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高経大を考える

132凡人:2011/03/05(土) 08:13:40
もうひとつのテーマ、「静的」変化。
あまりにも、時代が混とんとしているから、人は安定を求める傾向が強くなります。
でも、ぱっと見で「安定」しているものも、実は「静かに」動いているんです。

日本航空が更生手続きになった後、いろんな人が、あれは誰が悪い、あの為替取引が悪かった、などと各論に落とし込もうとしています。
私からみると、大きな木が寿命を迎えて、ゆっくり音を立てて倒れるような感じかと思っています。
そう、JALが死んだのはもう数10年前だったのかもしれません。倒れるのに時間がかかっただけかも。

今、動いてないものは、反対に動くしかないんです。
もっと言うと、じつはもう動き始めています。
その動きが、ゆっくりだから動いて見えないだけです。
時間軸を横軸にとると、物事は上に行くか、下に行くだけ。
「横ばい」は、物理的に、確率的に、中長期的にはあり得ない動きなのです。

難しい時代ですね。
誰にとっても、難しい。 
でも、社会に出ている私たちは、今までの経験や知識、技術等の蓄積があります。
だけど、今から社会に出てくる学生は、今まで以上にたくましさや、したたかさや、柔軟性が求められるのでしょう。

自分がどういう人間なのか、何ができるのか、どんなことにすぐれているのか。
いろんな局面で、そう言った疑問にぶつかると思います。
だからこそ、若者よ、旅に出よう!
異質を知って、自分を知ろう!
ニュージーランドもいいところだぜ!

講義が終わって、いくつかの質問を受けました。
「若者が元気無いって、自分たちだけ楽しんで、そのあとを私たちのせいにするのはおかしいと思います。」
・・・ おっしゃる通り。
こういう社会にしたのは、政治家のせいでも、経済会のせいでもない。
自分たちのせいなんだという、そういう意識がもっと必要なのかもしれません。
私にとっても、すごく勉強になる経験でした。
また、伺いますね、高崎経済大学のみなさま。
3-3End


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