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高経大を考える

107凡人:2011/02/18(金) 08:22:03
http://park15.wakwak.com/~inochan/5.turedure/5-03.htm
3、留学生のホームステイで感じたこと 2001,03,04,
 3月2〜4日の3日間、中国からの留学生をホストファミリーということで受け入れました。3回目の外国人の受け入れでしたが、大変楽しい3日間でした。
 これは、群馬県の国際交流協会の実施している事業の一環で、「群馬県に留学で来ている外国の方々をホームステイさせることで、日本の家庭というものはどういうものか体験してもらうと同時に、日本の人たちと仲良くなってもらう」という事業だそうです。
 群馬県に長く滞在している留学生についてホームステイさせる試みとしては初めての試みだそうです。
 我が家に来たのは、宋浄さんという中国の女性で、現在高崎経済大学の地域政策を学ぶ2回生です。とっても綺麗でしっかりとした考えを持っている女性でした。話をする中で、いろいろと感じることがありましたので、少し書いてみたいと思います。
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 彼女は、中国は江蘇省南京市(人口230万人)の出身で28歳。
 ここで、南京の紹介。南京は上海の東200kmほどの位置にある大都市です。私のイメージではすごく暖かい気候のように思っていたのですが、話を聞いてみると確かに夏は群馬よりも暑いそうです。しかし、冬の寒さも厳しく真冬では−5℃以下になることもよくあるそうです。冬は路面が凍結してしまうそうで、「群馬は寒くて大変でしょう?」の問いに「南京の方がもっと寒いです」とのことでした。
 いわゆる一つの内陸性気候というものなのでしょう。やはり話は聞いてみるものですね。
 さて、彼女の話題に戻ります。
 高校を卒業して6年間南京の病院で看護婦をしていました。その後、日本の有名なTOTOという陶器の会社の現地工場に就職しました。そして、日本で勉強を学びたいと考え、今から3年前に来日。1年間東京の日本語学校で語学を学び、その後外国人のための大学進学のテストを受けて、ここ群馬の高崎経済大学に留学する事になったのだそうです。留学には国費留学というものもあるそうですが、これはかなり難しいようで、彼女の場合は私費留学です。私費ということは生活費を全て自分で賄っての留学ですから、当然苦労が多いと思います。
 東京の日本語学校にいる時は、家賃9万円のワンルームアパートにいましたが、当然高い。そこで友達3人と一緒に生活していたそうです。本当ならば東京の大学に留学したかったそうですが、物価や学費の面を考えるとそうもいかず、東京に比べてちょっと安い群馬に落ち着いたのだそうです。友達の中には、学費の安い鹿児島や北海道の大学に留学した人もいるそうです。
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学生生活
 高崎経済大学での生活についても聞いてみました。
 授業はもちろん日本語で行われますから、それを聞き漏らさないように真剣に休まず出席しているそうです。1、2回生のうちに単位をたくさん取得するように授業をたくさん取ってしまったため、ほとんど毎日朝から夕方まで学校にいるそうです。普段の日常会話は、大丈夫ですが、やはり授業での専門用語が出てくると分からなくなるそうで、そんな時は先生に聞きに行くそうです。また、教授によっては何を言っているかさっぱり分からない人もいるそうで、「正しい日本語を使って授業して欲しい」と言っていました。
 そんな授業中心の生活ですから、バイトは当然夕方から夜になり、現在は居酒屋で夜11時まで働いているのだそうです。こんな苦労を聞いてしまうと、今の日本の学生の放蕩三昧の生活に憤りを感じる私達夫婦でしたが、でも、宋さんは、
「留学生は、みんな同じように大変だけど頑張っています。だから私も頑張ります。そんなに辛くありません」と笑顔で話してくれます。それを聞くとただただ頭が下がる思いでした。


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