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高経大を考える

118凡人:2011/03/02(水) 11:34:21
https://hclab.jp/opinion/interview/25.php
(2011年1月インタビュー)
第25回 高崎経済大学副学長 大宮 登 氏
“超就職氷河期”とも言われる就職難に見舞われる中、高崎経済大学地域政策学部・大宮ゼミの学生は「就職に強い」と企業や大学関係者の間で注目されています。ゼミ活動の一環として、2年生の夏以降という早い段階から企業や働く人とかかわりを持つ社会活動に参加することで、対人関係力、コミュニケーション能力、企画力を磨き、職業や働くことを深く考える「就業力」を身に付けさせています。ゼミの一コマを取材しましたが、いずれも「社会人マナーがあり、しっかりした学生」との印象を受けました。今回は、ゼミを担当されている地域政策学部の大宮登教授(同大副学長)に、その独創的な活動などについて話を伺いました。

■Profile
大宮 登(おおみや のぼる)
1951年山形県生まれ。 1975年高崎経済大学卒業。77年慶應義塾大学大学院社会学研究科修士課程修了(社会学修士)。92年山形短期大学教授。96年高崎経済大学地域政策学部教授。地域政策学部長、学生部長を経て、2008年に同大学副学長に就任。著書に『キャリアデザイン講座』(日経BP出版センター、2009年共著・監修)、『大学と連携した地域再生戦略』(ぎょうせい、2007年共著)などがある。

フィールドワークで学生を成熟させる

大宮先生のゼミ生は「就職に強い」と評判ですね。
大宮 私のゼミでは、過去12年間に150人程の卒業生を社会に送り出してきましたが、卒業時までに就職先が決まらなかったのはわずかに1人、ほぼ100%の就職率です。ただし、ゼミ活動は「就職力」を付けさせることを目的にしているわけではありません。社会の中で自分らしく輝いて生きていく力、社会人基礎力を身に付け、公務員として各地の街づくりに貢献したり、あるいは企業に就職し、民間の力で地域を活性化する仕事に携わってもらいたいとの思いで行っています。

就職先はどのようなところが多いのですか。
大宮 公務、流通、製造、IT、人材、観光など本当に多種多様ですが、最も多いのは金融関係です。大学全体で、約3割が金融分野ですね。学生の7割が県外から来ているので、それぞれ出身地の地銀、地方公務員やJAといった公共的な仕事に就く傾向が強くなっています。

先ほどゼミを取材させてもらいましたが、頻繁に「DNA」という言葉が飛び交っていました。このDNAについて教えてください。
大宮 DNAとは大宮ゼミを中心に、2004年に設立した若者社会活動支援NPO法人Design Net-works Associationの略称です。本学の地域政策学部の特長として、教科書や資料を基に発表や討論を行う通常のゼミと並行して、フィールドワーク重視の教育に力を入れています。社会人基礎力のある学生を育てるには授業や部活動、サークル活動だけでは限界があると思うのです。地域をフィールドに、企業や働く大人たちと直接触れ合う場を大学や社会が用意し、学生自身が主体となって、協働して調査や企画、イベントを立ち上げるなどの地域づくり活動に取り組む。そうした社会活動を通じて、対人関係力やコミュニケーション能力といった社会力を付ける、いわば「学生を成熟させる」きっかけ作りとして、立ち上げたのがDNAです。まさに、「若者社会活動支援」を目的とするNPO法人なのです。メンバーは当学の学生だけではなく、県内の大学や短大生、専門学校生、高校生ら多数が参加しています。
1-インタビュー


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