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高経大を考える

120凡人:2011/03/02(水) 11:38:07
学生のジョブカフェ業務への参加は全国初

もう少し詳しくDNAの各事業の取り組みについて説明していただけますか。
大宮 ゼミ生は3年と4年で合わせて20人超。それに2年生が6月頃から加わるので、総勢35人前後になります。DNA事業の事務局員として組織全体のマネジメントを行いながら、大宮ゼミ以外のメンバー、他大学の学生たちとも連携して各事業に取り組んでいます。

まずジョブカフェ事業は、学生や若者の就職支援を行っているジョブカフェぐんま高崎センターの運営を手伝うというものです。登録した40人の学生が1年間ほとんど休みなく、日曜日を除く朝10時から夜の7時までシフトを組み、若者たちがセンターに入りやすい空間作りや相談しやすい雰囲気作りのため、受付業務や電話応対などアテンダント業務を中心に担当しています。これは全国でも初めての試みです。

この電話応対や受付業務をこなすため、プロからアテンダント研修を受けています。また、その研修内容を参考にして、学生たちがマニュアルを作り、新人が登録してくるたびに、先輩学生が主導して見習い研修や試験を行い、合格者が実際の業務に当たるようにしています。電話応対などで使う接遇用語は大学生活の中では学ぶ機会がないものですが、彼らは業務を通じて、社会人の基礎的マナーやコミュニケーション能力、企画力、交渉力など様々な能力を伸ばしています。また職業や働くことについても早くから考えるようになり、就業力を身に付けることに役立っているようです。

キャンワークではどのような能力が培われるのでしょうか。
大宮 キャンワークはDNAの立ち上げ以前から群馬県労働政策課や厚生労働省と連携して行っていた事業で、学生がチームを組んで、地域で働く社会人を取材し原稿を作成、ホームページなどで紹介するというものです。年に1回、取材の集大成として社会人と学生が「働くことを考える」シンポジウムを行ってきました。これまで250人程を取材し、紹介してきましたが、一段落したということで、昨年は地域の企業47社を取材し、ジョブカフェのホームページなどで公開しています。また11月には取材した企業の人事担当者らをキャンパスに招いて「企業と若者の交流会」を開き、仕事について考えるセミナーや企業説明会、面接などのマッチング事業も行いました。学生たちはこれらの活動を通じて企業や職場の実態を知り、仕事の面白さや大変さを実感し、働くということについて改めて考える機会を得ています。

ところで今の学生は大手志向が強く、中小企業に目を向けないことが問題になっています。大手企業に選ばれる就活を行うのではなく、「自分が働きたい企業を選ぶ力」の醸成が求められていますが、キャンワークはまさに企業を選ぶ力をつける上で役立っているのではありませんか。
大宮 確かに学生が地元企業になかなか目を向けないという傾向はあります。それと群馬県の企業情報が学生たちに届かないという問題もありました。この点、キャンワークの企業取材では学生が新聞記事などを基に地元の有力企業を選んで取材しているので、企業を選ぶ力は培われているかもしれませんね。

ラジコム事業ではラジオ高崎の30分番組を月に2回担当しています。3〜4人でチームを編成し、企画や取材、パーソナリティを学生自身が担当し、スタジオで収録しています。放送の内容は、季節の話題や、街を元気にする魅力的な人を紹介するといったものですが、公共の電波を使わせてもらっているということで、責任感が強く養われるようです。無償ボランティアで1年間続けるのは相当大変だと思うのですが、みんな元気に取り組んでいますよ。教室内では味わえない緊張感と開放感のある体験をしています。
3-インタビュー


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