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高経大を考える
169
:
凡人
:2011/03/14(月) 22:37:54
ブリッツェン小坂、公務員選手に 4月から宇都宮市職員(下野新聞3月11日 05:00)
自転車ロードレースの地域密着型プロチーム「宇都宮ブリッツェン」の小坂光(22)=171センチ、62キロ=が4月から、公務員選手として新たなスタートを切る。宇都宮市役所に入庁する一方、チームの一員としてJプロツアーにフル参戦する。小坂は「選手としてチームに貢献し、将来的には自転車を活用した街づくりにも関われれば」と抱負を話す。
小坂は長野県出身。オフロードコースで行われる自転車ロードレース「シクロクロス」の日本代表でもある父・正則(スワコレーシング)の影響もあり競技を始めた。高崎経済大2年に在学中の3年前、ブリッツェン発足と同時に加入した。
昨季は尻上がりに調子を上げ、地元ファンにも成長ぶりを披露した。10月のジャパンカップでは欧州勢らと先頭集団を形勢し、3周目には山岳賞争いを演じた。Jツアー最終個人ランクも24位。「選手として今後、やっていける実感が得られた」シーズンとなった。
レースで活躍する一方、地域政策学部の学生として学業も両立した。卒業論文のテーマは「宇都宮市の自転車を活用した街づくり」。卒業後の進路に悩んだが、「父も仕事をしながら競技を続けている。自分もできるはず。大学で学んだことを生かせる仕事がしたい」。市役所の採用試験を受験し、見事合格した。
仕事があるため、普段は別メニューでの個人トレーニングが中心となる。下部チーム「ブラウ・ブリッツェン」の夜間練習などにも参加し、レベルアップを図る。3月末でプロ契約は解除するが、今季も貴重な戦力として、シリーズ戦を除きフル参戦する予定だ。
「仕事との両立は大変だと思うが、比較的距離の短いレースなどで、自分のスピードを生かした走りを見せたい。今季はさらに成長し、勝利を得られるような選手を目指して頑張りたい」と意欲的に話している。
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