをしたと指摘。「香田被告は詐欺のシステムを主導的につくり、中核部分を担った。前田被告と並んで責任は最も重い」と非難した。

 弁護側は「(不正受給者との間で)聴覚障害を偽装する共謀はしていない。社労士として誠実に職務をしただけだ」と無罪を主張した。香田被告は起訴後、否認に転じていた。

 この点について判決は、香田被告と不正受給者の間で通常の会話が交わされていた点や、捜査段階での香田被告の自白調書などから、共謀の事実を認定した。

 一方で「詐取額の大半は不正受給者が受け取り、香田被告の利得割合は少なく、700万円を超える程度だった」といった事情に触れた。

 判決によると、香田、前田の両被告は、障害年金の不正受給者42人らと共謀。前田被告が2002年12月〜07年7月、重度の聴覚障害があると虚偽の診断書を作り、香田被告はそれをもとに障害年金などを申請し、計1億6814万円をだまし取った。

 不正受給者として在宅起訴された20人の有罪判決が確定。仲介役の男2人には実刑が確定した。(佐藤英法)


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