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高経大を考える

130凡人:2011/03/05(土) 08:07:45
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My Life, My Real Adventures日々是アドベンチャー也

藤井 巌(ふじい いわお)

1966年生まれ。東京大学法学部出身。山岳部出身の両親の間に生まれ、九州の山で育つ。1989年にラグビー・チームの遠征メンバーとして初めてニュージーランドを訪れて以来、その自然と人々の素朴な性格に魅了され、以来10数回訪れることに。2004年、ニュージーランド移住を決意。当時勤務していた金融関係の会社を退職し、2006年に永住権を取得、移住を果たす。山岳だけでなく、その行動は海にも及び、2005年沖縄本島をシーカヤックで単独航で一周、2008年には九州本島、約1200kmを漕ぎきる。また、晩冬の知床半島一周、対馬海峡横断チーム等の遠征隊にも参加。現在は、現地スポーツ紙の取材コーディネーターなども務めている。ニュージーランド全土のトレッキング・コースに詳しく、また同国のワインや海産物等、美味しいものに対しても常に研究熱心である。

2010年6 月25日 (金)
主体性と相対性 − 高崎経済大学にて
   
私が、自分自身で認める自分の持つ才能は、素晴らしい方々と出会うことだと思っています。
昨年11月に、ニュージーランド首相が来日した時にパーティーが催され、私も出席しました。
その場で高崎経済大学経済学部の佐々木茂教授にお会いいたしました。
柔軟な、そして多角的な視点をお持ちであり、また机上の空論を嫌い、学問のすべてを実践の場に落とすことを信条とされている、エネルギーに溢れる方です。

その佐々木先生から、「ニュージーランドにおける、体験型旅行の取材をアレンジして欲しい」というご依頼がありました。
それだったら、是非、ニュージーランド南島の最大のサイクルイベント、「グレープライド」にいらしてください。
そして、「体験型」の取材なんですから、ご自身でも、是非「体験」されてください!
「そ、そんな・・・」
と、ひるむ佐々木教授のご意見などうかわわずに、101kmのロードレースに参加してもらいました。

リアルニュージーランドが、日本にご紹介しているグレープライドは、ニュージーランドで一番楽しい自転車イベント。
マルボロというニュージーランドで一番大きなワイン産地の真ん中を走る101kmのロングライドです。
もちろん、トップの選手はガンガン走るんですが(最高記録は、2時間24分)、みんな自分のペースで頑張っています。

運動不足を自他ともに認めていらっしゃる佐々木教授。
それでも参加されて、101kmを完走はできなかったものの、すごく楽しんでいただきました。
「なんだろう、このすがすがしい気持ちは。完走していないのに、なんだ、このやりきった最高の気持ちは!」
ひとり言のように、帰りのバスの中で、ずっとおっしゃっていました。

「体験型」のご旅行、その神髄を得られたようです。
そんな、素晴らしい佐々木教授、その意気込みとチャレンジ精神に感服しましたので、
「先生、もしよろしければ、高崎経済大学まで講義しに行きましょうか?」
という、ご提案をさせていただきました。

私も、今までいろんな経験をしてきたし、また、学生の皆さんとしても、ニュージーランドに移住したひとの話を聞く機会もあまりないだろうと思ったので、思い切って言ってみました。
でも、初めて学生に向けて講義をすることになったので、いったい何を話していいのやら。
観光業界に身を置いて、まだ4年弱。
観光政策学科の皆さんのほうが、私よりももっと観光の知識は持っているはず。

さて、どうしよう?!
やっぱり、20数年前、大学生の私が一番気にしていたこと。
それを話そう、と思いました。
「社会に出て、どうやって生きていくことが出来るのか。」
Paper SkyのWeb Versionで、記事を書かれているTeam Yum Yumの山本夫妻も、特別聴講生として来てくれました。
お二人も、ニュージーランドの大ファン!
また10月に、ニュージーランドに再上陸の予定です。


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