したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

雑談&連絡スレッド

2553無精髭:2008/11/08(土) 00:38:43
>>(アメリカ人が発見した思わぬ)鉄腕アトムの残虐性と現代漫画の残虐性の比較について

手塚治虫の漫画表現と現在の漫画群とでは、比較するのにもさすがに隔世の感が否めませんなあ。
もうちょっと間を取った方が宜しくはありませんか。永井豪とか・・・。『デビルマン』って
かなり残酷ですよ(残念?なことに、昔の漫画である為か、絵があんまりリアルに感じられませんけど)。
夏目房之介氏もどこかで引用してましたが、魔獣ジンメンの話とか、ヒロインも含め牧村家の人々が
暴徒に惨殺されるところなんか、読んでいてすっごく気持ちが動揺します。

それでも、いやだからこそ傑作なんですけどね。ただ残酷なだけじゃなく、そういった人間の弱さ・
醜さを大胆に描いているところが。

ちょっと古いですが、『殺し屋1』を新聞の書評で読んだときは、そのメッセージ性の希薄な残虐描写に
対して、ものすごい嫌悪感を催しました。あと、『バトル・ロワイヤル』にも。その衝撃と言ったら、
ドラゴンボールのサイヤ人襲来編で、地球人サイドの戦士たちがばたばたと殺されていくのに恐ろしい
思いをしていた過去の自分が可愛く思えた位です(笑)。

現代の漫画が残虐すぎると感じられるのは、Kenさんが仰るように出血描写が目に余るというだけではなく、
何かと言うとすぐに内臓や眼球が飛び出たりとか、骨折描写が妙にリアルだったりとか、身体の一部が
切断された際の肉の断面が異様に大きく細かく描かれていたりとか、漫画のストーリー進行と全く関係の
ない道具立てに満ち満ちているからではないでしょうかね。確かに物語を掴むために必要な記号表現として
漫画を考えれば、昨今における一部の漫画の残虐描写は、一つの作品に限っても、質・量ともに過剰だと
言わざるを得ないですね。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板