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日野OL不倫放火殺人事件

303ポーロック:2005/11/07(月) 01:02:41
それで? こちらは痛くも痒くもないというのが真相。

そんなに気に食わないのであれば、持論を展開して私を
論破して黙らせればいい。

あまりにも常軌を逸した行動を取るのであれば、こちらも考えないと
いけませんね。

304村雨:2005/11/07(月) 01:49:39
ここは、日野OL不倫放火殺人事件について語るスレです。
取るに足らない下らない煽りや、レスやるなら、よそでドウゾ。

305人間魚雷:2005/11/07(月) 02:23:43
>>会社員さん
とは言うものの、やはり彼女の仕事ぶりに関してまで
他人が憶測でものを言うってのは「中傷」と取られても仕方ないと思いますよ。
議論に男も女もないのは、おっしゃるとうり。

306KM:2005/11/07(月) 17:23:37
(既に時間が経っているのですが。)

>ポアロさん
私は議論をするに性別は問われないと考えているので基本的に自分の性別を名乗ることはしたくないのですが(気付く人は気付くと思いますし)、ポアロさんが信じるかどうかは別にして私は女です。
同じ女のからのレスだと思って下さい。
あなたの感情を批判したいのではなく、
あなたの議論したい気持ちを表現される場合の方法論としてのアドバイスだと思ってくれたら有り難いです(僭越ですが)。

この事件の男について、言いようの無い強い不快感をもっていらっしゃると思います。
己の不倫を、両立も精算も出来ずに相手の女を精神的に追い詰めて、果ては自分と妻の間の子どもを犠牲にさせた、そんな倫理観の欠如した男がのうのうと社会で家庭を持って生活しているのが許せない気持ちだとも思います。
でも、こうした男性を非難したいならば、その非道ぶりのみを指摘したほうがあなたの意図には叶うはずです。
「こうした男の態度が、女を追い詰め病気にし、犯罪を起させる。そういう可能性があることを男性は知っておくべきだ!」とかね。
特に女性の恨みは相手の男性に直接向くのでなく、男性の所有する周辺の存在(妻・子ども・浮気相手、あるいは職場など)に向かいます。自分が追い詰められたと同じように相手を周囲から追い詰めるという手段をとりがち。
男性の場合は、追い詰められた場合、恨みを晴らす対象は直接相手に向かうか、自滅するかの傾向のほうが強いんじゃないかな(詳しくないんですが)。
そういう意味で、「男は自分に恨みが帰ってくるとは限らないから、尚更気をつけろ!」とかね。
言い様は色々あるとおもいますが、とにかく男の非道ぶり(だとあなたが思われている点)についてのみに絞られるのがいいです。
犯罪を犯した女性と比較して男を非難すれば、犯罪の正当化と誤解されたり、量刑相当如何の論点にズレてしまい、あなたの本意で無い方向に話が流れます。
発言が女性のものであるとなれば、尚更「女が男を非難している」だけの構図に受け取られかねません。おそらくそれもあなたの意図したところとは異なるでしょう。
次に、また何か提起したい問題のあるときには、あなたの望む議論の出来るよう、どうか冷静に、頑張って下さい。

>>287 『この子の七つのお祝いに』
>憎む女性への復讐ならその子どもを奪って自分で育てる。それが『女の復讐』

ところで、これは小説の中での話で、現実は必ずしもそうではないはずです(小説は読んでいないので申し訳ないのですが)。
理由が復讐であれ何であれ、犯罪を犯す人間が行為の対象に選ぶのは、自分が優位に立ち犯罪を遂行できると判断できる対象です(叶わない相手を態々狙うことはしない)。
あるいは相手の自由を奪うなどして、やはり優位に立てると判断できるような状況を先ず作ります。
女性は幼児は無条件に可愛く、殺すことなどありえないというのは確かに本来の姿かもしれませんが、犯罪に走る人間はその段階で既に普通ではありません(ここに病理があるともいえるかもしれませんが)。
憎む女性への復讐の在り方を一概に決めてしまうのは、避けられた方が良いんじゃないでしょうか。

307KM:2005/11/07(月) 19:57:24
>>275 lovelessさん
>(というか、すでにある程度は考慮されているので、本件でも死刑が求刑
されなかったんじゃないでしょうか?)

そうです、私もそういう理解です。
犯行への経緯に対しての一定の考慮があった上でのこの判決だと思っています。
私が「(被害者・加害者の)感情を汲んだ妥当な量刑判断って、難しいですよね」と書いたのは、司法判断として難しいというより(これはこれで関係者は毎回苦労していると思いますが)、一般の人のにとって非常に難しいという意味です(言葉が足らなかったですね)。

>別スレで議論が続いている「コンクリ詰め殺人」でも、判決と世論の感情が
>乖離しているので、いまだに司法に対して批難があるのかと思います。

司法と世論の感情の乖離は私も感じますが、どちらかというと、社会的な制裁を司法にどこまで期待しているのかが非常に曖昧な世論に裁判制度を取り入れることを危惧しています。
裁判員制度を取り入れるなら基礎法学を義務教育で学ぶくらいの環境ができたほうがいいんじゃないかと思いますし。
自分がどれだけ”まっとうな”判断を出来るかという意味で、不安というのが本音だったりします。

308紫煙狼:2005/11/08(火) 00:04:53
はい、すっかり悪役の汚名も定着した感の有る紫煙狼です。
先日の失敗を深く悔恨し、その上で、本当に言いたかったことが
まとまったので、再度、私の発言を「蒸し返し」ます。


世の中には「殺してやりたいほど憎いやつ」ってのがいたりします。
逆に「自分の命を分け与えてでも生かしておきたい人」がいます。
これは医療にかかわる、関わらないを問わず、誰にでもある感情だと思います。

自分の親友、自分の家族が瀕死や末期の状態で運ばれてくる。
例えそれが許されるなら、自分の命を分け与えてでも救いたい命。
代われるものなら代わりたい、そこまでしても救いたい命。
しかし、手厚い看護、手厚い治療の甲斐なく、手の届かないところへ旅立つ命。
医療の現場には常につきまとう悲しみですよね。

逆に、非常にまれ(ほとんど絵空事)の世界でしょうが、
自分の家族の命を奪った者が瀕死や末期の状態で運ばれてくる。
それは常日頃から憎み、呪った相手、憎んでも憎みきれないほどの憎悪の対象。
それでも、そんな命でも、医療従事者は私情を挟まず、その命を救うため、
献身的に手厚く看護し、手厚く治療する。「こんな奴、死んでしまえ」という
悪魔のささやきには耳も貸さず、いや、悪魔のささやきに気づかぬほど真剣に、
一心不乱に出来る限りの手を尽くす。

相手が誰であろうと「尊い命を救う」という職務を遂行するために、
時には感情を殺し、時には感情たっぷりに、あくまで患者のために尽くす。

つまり、私が言いたいのは医療関係者であれば、我々よりずっと、
「心の中で矛盾を感じながらも、真摯に職務を全うする」という経験が
多いことだろうと思うのです。そしてポアロさんも漏れなく、そういう
感情だけでも、計算づくだけでもない世界をご存知だと思うのです。
その上で私は「ポアロさんのような情に厚い人」が命の現場に居ることと、
「ポーロックさんのような理論家」が命の現場に居ることの両方、
どちらか一方に偏ってしまわない医療の現場に安心して身を任せるわけです。


そして、殺人事件の被害者が運ばれる病院が命の現場なら、
犯人が裁きを受ける裁判所も、同様に命の現場であると私は考えます。
ある面では、病院は常に「命を助ける」方向での命の現場ですが、
殺人犯が裁きを受ける法廷は「命を奪う方向も併せ持つ」命の現場です。
従って、この法廷に裁判員制度を導入したとして、裁判員みんながみんな、
どちらか一方向に偏りを見せるような集団であればあるほど、
司法過誤の元凶となりこそすれ「厳正かつ適切な司法判断」とは相容
れないものとなる。

従って「感情に重きを置く自分」という傾向を知っている人は、
努めて「感情を排除した考え方」を意識しなくてはならないし、
逆に「合理的論理的結論を重視する自分」という傾向を知っている人は、
努めて「人間は必ずしも理詰めで生きるにあらず」と意識しなくては
なりません。結局、個々人が少しでも論理的面と感情的面を
バランスよくコントロールして考えられるようにならなければならない。
特に、尊い人命が奪われた事件を論ずるのであれば…。



と、言うことを意図したかったわけです。
ええ、ポアロさんを個人攻撃する意図なんざこれっぽっちもありませんや。
でもね、不必要に傷つけてしまった事実は事実として重く受け止めています。
本当に心から申し訳ありませんでした。

これに懲りず、また熱いご意見をお聞かせください m(_ _)m

309人間魚雷:2005/11/08(火) 02:49:55
>>はい、すっかり悪役の汚名も定着した感の有る紫煙狼です。

いえ、そんなことはありませんよ。
まぁ難しい話ですよね。
私もちょっと考えたのですが、私は医師でもないし、人格者でもない。
もし私が医師だったとして、コンクリ事件の主犯が交通事故で瀕死の状態で
運ばれてきたとします。
「この鬼畜野郎!このまま死ねやっ!」って思います。
しかし、心とは裏腹に手が勝手に動いて、救命のために最善を尽くしてしまうのではないか?
って思うんです。また、医師とはそうあるべきだろうと。

310ぽく:2005/11/08(火) 05:04:41
このスレ伸び続けますね。それだけ根の深い問題を含んでいると思われます。
個人的には、どの意見もそれなりの理があり、キャッシーも杉田も
ココに書いてある殆どのことは、一応考えていたはずだと思います。

杉田やキャッシーのように愚かで倫理観が希薄で、自己中な人でなくても
ありうる問題だという認識に立つ必要があるのではないでしょうか?

不倫が自己責任で成り立つなんて到底思えません。
必ず誰かが傷つくことになり、法的にはもちろん、誰が裁けることでも
ありませんが、不倫は良くない、責任のとりようのない罪であるということが
大前提だと思います。それはやはり杉田やキャッシーには希薄だったと、
そうでなければ、どこかで歯止めがありえたかとは思います。

311Ken:2005/11/08(火) 06:37:47
魚雷さんはもう手打ちにしたいみたいだが、わしは今でもこの御婦人の言ってる
ことは理屈に合ってないと思っているよ。これだけキャシーに感情移入しといて
事件当日の行動に関してはキャシーになりきって考えることを一切拒絶しとる。
これはずるいよ。都合のいいことを強調し、都合の悪いことには目をつぶってるのだから。
この方もキャシーがなぜ男でも妻でもなく子どもたちを狙ったか不思議がって
いたであろう。そんなのはキャシーになったつもりで考えないと絶対分からないし、
そうすればキャシーがしたことにどんな言い逃れもできないことに気づくと
思うのだがねえ。

>>308は言ってることは全く正しいが、この方がそういう感情を普段の仕事に
持ち込むかもしれないという仮定がすでに失礼で間違っていると思うよ。普段
の生活はまるっきり逆で、誰かにこんな意見を面と向かって言うわけにもいか
ないから、こんなところで主張しているだけではないのかなあ。ただの掲示板
でこの事件をどんなふうに解釈しようと、その人が医者だったり裁判員だったり
したらどんな不具合がでてくるかを予測するなんて余計なお世話だと思うよ。
われわれの本当の日常は掲示板よりももっと複雑でしがらみがたくさんあるのだから。

312人間魚雷:2005/11/08(火) 13:50:42
Kenさん
掲示場だからこそ、言いたい事をちゃんと伝えるのは難しい。
御大の紫煙狼氏ですら苦労していらっしゃいます。
我々だって理屈に合わないことを書きまくっている。
ずるいのではなく、難しいんですよ。
それにたとえ鉄壁の正論であっても、他人の考えを覆すなんてことは
至難の業でしょう?
手打ちと言うと聞こえは悪いかもしれませんが、
まぁ一息入れましょう。

313匿名ですが:2005/11/08(火) 17:31:47
論争というのは凄いエネルギーと
自説への固執がないとできないもんですね。
自分なんかすぐ「どっちにも一理あるじゃん。」と思ってしまうので
なかなか長い論争の仲間入りはできませんわ。

ふだん他人に面と向かって言えないことを言えるのが
私にとって掲示板の醍醐味ではあります。

314会社員:2005/11/08(火) 22:04:18
話がだいぶ本論から離れてしまっていますが、これは成り行きから言って仕方ないでしょう。
スレは伸び続けていますが内容的にはほとんど発展せず、過去レスを読まない人が時たま登場してスレをかき回し、同じ議論が表現を変えて再燃しているだけです。
しかし、掲示板荒らしが殆ど登場しないところなど、boroさんの掲示板は全く見事です。
運営管理のご苦労に感謝したいと思います。

315匿名ですが:2005/11/08(火) 23:18:11
どちらにしろ結論なんて出るわけはないのですから
「議論を楽しむ」ということでいいんじゃないでしょうか?
スレ立てから2年もたっていることだし
討論メンバーも世代も変わってまた再燃、それも良し、では。
この掲示板は荒らしでさえも多少なりとも知的なところが見受けられ
全体的にレベル高いなーといつも思わされてます。

316ニヒト:2005/11/09(水) 11:47:16
司馬遼太郎が作中の人物に言わせていた言葉だけど
議論とか論争なんていうものはやるだけ無駄。
理屈なんて、ことの善悪・正否に関係なく何とでもつくもの。
完璧な理論で相手を言い負かしたつもりでも、
相手は、なるほどいいこと言うなー、ためになりましたー、なんて
夢にも思っていない。言い負かされたことに対する怨恨が残るだけ。

317会社員:2005/11/09(水) 22:57:48
>>316
で?結論がありませんが?
議論は無駄だから、もう判決は出たから、思考停止ですか?

318Ken:2005/11/10(木) 00:02:53
>>316それはそんなことないと思うよ。ずっと昔のログを読み返してもらったら
わかるが、わしの天敵ポーロックさんもKenさんいいこと言うな、と納得した
時期もあったのだ。単にやり方の問題じゃないかな。はじめに相手に同情し、
だけどこうだよ、と諭す感じでやると相手もいやな思いもせず納得することも
あると思うよ。紫煙狼さんはそのアプローチじゃないかな。

ただ相手を言い含めると相手はそれ以上書くことがなくなるわけで、そうすると
こっちも書くことがなくなるわけで、それではつまらないからわしは永遠に
攻撃し続けるのだ。

というわけで。この方の主張に対する反論のひとつは不倫はどっちもどっち
だから言い訳にはならない。これは女に多いね。あと子ども二人焼き殺して
首をくくらせなかっただけでもありがたいと思え。これは男に多いねえ。これじゃ
不公平だ、キャシーの罰を軽くしろ、というのがこの方の主張の要点なのだか、
そうではなくてKMさんの言うように、これでは不公平だ、男も牢屋にぶち込め
とやっておれば、こんな大騒動にはなっておらんかったと思うよ。しでかした
ことに対して罰を軽くしろというのは少々虫がよすぎるのではないかな。

324ヒッキー:2006/06/27(火) 19:33:10
このような、不実な男(師匠)を罰する法律は出来ないのでしょうか。

325紫煙狼:2006/06/28(水) 00:52:48
>このような、不実な男(師匠)を罰する法律は出来ないのでしょうか。
じゃぁ、諸賢のお知恵もお借りして、師匠を罰するための法律というのを作ってみましょう。
あくまで、新しく作るんですから、現行法制にとらわれる必要はないですよ。
ただし、法律として体をなすものにしなければなりません。

例えば「不誠実なヤツは罰する」なんて条文は法律としてアウトですよね。
「何を以って不誠実とするか判断基準が明確ではない」うえに「刑量が明確ではない」ので、
実際に運用するに当たって不都合極まりないですからね。
「○○をした者は○○の刑に処す」というのが刑法のフォーマットですから、
誰の目から見ても罪となる行動と、その罪に対する刑量を規定するのが最低限の約束です。

では、最初にヒッキーさん、師匠の行動から犯罪足りえる部分を抽出してください。

326しゅん:2006/06/29(木) 00:24:42
こちらの事件ページは以前読んでいたのですが、今日初めて掲示板を見て、このスレのログを全て読みました。
皆さん確固たる意見を持っていて、様々に感じる事がありました。

二人の子供を殺した加害者、二人の子供を堕胎せざるを得ない状況となった責任が半分だとしてもあったのに自分の意志を示さなかった男性、
謝罪をされても(それで済まない事だったのだとは思いますが)堕胎した事にまで触れて不倫相手を罵倒した妻、
三人とも自分のプライドや保身を第一に考えてしまい、譲る事が出来なかったことが原因なのかな、と思いました。
実際その手で命を奪った加害者に同情する気は全く起きません。でも妻にも、他の事件の被害者に抱く気持ちにはなれません…
二人の女性は、互いにどうすれば一番相手が傷付くかを分かっていて敢えてそれを実行したように思えてしまいます。
凶行のきっかけとなったと言われている言葉が無かったにしろ、同じ様な言葉で加害者を罵ったのではないでしょうか。
妻が調停に持ち込むまでの事では無いのでは、と加害者の父を説得したのも、「夫に不倫された」自分、「不倫をして自分を捨てようとした」夫を早く忘れたいという気持ちもあったのかなと思います。
勿論暴言と殺人は同じ次元で考えられる物ではありませんが、思う所はどちらも同じだったのでは。
その様な事で命を落とさなければならなかった二人の子供の冥福を祈るのみです。

327元高井戸署員:2006/06/29(木) 06:44:21
紫煙狼さん 法学から離れて15年以上経ちますが、って言っても当時も全く勉強してませんでした…
こんな感じはどうでしょう?
ご指導下されば幸いです。
不貞防止法

第一条 本法は配偶者のある者の不貞を禁じ公序良俗を維持するものである。

第二条 罰則
 
 第一項 配偶者ある者が、不実を告知し異性と交友関係をなした者は
      六ヶ月以下の懲役または五〇万円以下の罰金に処す

 第二項 配偶者ある者が、不実を告知し異性から財物を得た者は
      一〇年以下の懲役または三百万円以下の罰金及び財物の没収に処す

 第三項 配偶者ある者が、不実を告知し異性と性行為をなした者は
      無期もしくは5年以上の懲役に処す

 第四項 配偶者ある者が、不実の告知により異性を自殺させたる者は
      無期懲役に処す
      
作ってる私は相当アホです。

328:2006/06/29(木) 15:14:03
不法駐車も、罰則はあっても、
厳然たる処置がなされるようになったから減ったのであって、
実際に罰せられなければ増えるだけ。
人間は愚かだし、愚かな人間がいる限り。

民法で『不貞は有責』と認められていても
約半数の有責者は、慰謝料を払うどころか、養育費さえバックれてるのが実情。
悪質な犯罪者と同様に、「やったもん勝ち、逃げたもん勝ち」と思っているらしい。
「不倫は恋」とのたまう輩達には、『罪の意識』は全くないらしい。

>第三項 配偶者ある者が、不実を告知し異性と性行為をなした者は
>      無期もしくは5年以上の懲役に処す

上に書いたようなバカがいる限り、これは必要と思われます。
この罰則が実際に施行されたら、
安易な不貞も不貞による悲劇も、劇的に減るでしょう。

329:2006/06/29(木) 15:19:00
不法駐車も、罰則はあっても、
厳然たる処置がなされるようになったから減ったのであって、
実際に罰せられなければ増えるだけ。
人間は愚かだし、愚かな人間がいる限り。

民法で『不貞は有責』と認められていても
約半数の有責者は、慰謝料を払うどころか、養育費さえバックれてるのが実情。
悪質な犯罪者と同様に、「やったもん勝ち、逃げたもん勝ち」と思っているらしい。
「不倫は恋」とのたまう輩達には、『罪の意識』は全くないらしい。

>第三項 配偶者ある者が、不実を告知し異性と性行為をなした者は
>      無期もしくは5年以上の懲役に処す

上に書いたようなバカがいる限り、これは必要と思われます。
この罰則が実際に施行されたら、
安易な不貞も不貞による悲劇も、劇的に減るでしょう。

330紫煙狼:2006/06/30(金) 02:04:17
>>327
私も法律の専門家ではないので、指導も何もありゃしません(^-^;A
で、思ったままに感想を述べるとすれば、この法案は叩き台として非常に良くできていますね。
さすがに法学をかじっているだけあって、故意にツッコミ所満載の法案に仕立てた技量。脱帽です。
法益を「公序良俗の維持」としたあたりもさすがですね。以下の判断を全て公序良俗に照らし合わせることにしましょう。
では、元高井戸署員さんが意図した趣旨に基づいて間違い探しができるか自信はありませんが、目についた点をいくつか。

<まずは基礎編>
・第二項は「詐取の罪」が現存するので敢えて新作する必要はないでしょう。

<次にお約束編>
・「本法は配偶者のある者の」と、いうことは独身のスケコマシは公序良俗に反していないのね?
・「不実の者を罰する」という発端から始まっているので仕方がないのですが、配偶者に疑われていない限り、配偶者に対して不実を告知する必要もない。不貞行為の相手には「自分に配偶者がいて別れるつもりもないし、アナタとは体の関係だけが目当てですよ」と事実を述べ合意の下で行えば罰せませんね(笑)
・「不実の告知」の指す内容をもう少し具体的に例示する条文が必要ですね。配偶者ある者がキャバクラで歳をごまかしても適応されるとなると、法案の可決が難しくなります。まずは成立させることを優先しましょう(笑)
・第四項はある意味、不倫のあげく捨てられた側は、腹いせに自殺することで相手を破滅させられるので、それをチラつかせて泥沼を続けさせることも可能になりませんか?互いに相手の弱みをつかむので、不倫関係がズルズル続く要因になる可能性も(笑)
・「異性と」という部分は、せめて「配偶者以外と」ではいかがでしょう?なにしろ、最近は同性愛も珍しくないですからね。カミさんに飽きたけど、不貞罪になっては困る。仕方がないからアニキで我慢するか…となってはシャレにもなりません(笑)
・不貞行為の事実は警察が取り締まろうと思って取り締まれるものではありません。公園でデートしている二人は片っ端から職質して回りますか?ラブホテル出入り口でネズミ捕りしますか?いやいや、これではプライバシーの侵害と逆に訴えられますよ(笑)

<ちょっと真面目に深刻編>
・不倫を罪悪と考える場合、この罪は不倫関係の双方に適用されるべき性格の物ですが、本法案では既婚者しか罰することが出来ない。既婚者と未婚者間の不倫関係の場合、既婚者のみが一方的にリスクを負うことになる。既婚者が手を出さなければ不倫は成立しないという考え方は一面正しいですが、売春禁止法のように売った方も買った方も両者が罰せられることが必要。これは、互いに事実を知っていて合意の下で行われる不貞行為にも適応されなければなりません。公序良俗の維持が目的ですから。
・警察が取り締まることが実質不可能である以上、この条文は親告罪として扱わなければなりませんが、現在進行形で情を通じ合っている二人のどちらかが親告すると思いますか?結果的に二人とも罰せられるんですよ?不倫関係を続けるのに致命的な問題が発生し、痴情の縺れに発展しなければ、どちらかが親告するとは考えられませんね。そして、どちらかが自滅覚悟で親告した場合、妻には非がないのに犯罪者の妻というレッテルを貼られる。夫に裏切られた挙句、こんなレッテルを貼られるなんて残酷に過ぎやしませんか?
・ならば妻が親告するだろうか?そりゃまぁ、親告する場合もあるでしょう。でも子供がいた場合「両親が離婚した理由は何とでも言える」けれど「父親が犯罪者である」という説明は並みの神経じゃ出来ないでしょう。母親の親告のせいで犯罪者の子供と指差される。それくらいなら我慢しようとか思う場合も考慮されます。また、妻に「夫に対する愛情」が残されていた場合、不倫関係を解消してもらい時間をかけてもとの鞘に納まることが出来ないものか?と考えることもありますよね。で「あの女と別れてくれ」とお願いした結果が、未婚女性の逆切れで夫が犯罪者として裁かれる。これじゃ元の木阿弥なので、結局、夫が不貞行為を行っている事実を知った場合、妻に残された選択肢は離婚、もしくは我慢だけ。不倫した者勝ちでは、道徳的正義に反しますね。

(続きは7月4日以降に…。)

331元高井戸署員:2006/06/30(金) 12:05:36
紫煙狼さん、ご指導ありがとうございました。
さすがですね!真剣に御意見下さったので、私も本法をもう少しまともに作り直そうかと思います。
ただし、今のアホ国会での可決を考えると相当に割り引いた物になってしまうのでそれではつまりませんので、ここのBBSでの可決を考えて行きたいと思います。

332マツ:2006/06/30(金) 22:47:48
このサイトや掲示板は以前から見てたのですが、はじめて書き込みします。
個人的には北村が嫌です。
一言で言えば前の方に書き込みされてるmayuminh40さんと同じなのですが。

不倫も奥さんとのことも自分が傷ついた話ばかり、真摯な反省もなく、自己弁護とプライドの高さしか感じられない裁判と手記。
もちろん不倫は北村だけが悪いとは思わないし、つらい思いをしたのもわかるけど、相手の家庭を壊しても欲しかったのなら、それなりの覚悟も必要。

そして北村は常に自分のことぱかりで、熱く苦しく死んでいった子供たちへ思いやる気持ちとか、被害者のことを思っての罪を悔いる気持ちが感じられない。
更に計画殺人なのに途中から殺意の否認、それが認められないと裁判の不当性を訴え、挙句の果てにマスコミ批判。
もし、仮に殺意がなかったとしても、自分の放った火で幼い子供二人が焼け死んだなら、普通は自分が傷ついたことより罪の意識でいっぱいになると思う。

こんな大罪を犯しても雄弁に自分の都合のいいように主張できる北村が、本当に一方的になじられ傷つけられたままだっただろうか?
新潮を読むと北村が主張した風ではなく、奥さんもきついことも言ったけど北村もそれなりで話し合ったみたいだし、奥さんだって女として傷つき、家庭を壊される不安もあったはず。

当時の報道は全て北村の主張で、北村に同情が集まり、この夫婦の方が悪い言われ方だった。
大事な子供が焼き殺され、それを自分たちのせいにされる理不尽さ。
奥さんだって反論したかったでしょう。
奥さんの北村が女同士の戦いにしようとしている、子供たちのために何を言われても耐えようとしたというのは、奥さんはつらかっただろうけど、本当に的を得ていると思う。

333ヒッキー:2006/07/01(土) 00:06:08
>>332
マツさんは師匠については、どう思っていますか?
私も、何の落ち度も無い子供を、焼き殺した加害者を憎みます。奥さんも悪くないと思っています。
しかし、師匠はどうでしょう?奥さんが、出産で里帰り中に不倫相手を自宅に招き入れ(キャッシーの問題は、ここでは置いておきます)合鍵を渡し、関係を長続きさせる為、妻とは別れるつもりなどと嘘を続け、また責任も取れないのに、二度も妊娠させたあげく中絶させる…
乱暴ですが私は、どうせやるならキャッシーは師匠を殺して自分も死ねばよかったのにと、思ってしまいます。以前どなたかが書き込んでましたが、この事件にはどうしようもない『居心地の悪さ』を感じるのです。
紫煙狼さん、元高井田署員さん、こんな男を罰する法律を是非作って下さい。

334人間魚雷:2006/07/01(土) 00:27:23
加害者の罪は罪として、同情の余地は余地として、
この男・・・・あまりに人の道に反したことをしてると、
その報いが自分ではなく、自分より大切なものに跳ね返って来るという例です。
自分は死なないかわりに、死ぬまで苦しんでもらうわけですが、
もしも苦しんでいないのであれば「脱因果応報罪」で、
懲役20年といったところです。

335:2006/07/01(土) 00:39:23
<師匠>は事件後、依願退職させられたが、妻と離婚することもなく、一男一女をもうけている。

苦しむどころか、けっこう幸せに暮らしてる感じですが。
これほど酷いことをした男と別れなかった奥さんも・・・奥さんかと。
この結末が一番ビックリです。

まああれだけの事件が起きてしまったのだから、
「今後、不倫の心配だけは無い!」と、別の意味で安心だったりして。

336人間魚雷:2006/07/01(土) 00:55:56
まぁ考えようによっては、離婚してひとり気ままに生きられるより、
その奥さんと罪ならぬ罪を分かち合って、新しい2人の命を育むことが
いちがいに悪い事でもないのかなという気もしないでもありませんが・・・・?

337:2006/07/01(土) 01:09:16
いいとか悪いとかより・・・
事件後、世間からのバッシングは相当なものだったと思われる。
ある意味、二人は被害者というより<共犯者>
世間から孤立して行き場はない。
これだけの経験を分かち合う相手など、一生かかっても見つかるわけもなく
よけいに結束が固くなったのでは?と思ったり。

338ヒッキー:2006/07/01(土) 01:13:14
こんな男には、配偶者以外の女性に会うときは、貞操帯(鶴瓶が付けてたような)の着用を義務付ける位の事をしてやりたい。

339紫煙狼:2006/07/03(月) 23:33:14
>>333
元高井田署員も私も、二人で頑張れば何とか形になるものが出来るとは思っていません。
諸賢のご指導・ご鞭撻なしに、そこそこ納得のいくものが出来ると思えるほど、
法律の専門家でもなければ、思い上がってもいません。
むしろ(少なくとも私は)人間関係を刑事裁判で裁くことの難しさを知っていただきたいと思っています。
だからこそ、ヒッキーさんに「刑事的に処罰するべき罪悪は何処の部分か」明確にしていただきたいのです。

ちなみに、刑法第183条には「姦通罪」という罪が定義されていました。
現在は削除されていますが、その経緯や解釈に関しては、色々ご意見があると思います。
本当は「ご自分でお調べください」といいたいのですが、二つほど資料例を提示します。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A7%A6%E9%80%9A%E7%BD%AA
http://www.eiko.gr.jp/photoessey/lawyeressey009.html

ところで、ヒッキーさんが「師匠を刑事罰に処すべきである」と主張なさるのは、
師匠の言動があまりに不道徳極まりないからであって、北村受刑囚が、放火殺人を犯さず、
師匠と、もしくは、別の男性と今頃幸せな家庭を築き上げていたとしても、論旨に変更はありませんね?

340HR:2006/07/04(火) 18:42:44
いつも皆さんのレベルの高さに見てるだけでしたが、この件に関してはいいかなと思いお邪魔しました。

ここで北村に同情している方はお子様をお持ちでしょうか・・・?
子供を持っている親だったら北村が師匠にされたことを考慮してもとても同情はできないと思います。

私の知り合いで子供を病気で亡くされた方がいます。その悲しみの深さは私には計り知ることはできませんが
近くにいて本当に深いものなんだということはよくわかるし、今でもその時の事を思い出せば心が締め付けられます。
天命を全うしてても子供の死というものは親にとってどれだけ大きな悲しみか。
それを思うと北村がしたことはどんな事情があるにせよ、同情なんて全くできるものではないです。

師匠のような男はどこにでもいます。
私も旦那に不倫されてた経験があります。子供は2人います。
ある日、旦那から別れを切り出されたようで、相手の女性から電話が掛かってきました。
私に全て暴露してやる!という心意気が感じられる内容でした(苦笑)
旦那が相手に対して言ったこと、してきたことは、師匠がしたようなことと大して変わりはありません。

私は罵倒はしませんでしたが、自分の意見はちゃんと言ったしなんの負い目もありませんでしたから
強気ではいました。7才も年上の女性でしたが言ってる事は幼稚で、3年半も関係を続けていながら
全て人(旦那)のせいだという態度でした。でもそんな幼稚な人間でもそれきりです。

私はこの騒動の後にこの事件を知って3人の関係性が私の場合と多く類似していたことに非常に驚きました。
同じ境遇の人は沢山いると思います。でもこのような悲惨な事件は希ですよね。
そう考えるとやはり北村の人間性に問題があったんだろうと思います。

不倫は許せない行為です。でも結果がこんな悲惨なことだったからここまで師匠への非難が
大きくなってますが多少の修羅場の末、終結を迎えている不倫がほとんどなのだから
やはり刑事罰は難しい気がします。

稚拙な文章で本当にすみません。そこら辺はどうぞご容赦下さい(T_T)学がないもので。。。

341人間魚雷:2006/07/04(火) 20:47:21
>>HRさん
おっしゃりたこと、よくわかります。
ですから稚拙な文章なんかではありませんよ。
この事件と同じような不倫問題のケースはけして少なくないでしょうね。
しかし、このような悲惨な事件が頻繁に起こっているわけではない。
そこには北村のパーソナリティーが大きく関与しているのだと思います。
それはそのとうりだと思います。

342マツ:2006/07/04(火) 22:26:11
今書き込もうと思ったら、HRが私の言いたいことをうまく言ってくれました。
かなりHRさんと被ってしまいますが、ヒッキーさんの私に対する質問に答えますね。

>>ヒッキーさん

師匠については第一に被害者と思ってます。
単純に親にとって子供の死ほど悲しいものはないでしょう。
ましてや殺される・・・これほどつらいものはないと思うからです。
不倫のツケにしては大きすぎると思います。

不倫に関しては、もちろん師匠は悪いと思ってます。
でも、一方的に師匠が悪いとは思いません。
友達が忠告してくれたのに交際に積極的だった北村も、嘘を言いながら交際を長引かせようとした師匠も、たいした覚悟もなく避妊を拒んだ北村も、いくら北村が拒んだからといって責任をとるつもりもないのに避妊しなかった師匠も、どっちもどっちと思います。
師匠と不倫をしたのも北村の意思だし、北村が子供を殺さなかったら、それがいいとは思わないけど、よくある話。
ヒッキーさんの仰るとおり、師匠を殺すなら可です。
私は被害者に非があったとしても、殺されても仕方ないとは余程のことがない限り思わないので、師匠がしたことと殺されることが等価だとは思わないけど、憎しみを師匠に向けるならわかります。
でも、北村は師匠でなく子供を焼き殺した。
この事件の原因は不倫と言われ、そこだけを見ればもちろん師匠も悪いと思いますが、そこから先の北村が子供を殺したことに関しては、北村の意思、北村の暴走だと思います。
自分の恋愛(不倫?)がうまくいかなかったから相手の子供を殺すという北村の思考回路に、師匠の罪はないと思ってます。

繰り返しになりますが、もちろん不倫に関しては師匠も悪いです。
ただ、子供を殺され、世間からたたかれ、さらにこの男にも罪をというほどのことはしてないと思うんですよね・・・。

343紫煙狼:2006/07/04(火) 22:57:03
私は必ずしも師匠を刑事罰に処すことに消極的ではありません。
師匠が不貞行為を行ったという事実と、子供を焼き殺されたという事実は、
刑事的観点では切り離して考えるべきであると思います。

不貞行為を刑事罰として処罰する場合、これは双方を罰する必要があります。
不貞行為は一人で完遂できる行為ではないので、当然、相手も必要的共犯関係を見なすべきです。
無論、配偶者ある身である事を虚言で隠し、相手を巻き込んだ場合は別ですが、
こと、本件に於いては、師匠に配偶者がある事を知っていて不貞行為に及んだのですから、
完全な必要的共犯と見なし、刑事処罰の対象とするにやぶさかではありません。

しかし、現実問題では、北村受刑囚は放火殺人の罪で起訴され、受刑しているのであって、
不貞行為に関して何らかの刑事的処罰を加重的に受けているわけではありません。
また「師匠に騙されていた」という事実により、北村受刑囚が追い詰められていたという部分は、
心神喪失状態であった、錯乱状態であったのように、北村受刑囚の刑量を裁定するにあたって、
情状酌量の部分として扱われるべきものであって、殺人を示唆・教唆・共用したわけでもない以上、
少なくとも放火殺人の罪に関して師匠は何ら刑事責任を追うべきものではありません。
法の下の平等とは、法律上全ての人を赤の他人として扱う事を意味するのであって、
放火殺人の被害者である子供二人が、師匠の子供であっても、そうでなくても、北村受刑囚の
刑量にかわりはなかったものと考えます。
これを別の事例に例えた場合、女に振られた腹いせに、男が他所の家に放火して死者が出た場合、
振った女も罰するべきか否か、と考えるとシンプルになると思います。
それこそ、多くの方が仰るように、第三者に火の粉を振り掛けることなく、当人同志、つまり、
師匠と北村受刑囚の間で解決すべき問題であり、師匠が北村受刑集に殺害されたならまだしも、
全く関係のない赤の他人が犠牲となっていることに強く着目すべきです。

その上で、北村受刑囚が不貞に関しては何ら罪を問われていないのに、師匠は不貞の罪を背負うべきである旨の
主張は法の精神を大きく逸脱した感情論であり、その感情のみを基盤に法制度を設定するのは非常に危険です。

344紫煙狼:2006/07/04(火) 23:35:36
ただし、公序良俗を維持することは治安面からも道徳面からも歓迎すべきではあります。
そこに司法が介入することを良しとするか悪しとするかは、状況によると思いますが、
本来、不貞行為というのは社会を構成する上での最小単位である家庭をないがしろにし、
両性の合意(信頼関係)において始めて成立しえる婚姻関係を著しく損ねるものであります。
また、恋愛関係すべからく(肉体関係ではありません)互いの誠意を根底に成立しえるものですから、
既婚未婚に関わらず、相手からの許しを得ることの出来ないレベルの虚言を根底に恋愛関係を
維持するような不道徳(いわゆるスケコマシや、その女性版)を刑事的に処罰することは不適切であっても、
この行為が民法上の不法行為に当たることは自明です。法的に野放しにされるわけはありません。

従って、本件において師匠は
・第一に不貞行為の事実を根拠とする離婚訴訟を妻から
・第二に婚約不履行を根拠とする慰謝料請求を北村受刑囚から
のように双方から不法行為に対する代償を民事的に請求されて然るべしであったと思います。
逆に言うと、師匠に対する法的責任の訴追はここが限度ではないでしょうか?
そして、妻も北村受刑囚も、その方法を選ばなかった以上、民法上の示談が成立しているとし、
これ以上の司法介入は不可能であると考えるのが妥当です。

しかし、悪い男に騙されて泣いている女性も、悪い女に騙されて泣いている男性も後を絶ちません。
法の目をかいくぐって上手い汁を吸うものに対する憂いは、真っ当に社会生活を送っている者万人に共通する
ものではないでしょうか?従って、法律が成立した場合に起こるであろうデメリットを充分に検討したうえで、
民事訴訟による解決が見られなかった場合、刑事訴追が可能となるような選択肢はあっても良いと思います。
私は(自分が言い出したという面もあるものの)元高井田署員さんのアプローチをそう受け止め、
だからこそ、見た目よりはずっと真剣に、法案を考えていますし、また、皆さんに人間関係に司法が介入することの
難しさを実感していただきたいと思っております。

345元高井戸署員:2006/07/07(金) 23:57:54
HRさんの投稿を見てちょっと考えてみました。
紫煙狼さんの
『私は必ずしも師匠を刑事罰に処すことに消極的ではありません。
師匠が不貞行為を行ったという事実と、子供を焼き殺されたという事実は、
刑事的観点では切り離して考えるべきであると思います。

そのとおりですよね。
この事件は私も、結局、男の始末が悪いんじゃねえか!
などと思い込んでいましたが、死亡した子供は当然無関係で可哀想と言いながらも
何処か、因果関係の部分で切り離せない部分がありましたね。北村に同情してる部分ですかね。
けど、ガソリン撒いて火をつけてるんですよね。しかも集合住宅で。
これ鉄筋住宅だから1室で納まってけど、モノタル住宅(コーポ、アパートタイプ)でしたら、
当然、全世帯に被害が及びますよね。
他世帯で死者が出たら、皆さんもかなり心情は変わるはずです。
現住建造物放火致死?現住建造物放火及び殺人?どちらの罪状で起訴されたのかは知りりませんが、
これらの罪では2名死亡すれば死刑が相場でしょう。
もし、師匠の家が留守で無関係の隣の家から死者が2名出たら判決はどうなったんですかね。

346紫煙狼:2006/07/08(土) 21:22:30
判決は判事の良心に委ねられておりますので、
判事ならぬ私に判る由もありませんが、
>師匠の家が留守で無関係の隣の家から死者が2名出た
としても、同様の判決であったと考えます。
確かに「現住建造物放火及び殺人」で2名の死者が出れば、
相場で物言えば死刑が相当ですが、本件に於いて、北村受刑囚が、
犯行に及んだ経緯を考えると、犯行時の精神状態に関して、
計画性と実行力に於いて責任能力は充分に認められるが、
正常な判断が出来るほど耗弱していなかったともいえない。
一部情状酌量を認めざるを得ないとの判断があったものと記憶しております。

347通りすがり:2006/08/08(火) 16:23:09
私はなんとなく北村の気持ちが分かります。
子供を産んでいなくても、好きな人の子供を中絶する辛さ。
ほんの短期間だとしてもお腹に命が宿っていたら母性は目覚めるものです。
妻にも同じ思いをさせてやりたいという気持ちで犯行に及んだのでは。
北村よりも、事件後2人の子供を生み平和に生活しているであろう妻に
嫌悪感を抱きます。北村への見せしめに産んだように思えました。
この夫婦、ありえません・・・

348紫煙狼:2006/08/09(水) 01:13:22
>>347
北村受刑囚の気持ちがわかる貴方なら、死んでいった子供達の気持ちも理解できますよね。

子供達にとって、師匠は大好きなパパであり、妻は大好きなママ。
両親二人が仲睦まじく、家族がいつまでも円満平和であることが、
子供達の一番の願いだったのではないでしょうか?

愛する夫には裏切られ、それが元凶で愛する子供達まで失ってしまった妻。
身代わりになれるものなら、なってでも救ってあげたかったのに、
死んでいくのを呆然と見続けることしか出来なかった自分の至らなさ。
何ら落ち度があったわけでもないのに、ひどい女、嫌悪を催すと指さされ、
針の筵で横になり茨の道を歩む悔恨の日々。全て、死んでいった子供達の
冥福を祈る悲痛なまでの覚悟が無ければ決してできることではないでしょう。

私は「離婚という道を選ばなかった理由」は死んでいった子供達の遺志を
何よりも大切に考えたから、大きな十字架を背負ってしまった者同士で、
失われた命への祈りの日々を過ごすという道しか無かったのだと考えています。
でなければ、夫を心から許すことなんて本当に出来るのでしょうか?
北村受刑囚に対する当てつけだけで、一緒に暮らせるものでしょうか?

新しく授かった命…。失われた子供達の生まれ変わりと信じます。
だから、今度こそ、この子供達を幸せにしてあげなければならない。
あの子達の大好きだったパパとママが二人で、命がけで…。
>北村への見せしめに産んだ
そんな生半可な気持ちで子供なんか産めるだろうか?育てていけるだろうか?
>事件後2人の子供を生み平和に生活しているであろう
本当に平和なのだろうか?心の休まる日は来るのだろうか?

349紫煙狼:2006/08/09(水) 02:39:07
北村受刑囚は師匠と別れたくないが為、中絶という道を選んだ。
悲しかろうが辛かろうが、異性愛と母性愛を秤にかけて異性愛を選択した。

北「私は『異性愛>母性愛』だから、師匠への愛は妻より強い」
妻「『異性愛>母性愛』ですって?あなたの母性愛の程度を疑うわ」

無論、北村受刑囚の母性には良心の呵責があったので、妻の正論がかなり堪える。
しかし、妻は自分が『異性愛<母性愛』だから夫が浮気した可能性を否定できない。
夫と離婚すると子供達が悲しむのは自明であるから、自分は何らかの理由をつけて
夫を許さなければならない。責任の一端を自分に求めるのは無意識的本能だろう。
両者ともに良心の呵責があればこそ、師匠の責任問題は表面化しない。

ここで北村受刑囚の自己中心性が顕著に現れる。自業自得を被害と表現する傾向だ。
「子供を失う同じ悲しみを妻にも味合わせる」といえば同情も得られようが、
「自分が納得ずくで子供を中絶した悲しみ」と「突然、子供を惨殺される悲しみ」を
「同じ悲しみ」と表現するのは無理がある。自分の痛みを過大に評価しすぎだ。
負け戦ならせめて『自分愛<異性愛<母性愛』の妻が一番苦しむ方法を…ってのが真相。

さて、師匠の人間性をとやかく言うのは、やぶさかではないが、本件の事件性は、
子供が焼き殺されたことにある。どう擁護すれば北村受刑囚に同情できるだろう?

350mayuminh40:2006/08/09(水) 03:15:16
紫煙狼さん、私がこれまで目にした、この事件について書かれたどの記事よりも
共感できる文章です。私にはこんなふうに書く力がありませんでしたが、
心にわだかまるもやもやとしたものを、紫煙狼さんがあますところなく書いてくださって、
感謝したいような気持ちです。どうもありがとう。

351通りすがり:2006/08/09(水) 10:11:28
紫煙狼さんは全く北村に同情できませんか?
北村は妻から毎晩電話攻撃され心引き裂かれるような言葉を
たくさん浴びせられ・・・結果このような事件を起こしたという過程は
自然な成り行きとまでは言いませんが、私には充分理解できる動機です。
妻にも落ち度があったのではないでしょうか。
犠牲になった子供は気の毒ですし、妻の気持ちも紫煙狼さんの文章を読んで
なるほど、と少し考えられるようになりました。
妻の人格がよく分からないのですべて納得はできませんが・・・。
子供にも恵まれこれからも人生を共にしてゆく夫婦、
今もこれからも刑務所でひとり罪を償う彼女。
同情というかあわれに思えてなりません。

352カルマ:2006/08/09(水) 18:49:30
北村と同様な立場を経験されている、もしくは経験された方は、北村に
感情移入されることが考えられますが、その場合でありましても、
『相手を好きになる気持ちは理屈ではなく、結果として「不倫」であったと
 しても、人を愛する気持ちに変わりはない』という意味での同情はありる
というのが「同情の限度」ではないのでしょうか。
不倫相手の「子供」を「焼き殺す」ことについてまで、
同情の余地があるのでしょうか。

仮に、焼き殺された子供と同じことを北村がされたとしたら、すなわち、
北村自身が焼き殺された子供であったとして、自分の親の不倫相手の女性
に焼き殺されたとした場合、自分を焼き殺した犯人である女性を北村は
どう思うのでしょうか。

353紫煙狼:2006/08/09(水) 21:40:39
>>351
歴史に「もし」は禁句ですが、敢えて「もし」を使ってみましょう。

もし、北村受刑囚が殺人を犯さず略奪愛に成功し幸せな家庭を営み、
そのころ妻は頻繁に嫌がらせの電話をした罪で実刑に服していたとしたら、
あなたは誰に一番強く同情していたでしょう?
もし、愛する夫を奪われた恨みで妻が北村受刑囚を殺害して実刑に
服していたとしたら、あなたは誰に一番強く同情していたでしょう?
もし、北村受刑囚の殺害した相手が妻だったら?

結局のところ、貴方が北村受刑囚により強く同情の念を禁じえない理由は、
北村受刑囚が服役中であり、これからも当分出てくる予定はないのに、
他の二人は今でも平然と暮らしているという事ではないでしょうか?
三者三様に互いに傷つけあった結果として北村受刑囚だけが服役している。
という誤った解釈が北村受刑囚を必要以上に悲劇のヒロインたらしめて
いるのではないでしょうか?

でもね、彼女は三者三様に互いに傷つけあった罪で服役しているのではなく、
子供を無残に焼き殺した罪で服役しているんだ。現住建造物放火殺人とは、
被害の範囲を予め特定する事ができない。一歩間違えると無差別殺人なんだ。
その罪に対して今の処遇は、ある種、温情判決とも言えるものですよ。

忘れないで欲しいのだけれど、北村受刑囚には殺さないという選択肢があったんだ。
お天道様の下で暮らすことはできたはずなんだ。殺人は自ら選んだ道なんだ。
ここに同情するのは人の命を軽んじているという点で、全く同意できない。
ただ、痴情の縺れで全てが終わっていたなら、私は妻にも北村受刑囚にも、
全く同じレベルの同情を禁じえなかっただろうと思いますよ。

354紫煙狼:2006/08/09(水) 21:41:24
>>351
先にも述べたとおり、北村受刑囚は現住建造物放火ならびに殺人で起訴されている。
本件の死者は、たまたま師匠と妻の子供2名で食い止める事ができたが、
延焼し師匠と妻の子供2名を含む十数人が焼死していた場合、
(これは少しも極端な喩えではない。火災は一歩間違えれば大勢の命を奪う)
本当にそうなっていたとしたら、いかなる情状酌量を加えようと死刑は免れない。
あなたはそれを不公平と思うのだろうか?それでも北村受刑囚を擁護するのだろうか?

うん…擁護してあげてください。愚かな女の悲しい結末に涙してあげてください。
小難しい理屈なんていらない。色々な考え方、感じ方があって世の中だ。
貴方の感じ方には同意できないが、私が正しいと言い張る気は毛頭ありゃしない。
願わくば全ての当事者に公平な判断を以って、北村受刑囚が受けるべき処遇を考えて
あげてください。どんな凶悪犯にも、弁護士は必要です。

355紫煙狼:2006/08/09(水) 22:19:32
犯罪者が犯行に及ぶまでに、どのような心の葛藤があったかを明確にするのは、
事件の本質を明確にする上で、決して無意味な事ではない。非常に有用である。
しかし、こと、本件に於いては北村受刑囚の心理ばかりが表面化しすぎているため、
師匠や妻がどのような苦しみを味わったのかが覆い隠されている面が否めない。
従って、心理描写の多い北村受刑囚に感情移入することは容易だが、
師匠や妻に感情移入することが難しくなっている。
師匠や妻の心理的葛藤を無視して一方的に北村受刑囚に感情移入するのは
公平に欠く。まさにアンフェアとしか言いようが無い。

私は図書館で新聞の縮小版を読み漁り、この事件の事実関係に絞って、
感情移入を一切排除して事件の全体像を捉えなおした結果として、
「甘いレモンの論理」という、至極簡単な結論に至った。
苦労して手に入れたものが、実はハズレだった場合に、投資した労力に対し、
見返りが極端に低かった場合に、その手に入れたものが素晴らしいもので
あると信じ込もうとするという無意識的本能である。(他の解釈もある)

北村受刑囚の師匠に対する感情は、最初は純粋に愛であったやも知れないが、
途中から明らかに「現実は甘くない、師匠はスッパイ(失敗)だった」という
現実を直視しないための逃げの一手に過ぎず、最終的に現実を直視せざるを
得なくなって自我の支えが崩落したときに、無関係な人間を巻き込んでの
自暴自棄に走ったと結論付ける。
彼女は自分が追い求めているものが虚構に過ぎないことを充分に知っていて、
それを認めようとしなかった。最後まで騙され続けたわけではなく、
彼女の不必要に高いプライドが、その現実を拒否したに過ぎない。
結果として彼女は自身の人生の方向修正を全て拒み、自ら望んで自滅の道を選んだ。
これを自業自得といわずして何と表現しよう。巻き込まれた子供達にとっては、
不条理で、はた迷惑なこと極まりない。

騙された女に同情する余裕はあっても、騙されていることを知っていて
それを認めず自ら最悪の結末を招いた女に同情する余地は私にはない。
だからこそ、通りすがりさんのような人がいてくれないと困る。

356紫煙狼:2006/08/09(水) 22:30:06
>子供にも恵まれこれからも人生を共にしてゆく夫婦、
>今もこれからも刑務所でひとり罪を償う彼女。
二人の子供の命を奪った罪を償うだけで済む北村受刑囚と、
自らの過ちを悔恨し、新しい命に対する責任まで背負ってしまった夫婦、
塀の中にいないからこそ、世間から指差され続け、悪し様に言われ続ける夫婦。
どちらが辛く悲しい生き地獄か、私にはわからない。

357人間魚雷:2006/08/09(水) 23:50:48
>>どちらが辛く悲しい生き地獄か、私にはわからない

私にもわからない。
私は師匠でもキャシーでもないから。
そしてこの二人、それに奥さんを含めた三人。
苦悩の度合いを測ることは出来ない。

358通りすがり:2006/08/10(木) 16:06:53
紫煙狼さんは物書きのお仕事でもされていらっしゃる方でしょうか。
とにかく私の疑問、思い違いをしていた事などをとても丁寧に説明して下さりありがとうございました。
カルマさんのおっしゃる通り、私は既婚者との恋愛経験があったため
北村に必要以上に感情移入していたところがありました。
甘いレモンの論理、すごく分かりやすかったです。
そして北村は最後まで騙されていたわけではない、という考えが私になかった事に気付きました。
彼女は冷静になって、そんなクズのような男をさっさと捨て、
新しい人生を歩み出すべきだったんですよね。まだ充分若かったのに。
なんだかすっきりしました。紫煙狼さん、ありがとうございました!

359名無し:2006/09/09(土) 10:21:59
ここまでのレスをあんまり読んでないので被るかもしれないけど
加害者が行った殺人・放火という罪は罪なので、相応の罰を受けるべきかと
思うけど、この不倫相手の旦那が何も罪に問われないって事の方が
何か理不尽だなあ、と思いました。

360boro:2006/09/11(月) 19:20:16
「名無し」というHNは使わないようお願いします。

361HR:2006/09/14(木) 23:20:49
名無しさん。

子供を2人も焼き殺された。しかも自分が原因で。
これ以上の罰があるでしょうか?

この議論は堂々巡りだと思うので前レスを読まれることをお勧めします。

362ろった:2006/09/17(日) 07:21:21
しかし実際、世の男性は結婚して奥さんにキツクされて
不倫に走る人は多いです。もちろんしていない男性のほうが
多いとは思いますが。けっこうきつそうな奥さんですよね。
それで自分に憧れてくれて新鮮な女性と不倫に走ったのだと思います。
結局は都合の良い女性にされてしまった。都合の良い女性と
分かっていて付き合っている人もいいでしょう。ここまではよくある話。
この先が普通じゃないんですよね・・・。

365you:2006/09/22(金) 18:37:31
boro様、
 
 >>この事件に関してだけはどうしてもそのような書き方
  にしたかったのです

なぜですか??

366boro:2006/09/22(金) 20:50:10
その理由はあえて言わなくても分かってもらえると思ったのですが、、、。
できるだけ客観的に書こうと思っても私にも感情はありますので、
結果的にそのような書き方になってしまったということです。
読んでみて客観的でないと言われても仕方ないと思っています。
正確に言えば、他の全ての事件についても同じことが言えるかもしれません。
私なりの事件に対する思いがあり、そういう思いが書き方に出てきていると思います。
でも、あくまでも客観的に書こうとして書いたその結果です。
日野OLの事件はそれが他の事件に比べて自分の感情が強く出てしまった
ということです。客観的に書くとは言っても、売られている書籍や雑誌、
新聞などを参考に書いているわけで、実際、事件を目撃したわけでも
全てを知っているわけではないですから、そこは「客観的と思える
ような書き方」を心がけてはいますが、、、。そんなところです。

367you:2006/09/23(土) 21:29:31
答えていただきありがとうございます。
boroさんに限って
どちらかに肩入れというか感情移入というか・・・
そういうことはないんじゃないかと勝手に思い込んでいたので
驚いて質問してしまいました。ごめんなさい。
366を読んで、少し安心&嬉しく思いました。
この事件は本当に意見が様々ですね。

368boro:2006/09/24(日) 08:46:05
「あえてそのような書き方をしました」としておきながら
その理由を言わず、「なぜですか?」と訊かれて
「その理由はあえて言わなくても分かってもらえると
思ったのですが、、、。」と答えている俺って
バカみたいですね。いや「みたい」じゃなくて
バカでした。その理由は分かるわけないですよね。
申し訳ないです。すみません。これからは
他の事件についても直せるところは
直していきたいと思います。
ということで、これからもよろしくお願いします。

369紫煙狼:2006/09/24(日) 09:03:23
>>368
>直せるところは直していきたいと思います。
事実に反する部分、書き直したいなと思った部分を書き直す分には構いませんが、
普通の人は、被害者感情は理解しやすく加害者感情は理解しがたいものですから
「加害者の心理に肉薄する」というスタンスは変えなくてもいいと思いますよ(^^)
例えば日野OLの件も、boroさんは決して北村受刑囚のことを擁護も正当化も
していないので、これはこれで良いのだと思っています。

370boro:2006/09/24(日) 12:49:10
紫煙狼さんまで気を使わせてしまったみたいで、、、申し訳ない。

この事件についてはもっと詳細を知りたいですね。
佐木隆三か松田美智子あたりが取り上げて一冊にまとめて
出版してもおかしくない事件だと勝手に思ったりして。
裁判は傍聴してなかったんでしょうね、、、。

373loveless:2006/10/28(土) 22:33:52
>>371
でも、私は、この文中に殺害された子供の遺体の様子が記載されているところに
boroさんの強い「怒り」を感じたので、今のままでも十分バランスが取れているような。。

374酒井:2007/01/02(火) 12:45:19
紫煙狼さん、初めて書き込みさせていただきます。

>>348
>本当に平和なのだろうか?心の休まる日は来るのだろうか?

こう書いていらっしゃいますが、心の休まる日が無い、生き地獄を生きる夫婦が
セックスして子供を作れるでしょうか?鈍感で、心が休まっているから、平気なんです。
1人作って、亡くなった子供を育てたように同じ育児の道を辿る・・・
数年であっても亡くなった子供との思い出が、浮かぶ毎日。普通の神経なら辛くて耐えられません。
自分を裏切り、子供を死に追いやった女性と付き合い中絶までさせた男と、更にもう1人子供を作る。
呆れて物が言えません。

「妻」という人は、北村受刑囚に事件前にひどい言葉を投げつけています。
同じ女性として耳を覆いたくなるような言葉を。
どんなにひどい事をされ憎くてやりきれない場合でも、返す言葉でその人がこれまで歩いてきた道が見えます。
品性下劣な「妻」の言葉が愚かしい犯罪の引き金を引く一因にもなっていると思います。

そこまでこの夫婦に感情移入する必要があるでしょうか?
浅はかで愚鈍な人間はいくらでもいます。この夫婦もその例に漏れない部類の人間としか思えません。
だからといって北村受刑囚を可哀想という言葉で守ろうとも思いません。
この女性も浅はかで思慮深くないから。こんな大罪を犯すほどの価値が相手の男にあるとは思えません。

*********************************************************************************************
それから、自分も過去に夫に不倫されて云々という人の陳腐なレスは見るのも嫌ですね。
自分の選んだ相手がその程度の男性で、そんな人から3年半も浮気されていた・・・
それでも平気で一緒に暮らしていく、その神経が私には理解できないません。
プライドも潔さも無いから、数年間も裏切り続けられる、それだけです。

375紫煙狼:2007/01/02(火) 14:35:12
>>374
酒井さんは本件に関して誰一人感情移入するに足りる人物は居ないと言う
スタンスですから、一様に公平であると思いますよ(^^)

ただね…人間は理屈だけで生きる動物でもないと思いませんか?
「理解できません」の一言で切り捨てる事は、私にはできない。
だから私は公平に感情移入する。それだけです。
敢て言うなら、私は北村受刑囚を「浅はかで思慮深くない」と断じたり、
妻を「プライドも潔さもない」と断じたり、師匠を「価値がない」と断じるほど
思慮深くプライド高く潔く価値のある男じゃないんでね。
「正義」という刀を振り上げて一刀両断に切りつける事ができないんですよ。

376酒井:2007/01/02(火) 14:47:41
申し訳ありませんが、もう一度熟読していただけませんでしょうか?m(__)m
斜め読みでのレスはありがたくないものですね。

377紫煙狼:2007/01/02(火) 14:58:03
>>376
私なりに熟読した結果のご返答でしたが、
読解力に問題があったということでしたら、
深くお詫び申し上げ、問題点をご指摘願います。

378Ken:2007/01/02(火) 22:14:37
いや、だからその妻が北村にひどい言葉を投げつけたというのは北村の言い分
なんですよ。もちろん、妻は否定している。ただ、無抵抗の子どもを二人焼き殺すと
いうのは尋常じゃないんで、そういう人物の言い訳を真に受けるのはどうかと。
言ってみればストーカー殺人を犯した男が「あいつの方から誘ってきた」と言い訳した
ところで普通信じないでしょう?そこのところは公平じゃないと思いますよ。

世の中、旦那に浮気されても離婚せずにいる人たくさんいますよ。私の身近にも
います。そういう人たちにはプライドや潔さが足りないのかもしれませんが、
プライドと潔さだけでは女が自立することがまだ難しいのが今の日本です。特に
子どもを抱えていればね。この妻の場合、一見そういう足かせがないようには
見えますが、旦那に裏切られ子どもを二人焼き殺されれば誰だって心身ぼろぼろに
なるんじゃないでしょうか。だから一人で生きていくのではなくて、旦那を信じて
二人で生きていくことを選択したんだと思います。そう考えれば再び子どもを
もうけることはそんなに変じゃないと思いますよ。そりゃまあ、この男はどうしようもない、
くだらない男だし、ひょっとすると妻にも落ち度があったのかもしれませんが、
子ども二人を焼き殺される義理はないですよ。自分の子どもを殺されて辛い思いを
しない人はいないと思います。

379ポーロック:2007/01/03(水) 01:28:40
いかなる理由があろうとも、殺害してはいかんでしょう?

「妻」が北村に投げつけたとされる言葉ですが、本当に言ったのか
どうか、今となっては確認のしようがない。

事件を誘発するような事をやる方も問題あるが、殺害なんて論外ですよ。

380紫煙狼:2007/01/03(水) 03:55:46
各人がやった事と、その見返りを秤にかけるとシンプルなんですよ。

ケース1
<行い>妻がひどいことを言った
<結果>子供を殺された

ケース2
<行い>師匠が女をだました
<結果>子供を殺された

ケース3
<行い>北村受刑囚が子供を殺した
<結果>懲役刑に服している

ケース4
<行い>妻と師匠がやりなおして子供を作った
<結果>無関係の人々から罵詈雑言を浴びせかけられている

行いに対して当然の結果を招いているのは「ケース3」だけではないでしょうか?

381酒井:2007/01/03(水) 08:42:54
紫煙狼さん、
こことは違うbbsをから、「無知だのと言われて辟易する云々」というような記述を拝見し、私はあなたにからんで
いるわけではなく、冷静に意見を聞きたかっただけなのでご理解下さい。
むしろあなた様の考え方、書かれる文章は尊敬に値するほどで、私のからまった思考もすっきり整理されるほどです。

私が、>>375に書いた文章の「*****」の下に書いた文章は私の独り言で、この事件に出てくる「妻」のみを指した
のではないと言う事です。熟読をお願いするほどのたいそうな事ではありませんね、申し訳ありませんでした。

このての事件に感想を述べる多くの女性は、自分語りが多く冷静に判断が出来ない、感情的になる人が多く不快に感
じるという事を暗に書いたつもりです。勿論、どんな人も自分の経験値から見て物を判断する・・・この事自体ごく
普通ですが、感情的な意見は見るに耐えないものが多いと思うのです。

>「理解できません」の一言で切り捨てる事は、私にはできない。

日常生活に於いてなら、相手の立場・考え方等考慮し理解するよう力を注ぎますが、この事件の登場人物には理解
する価値もないように思えてならないのです。多分私には思考の奥行きの深さが欠落しているのかもしれません。
これを上記の女性特有の感情的な考え方、と言われてしまえばそうとも言えてしまうのですが。

Kenさん、おっしゃりたい事理解出来ます。
言った言わないは当人しか分からない事。「妻」だって実は言ってしまった事を「知らない、言っていない」と
言う事も出来ます。ストーカーに殺害された人が、実は被害者から誘っていた事が皆無とは言えないはずです。
それぞれの人生ですが、私が夫に裏切られ続けたらきちんと自立します。子供を2人も焼き殺されたら、心身ぼろ
ぼろになり、夫との生活は継続出来なくなります。という事から>>374の書き込みに至ったわけです。
この妻や夫婦に対し批判が多いのは、kenさんのような考え方の方がどちらかと言うと少数派だからだと思います。
勿論それはそれぞれの考え方・生き方ですから、他人がどうこう言う問題ではないのですが・・・(しかしそれを
言ってしまえばここに書き込む事すら出来なくなってしまいます)

ポーロックさん、勿論殺害は論外です。
正当防衛でもない限り、どんな材料が投げ込まれても殺害はいけない。
殺害に至ったそれなりの原因が別途存在するなら、放火や殺人をよしと言っているわけではありません。

>>380
このようにシンプルにされてしまうと、やはり「ケース3」という答えしか導き出されなくなります。
他には何も言えないですね。
紫煙狼さんはいつもどのように思考を整理しているのですか?差し支えなければ伺いたいものです。

382紫煙狼:2007/01/04(木) 01:41:02
>>381
7時間以上キーボードに向かっていて、
未だに上手く表現できない自分がもどかしいです…。
もう少し、お時間をいただけませんか?

383酒井:2007/01/04(木) 04:35:48
>>382
お待ちしています。

384Ken:2007/01/04(木) 06:55:50
被害者側にも落ち度がないとは言わないですよ。というか少なくとも師匠には
相当の落ち度がありますよね。ただ、それが子ども二人を焼き殺されるのに匹敵する
ようなことかを問題にしているのです。桶川のストーカー殺人でも結局加害者側の
言い分が一方的に巡って、被害者は死人に口なしをいいことにセカンドレイプ
されたようなもんですよ。これも被害者に落ち度が全くないとは言いませんが、
それが殺されるに値するようなことなのかってことですよねえ。この犯人グループは
狡猾・残忍な連中でして。キャシーもそうです。boroさんの文章を読むと事件
当日の犯行様態で私の目に付くのはキャシーの狡猾さです。こういう狡猾・残忍な
人間の言い分は私は全く信用しないですね。私のような考え方が少数派だとすれば
それはただ単に週刊誌がキャシーの一方的な言い分を扇情的に載せ、多数の人が
それを鵜呑みにしてるからだと思いますよ。

単純な話でね、師匠は本当にどうしようもない男ですから、キャシーにぶっ殺して
もらって一向に構わないんですよ。そうすれば痴情のもつれから来る殺人って
やつで、ありふれた事件として我々の話題に上ることもなかったはずです。キャシーも
情状酌量が認められて檻に繋がれる期間も短く済んだでしょう。この事件が他の
浮気がらみの事件と違うのは殺されたのが無関係で非力な子どもたちという点に
あるのであって、それを見落としてはならんと思いますね。酒井さんがそれには
全く言及しないのが私には解せません。

385酒井:2007/01/04(木) 09:44:20
kenさん、

桶川のストーカー殺人はこちらのサイトで読んだ限り、被害者は完全なる被害者で、殺された女性に落ち度が
あったとは思えませんが、kenさんは「師匠」にはあっても「妻」には何の落ち度もないというご見解ですか?

>こういう狡猾・残忍な人間の言い分は私は全く信用しないですね。

毎夜のように電話で罵詈雑言を浴びせる妻、そして例のkenさんは信じていないという「例の言葉」。
信じていた夫に裏切られてショックだったという点は同情しますがあまりに執拗すぎませんか?残忍ではないが
残酷ですよ。
kenさんがこの妻の言葉に関しては全面的に信用できる事が私には不思議です。あとさき考えずに感情的に嫌がらせ
に走る妻。北村受刑囚は弁護士に相談し訴訟の準備にも入っています。不貞行為をはたらき、本来責められる
べき立場の女性が、訴訟を起こせるだけの材料を持っていたというのはよほどの事だと思うのです。
妻は分が悪くなると「訴訟を起こすことはないんじゃないか云々」と説得してうやむやにしているようにしか
私には思えません。

だからと言って、用意周到な計画を練り、無関係の無抵抗な子供を殺人のターゲットにしてもよいと言っている
のではありません。

決してkenさんの言葉尻を捕らえて下らないやりとりをしようというのではありませんよ。
私は私の考えを書き、あなたの意見を何度も繰り返し読み、ただ冷静に、理解出来ない部分を知りたいだけなの
です。でも人間同士、分かり合えない部分・理解出来ない部分があるのが自然な事だから、これ以上は仕方ない
のかな。

>酒井さんがそれには全く言及しないのが私には解せません。

確かにそうですね。私は3人しか見ていませんでした。子供達2人には何の罪も無く殺されるのは八当りの道具に
されたに過ぎず、事件の瞬間を想像するとあまりに可哀想で言葉も無いほどです。ここに関しては全ての人が同じ
意見だと思うので、特には触れませんでした。


余談ですが・・・
>幼子二人を抱えて女一人が経済的に自立するのは今の日本ではほとんどの女にとって不可能だからだ。

以前kenさんはこう書かれています(前の記述を出すのは反則?)。経済的に自立するの不可能ではありませんよ。
それは結局本人次第なんです。何をするのもしないのも本人次第。

386ポーロック:2007/01/04(木) 16:12:34
子どもは、社会の宝でしょ?

誰のものでもない。一方的な都合で殺害された被害者の事を考えると
、関係者には人間的なものを感じない。

387Ken:2007/01/05(金) 02:41:33
私と酒井さんの根本的な違いは何かと言えば、女はめそめそするな、胸を張って
前向きに生きていけ、と酒井さんが考えるのに対して、それは確かにそうだが、
世の中そんなに単純でもないし、弱い人間を切り捨てるのはどうなのか、と私は
考えます。紫煙狼さんも似たようなこと書いてますよね。

日本でも子どもを抱えて自立している女性はたくさんいますよ。そしてそれは
立派なことです。私の言ってることは相対的なことでね、米国では女性の社会
進出が大変進んでいます。政治家や弁護士、医者など社会的に尊敬されたり、
収入の多い仕事に占める女性の割合が日本よりも高いです。私が会ったことの
ある産婦人科なんてほぼ100%女性でした。多くのお母さんが仕事に就いていて、
中には旦那よりも収入が多い、だから旦那が家で子どもと家の面倒を見て、ママが
外で仕事する、そういうカップルがうちの息子が通う幼稚園の4分の一くらいを
占めます。社会の仕組みがそういう風になっているからこそ、女性は子どもが
いても簡単に離婚に踏み切れるし、シングル・マザーもその理由だけで損する
ことはないんですよ。日本はどうですか。先進国の中でフランスと並んで女性の
社会進出が遅れている。産休、育休も制度が根付いてないですよね。働こうにも
子どもを預ける場所を見つけるのがまず大変です。カナダなんかは米国よりも
進んでいて、離婚して男の子と女の子と子どもが二人いれば3ベッドルームのアパートメントの
家賃を公的に補助してもらえるそうです。北米では親と子、男の子と女の子は
同じ部屋で寝ないしきたりのためです。子どもを抱えて自立しようとする女性を
社会がこんな風に支えるのであれば女性が不埒な男を見限るのは簡単なことです
よねえ。逆にそうなってない日本で自立しようとしない女性を当人の性格や態度の
せいだけにして責めるのはかわいそうだと私は思うんですよ。あくまでも相対的な
比較の話ですよ。

自分の子どもが悪い友達と付き合い始めたとしますよね。やめさせるためにその
友達に罵声を浴びせて二度と子どもに近づけさせないようにする。こんなのもちろん
大人気ないし、よい対応か悪い対応かと言われれば悪いですよ。でも、それは
子どもを第一に考えたからこその対応でして。妻は諸々の事情を考慮して師匠と
別れないことを選択したのであって、そうすれば家を守るために邪魔な不倫相手を
排除しようとするのは当然の行動だと思います。仮に何度も電話して罵声を浴びせ
かけたのが事実だったとして、もちろんそれは立派な対応ではないですよ。裁判に
なれば、二度とそういうことをしないと誓約させられる、慰謝料を払う、そんな
判決が出るかもしれません。ただ、やっぱり子ども二人を焼き殺されるほどの
落ち度はないですよ。それは、桶川の被害者が見返りも予期せず正体も確かで
ない男から高額な贈り物を受け取ったのは経験のなさから来る浅はかさだと思いますが
酒井さんが言う通り、殺されるような落ち度ではないのと同じです。

私はこの事件にどうしても女の悲哀を感じてしまいます。一義的に悪いのは家族と
不倫相手とを二重に裏切った師匠でね、二人の女はそれに受動的に付き合わされた
わけですよ。社会は女が損するようにできていて、生殖・出産の仕組みも女が
受身で損するようにできてるわけですよ。まあ、キャシーのしたことはそんな
社会や女の性のせいにできることではないですけどね。

388HR:2007/01/05(金) 18:14:26
久々に覗いてみたらものすごくバカにされてますね、私。(^_^;)
私にしてみたらこちらの事情もわからず一方的に批判する
「妻」の様な人ですね、酒井さん。

私は感情的に書き込みをしたつもりはなくて、こういう不倫のケースは
世間にはとても沢山あるけど、こんな悲惨な事件まで発展するのは稀で
あってその点を考えると『何の罪もない子供を2人も殺した』北村は
許せないということを伝えたかったレスで、別に私の経験を主張して
感情論を言ってるつもりは全くなかったんですが。
酒井さんの書き込みを読むと要らないエピソードだったのかもしれま
せんね。(酒井さんの****以下の独り言と一緒で。)
それこそ熟読して欲しかったです(苦笑)

私の事情を詳しく書いても仕方ないと思ったので簡単に書いたんですが、
そこだけを見て何か人格を否定されるような批判をされるのは非常に不本
意です。別にこの件に関して、私だけが悲劇の中にいて、私だけが我慢して
プライドを捨てて今の生活を送っているわけじゃないのでね。
と、今度は少し感情的になってしまいました。すみません・・・。

でも人にはそれぞれの事情があって現実の問題に直面すると頭で考えている
ようには行かないことが多いんですよ。
私も本当にそうでしたから。
プライドって何事にも高く持つのがいいのかは私にはわかりません。
子供のためなら変なプライドなんて捨てられました。
人として最低限のプライドは持っていようとは思いますが「浮気されたから
即離婚!」とはいかないですね。
それは経済的なことではなく、子供のことを考えると安易にできないと
思うからです。(子供のせいにしてるんじゃなくて。)
子供を持って初めてわかる事って沢山あります。
同じく、経験して初めてわかる事も沢山ありますよね。

私は師匠夫婦のような経験はもちろんありませんから、事件の後子供を
作る心境は分かりません。
でももし同じ立場になったらどう考えるかなんてわからないですね。
経験をしてどんな心境になるのかなんて当人しかわからない。
またそれも人それぞれだと思うし。
想像と自分の価値観で意見を述べても、罪を犯してるわけじゃないのに
頭ごなしに批判するのはどうかと思います。
わからないんだから。

389紫煙狼:2007/01/06(土) 00:35:08
結局、未だに上手い表現ができずにいるのですがね(苦笑)

私は実は感情的な書き込みがキライではない。むしろ愛すべきと思っているんです。
果たして本当に論理的思考力と感情的思考力は相容れないものか?
いや、手法は違えど、前提条件と思考展開に矛盾がなければ、最終的に見えてくる
結論は同じではないか?と思うんですね。山頂をどのルートで目指すかの違いだけ
ではないかと思っているわけです。感情だって、どこかでスジを通しているはずですよ。
だから、感情を一切排除してシンプルに答えを出すのは模範解答的かもしれないけれど、
逆に徹底的に感情移入して同じ結論に到る事ができるなら、そのほうが、ある種の人々には
理解しやすい解法なのかもしれないと思うわけです。

では、徹底的に感情移入するとはどういうことか?
それは「師匠・妻・北村受刑囚・子供たち」に平等に深く感情移入することかな、と。
それから、自分ならどうするかではなく、そういう人がどのように身動きするかまで
あたかも自分の事であるかのように考えてみる事かな、と思うんですね。
そうなると、酒井さんの言う「見るに耐えない感情的な書き込み」ってのは、
「まだ感情移入が足りない」なんて表現ができるのかな、と思うわけです。

まぁ、正直、子供たちに感情移入できない人は、まずいないでしょう。
北村受刑囚に感情移入するのも比較的容易ですね。妻に感情移入するのは、
それに比べると、ちょっと難しいかもしれない。師匠に感情移入するのは、
たいていの人には(道徳や倫理が邪魔をして)無理かもしれない。
ここでちょいと振り返って、師匠に感情移入できないってのは不公平ですよ。
不公平って事は思考展開に矛盾があるって事ですね。これで山頂を目指すのは無茶。
わざわざ、難しく考えて視界ゼロの霧の中に飛び込んでしまうことになる。
だから、中途半端に感情移入するくらいなら「一切理解するに値しない」という
やり方の方が、思いのほか難易度は低いわけです(苦笑)

390紫煙狼:2007/01/06(土) 01:39:14
<以下は虚構に満ち溢れた書き込みですので、ご承知置きください>

では、一番の難関「師匠に感情移入する」とは具体的にどうするの?って話ですね。
なにしろ、情報が極端に不足していますから、想像で補うしかないわけです。
想像で補うってのは既に「根拠がない勝手な思い込み」なので、通常なら却下するのですが、
敢えてその危険を冒してみるわけです。

まず、この師匠は少なくとも2人の女性に取り合われる存在ですから、その魅力のある男です。
ただし、その魅力と言うのは、おそらく万人受けする魅力ではない、ダメ男の魅力です。
妻の行動パターンから、およそ妻の性格は把握できますよね。勝気でヒステリックな女性です。
こうなると、このダメ男は、そんな女性をリードできる男であるか、もしくは、リードされる
男の両極端だろう。もし、妻をリードできるほどの男なら、北村受刑囚に「日陰の女」を
受け入れさせることができたのではなかろうか?となれば、答えは自ずから、
「妻には頭の上がらない、ちょいと卑屈で小心者な子悪党の優男」という像が思い浮かぶ。
これなら、北村受刑囚が「母性本能をくすぐられた」としてもおかしくない。
「妻との生活に窮屈さを感じていて、倫理と言うタガが外れた」としても矛盾しない。
どうでしょう?「悪党」の称号を与える事すら憚られる小人物が目に浮かんできませんか?
そんなケツの穴の小さい男だから、その場しのぎの嘘をついてしまい、嘘をより多くの
嘘で塗り固め、どんどん自分の首を絞めていってしまう。師匠と北村の関係も、最初は
師匠の方がイニシアティブを握っていただろうが、終盤では逆転していたと予測しますね。

むしろ、師匠と言う人物が皆さん思うほどの悪党であれば、師匠が殺されて幕切れだったと
大胆な仮説(むしろ妄想かな?)が可能になる。「師匠VS妻」とか「師匠VS北村」の戦いに
ならなかったのは、師匠と言う人物が、想像以上にダメ男だったからではないか???
不思議なもので、こうすると記事などに書かれている師匠の優柔不断さも容易に理解できる。
良い悪いで断じるなら、当然「悪い男」ではあるが、実際は気の毒なほどダメ男だったと
理解したほうが、矛盾は極めて少なくなりませんか?タバコに火をつけようとしたら、
自宅が全焼してしまった。そんな漫画のようなトンマが思い浮かびませんか?

ある面では、妻と北村受刑囚が師匠を取り合ったのは、愛情と言うより、
どちらがより優れた飼い主(調教師)であるかの戦いだったのではないか?

ここまで妄想を膨らませると、既に師匠に対する怒りより、むしろ、
「おい、調教師のお二人さんよ、アンタがた、一体、何をしとったんだね?」と
48時間ほど問い詰めたくなるわけです。どうせ勝手な思い込みで感情移入するなら、
ここまで徹底してみるといいわけです。(まだ足りませんか?(笑))
そして、この時点で「北村受刑囚は悪い男に騙された悲劇の人」ではなくなってくる。

391Ken:2007/01/06(土) 06:17:58
私の言いたいことはもう全部HRさんに言ってもらったのですが、当然のことですが
誤解がないように書いときますが、私は何も酒井さんが酒井さんが主張するように
生きることを否定したりはしませんよ。むしろ、全ての女性が酒井さんが主張するように
強く賢く生きてほしいと思います。自分が女に生まれて妻と同じ境遇に陥ったとして、
迷わず旦那を家から蹴り出します。経済的に苦労することが多少あったとしても
子どもたちは理解して協力してくれるでしょう。黙っていても両親の不仲に子どもは
敏感ですからね。自分の母、姉妹、娘が同じ立場に陥ったら、彼女が男を見限って
自立できるように精一杯支えると思います。ただ、だからといってそれをしない、
できない他人を責めたり、それを強いたりするのはどうかと思うのです。旦那に
裏切られるだけでも相当応えるのに、この妻の場合子ども二人を焼き殺されて
ますからね。これ以上鞭打つことは私にはとてもできません。

興冷めな話ですけどね、恋人同士を結び付けているのは愛情かもしれませんが、
長いこと夫婦やってると同じ形の愛情が持続し続けることはあまりないですね、
普通。その代わり子どもとか家とか仕事とか家族愛とか生活様式とか、そういった
共通の利害関係が二人の結びつきを強くします。その中で二人の間の愛情だけが
なくなったところで、他の全てを諦めるのは割に合わないとか、別に二人の結びつきが
さほど弱まらないとか、そういう考え方は当然出てくると思いますね。私はそんなのは
嫌ですけどね。子どもが一番大事なんだったら、それに比べて自分のプライドなんて
ちっぽけに見えることもあるでしょう。自分だけ我慢すればいいのだから、そんな風に
自分に言い聞かせている人も多いのと違いますかね。それは別に他人がとやかく
口をはさむようなことじゃない気がします。

392HR:2007/01/06(土) 07:36:06
私は子供が一番大切ですが、もちろん自分も大切です。
一生我慢して夫婦が不仲でも取り繕って生活していかなければいけないのなら
それこそ子供に悪影響なんじゃないかと思うし、他の道を考えたかもしれません。
まぁ自分のことですのでここであまり語るのも「読むに値しない」って思われる
かなと詳しいところは控えていたんですが、少しすみません。
私は今、全然我慢してないし、むしろ色々あって良かったなって思えるような生活を
送れています。
子供のために離婚しない道を必死で模索しましたが、今子供のために我慢して生きている
訳じゃない。
でもここまで来るのに大きな葛藤はありました。(平気でいたわけじゃないです。)
Kenさんがおっしゃる通り恋人同士のような愛情はないですけど、形を変えて存在して
いくんじゃないかなと思います。人が成長していくように。(うちの旦那も(^^;))
あ、でもこれもやっぱり人それぞれなのかな。
私はそう思っています。(今のところ・・・(笑))
だから旦那に裏切られました。でも離婚しませんでした。という人がみんな我慢して
自分を殺して生きているのかと言えばそうとは限らないんじゃないでしょうか。

393酒井:2007/01/06(土) 09:44:10
HRさん、まずお詫びします。
今回書き込んだ私の文章があなたを攻撃し、そして私自身が非常に感情的に走り、あなたが不快に感じると
いう事は容易に想像出来ていながら、不適切な表現をしてしまった事、数々の非礼に対し謝罪します。
文字にすれば尚更、発した言葉同様一度自分の手から離れてしまったら取り返しがつかない事は重々承知
しながら浅はかな書き込みをして申し訳なかったと思っています。
ただ、私個人としてはHRさんとはもう少しお話したいのですが、考えがまとまるまで少し時間をいただけ
ますでしょうか?話したくない程、嫌われてしまったとしても仕方ないと思っているので、その場合には
勿論控えさせていただきます。

紫煙狼さん、
長文でのご意見を拝見しました。

>>390は想像の域とは言え、紫煙狼さんは、実に的確に「師匠」をプロファイルされていて、文字が静かに
頭に入ってきます。また、手に取るように人物が見えて、私がただただ毛嫌いしていた「師匠」という男が
血の通った1人の人間に見えてきてしまう、・・・ここまで分析されてしまうと、またしてもあっさり説得
されてしまった感があります。

>では、徹底的に感情移入するとはどういうことか?(中略)
>それから、自分ならどうするかではなく、そういう人がどのように身動きするかまで
あたかも自分の事であるかのように考えてみる事かな、と思うんですね。

私が、上記の紫煙狼さんの言葉をお借りして感情移入して「師匠」を解釈した時真っ先に思ったのは、
「女房が死なないかなとか、交通事故に遭わないかなとか、すごく、思うんだ」
人はこのような発言が、簡単に出来るものなのか?という事です。よくあるケースでは「妻とはゆくゆく
離婚するから」程度だと思いますが(実際言っていたようですが)、もっと掘り下げれば「ちょっと卑屈で
小心者で小悪党で優柔不断な優男」だけでは済まされない、もう少しどす黒い残酷な一面もあったのでは
ないかと私には思えます。徹底的な悪党ではないですが。お腹の子の命は大切にしていないし。
まぁ全体的に無神経な行動が多い男だったようだから、単なるおバカ発言だったのかもしれませんけど。

394HR:2007/01/06(土) 10:10:20
酒井さん
私こそ感情的になってしまってすみません。
一つの考えとして聞いてもらえるのであれば私も色んな意見を聞いてみたいと思っています。
ケンカするつもりは全くありませんので、お手柔らかにお願い致します(^^)

395酒井:2007/01/06(土) 12:48:14
>>395
ああ、よかった。
私もケンカするつもりは全くありません(#^.^#)
HRさんは感情的になっていませんよ、あんな事書かれたら当然の反応です。
私の浅はかさを露呈する形になってしまったレスは本当に申し訳なく思っています。
私も冷静に意見を交換したいだけなのです。もう少しお時間下さい。

396人間魚雷:2007/01/06(土) 23:44:11
「女房が死なないかなとか、交通事故に遭わないかなとか、すごく、思うんだ」

このような発言は・・・・・簡単に出来ます。
もしも(あくまで「もしも」です)私に浮気相手がいて、
妻とケンカした直後であれば、妻の事をボロクソに言うでしょう。
しかし賢い女性であれば、男のこんな言葉はまったく信じられないといことを
知っていなければなりません。
そんなことを言う男ほど、妻・子供・家族の呪縛から離れられません。

私の妻はたいへんに勝ち気で気が強いのですが、
もしも私に浮気相手がいて、妻と対決したら・・・・・・
いやいや桑原桑原。

397Ken:2007/01/09(火) 05:39:33
魚雷さんにすごく親近感が湧きますね。私、恐妻家でして。もし蹴り出されると
したら私のほうですね...。そういう緊張感が夫婦関係を活性化してるのかも。

私自身は甲斐性がないので浮気するのはありえないですが。

398げろげろ:2007/01/09(火) 17:42:34
私も、男の立場からすると、この論戦は参加できないと思い避けてきましたが・・う〜ん、私も女房が死なないかなとか、交通事故に遭わないかなとか、すごく、思った時期がありましたね。
浮気と言う訳ではないものの、他に好きな人がいたりした時期でしたね。
やはり「浮気も男のカイショ」なんて言いますが、やらぬに越した事は無さそうですね。
日本に限らず、世界中で浮気がもとの凶悪犯罪って凄く多いんじゃないかなと思います。アメリカなんか、浮気絡みの殺人は一日一件以上の割合で起こっているのではないでしょうか?
まあしかし、愛憎のもつれや、その度合いなんて、当人でないと判らないでしょうからね。
「大事が有っても、後で修正を効かせて家族を修復する」そんな理解の域を超えた、強さと言うか、粘りと言うか、図太さを持った人も結構いますよね。
やっぱり悪いのは、何時も男の性(サガ)でしょう。
いや、私も恐妻家で、甲斐性以前に「恐怖」が先に立ちますです。

399酒井:2007/01/09(火) 19:40:24
HRさんへ、なかなか文章がまとまらないのですが、まとまり次第ここに書き込ませていただきます。

私の書いた文章で>>396からいくつかレスがついていますが、
正直、>>396の方のレスの
>「女房が死なないかなとか、交通事故に遭わないかなとか、すごく、思うんだ」
>このような発言は・・・・・簡単に出来ます。

「え?簡単に言えるの?」と、本当に驚きました。
例えば私に関して言えば大喧嘩をした後でも、「夫が死んでくれないか」なんて心の中でも思わないし、ましてや
それを口に出すなんて「ありえない」ことなんですよ。例えば私に不倫相手がいたとして、その人にそんな事を言う
なんて事も考えられない。
 両親や周囲の友人等関わってきた人達の口からも、伴侶以外の心底嫌いな人をターゲットにしての言葉でも、簡単に
「死んじゃえばいいのに」なんていうのは耳にした事も無し。浮気相手を想定しての言葉だとしてもやはり
「ありえない」。
ましてや妻以外に好きな人が出来たりすると、「女房が死なないかなとか」とすごく、思った時期があるという男性
もここにはいらして、心底驚いています。

「私はminorityの中の更にレアケースなのか?」・・・最近このスレッド全体を何回か見ていたのですが、
パッと見61に私と似た考えの人がいて少し安心しましたけど、これも女性意見のようですね。

私なら、万が一不倫してもその相手に「妻が死んでくれないかと思うんだ」なんて言われたら、百万年の恋も一気に
冷めて背筋に薄ら寒いものが走るし、人間性を疑ってすぐに離れます。それ以前に「師匠」のような男には引っ掛から
ないけれど。

いち女性の意見でした。

400人間魚雷:2007/01/09(火) 23:22:35
>>人間性を疑ってすぐに離れます

そうです。そこがポイントなんです。
軽い浮気相手であれば、その相手に自分がどう思われてもべつに気にしない。
この女は妻の悪口でも言ってれば喜んでいる女だ、と思われているのです。
逆に本気の相手であれば、嫌われたくない、軽蔑されたくない、
二人の時間をシラケさせたくないから、妻の悪口など言わないどころか、
話題にすら出したくないものですよ。
ですから、酒井さんのような女性であれば、恐らく師匠にはひっかからないでしょう。

401紫煙狼:2007/01/10(水) 00:27:37
「女房が死なないかなとか、交通事故に遭わないかなとか、すごく、思うんだ」
「竹やぶに3億円ほど落ちていないかな」
「株主総会でいきなり社長に抜擢されたりしないかなぁ」
「昨日拾った宝くじ、一等当選していないかなぁ」

いやぁ、私にはどれも同じレベルにしか聞こえないなぁ。
「配偶者が邪魔である」という現実を摘示しながら、それに対して
解決するために具体的な行動を起こそうという気配が感じられない。
それこそ「棚からボタ餅」を待とうって話ですからね。

「いっそ、一思いに殺してしまおうと思うんだ」なんて言っていれば、
少なくとも「本気なんだな」とか「ヤル気は一応あるのね」とか思うけど、
「二人の将来に横たわる問題を解決するために努力する気はない」と言っているのよ?
それも相手が「二人の将来を何とかして欲しい」と願っている浮気相手に対してよ?
「妻と別れて男独りになったら子どもは育てられない」なんて、言ってるのよ?
そんなもの、離婚して親権を手放して養育費を払えばいいだろうに!
浮気相手に「離婚と言う選択肢はない!」と宣言しているのよ?

総合したら
・離婚と言う選択肢はなくて
・妻が勝手に死ぬのを待つしかない
・挙句に、そのときはお前(北村)が妻との子どもを育てろ!

自分の浮気相手に本気で、そんなことを言っているのよ?
私にはやっぱり、度し難いほどのバカしか思い浮かばないなぁ。。。

402Ken:2007/01/10(水) 01:06:52
そして、その度し難いバカに入れあげるキャシーはそれ以上のバカだと...。


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