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雑談&連絡スレッド

2236loveless:2008/01/15(火) 23:13:30
薬害C型肝炎について、今、和解案が通ってようやく決着しそうですが、
個人的にはどうも違和感があります。

というのも、C型肝炎ウィルスというのは、同定するのが非常に難しかったウィルスで、
1990年代になってようやく同定され、予防法が確定したものだからです。
(確か、「形」がはっきりしていなかったような)

つまり、以前は、なんだかわからないが、血液製剤を介して発症するAでもBでもない肝炎がある
(最初は非A非B型肝炎と呼ばれていた)ということだけが知られていたわけです。

じゃあ、そんな危険な血液製剤なんて使わなければいいじゃん、という気もしますが、
かつて、ある妊婦の出産中の大量出血時に、医師がフィブリノゲン製剤を使用せず、
結果として患者が死亡したケースで、裁判で医師が「有罪」になっていたりしたはず。

そのため、リスクを承知で使わざるを得ない状況だったわけです。
#ちなみに、血液製剤は、他人の血液から作られるため、まだまだ未知のウィルスが潜んでいる可能性
#もあります(これから医学が進歩すると、次々と今回のようなケースが発生するかも。。)

で、そういう状態のときにまで国に責任を求め、賠償を請求するのは、なんだか、
法を訴求適用しているようで違和感があります。

また、裁判所の和解案が納得いかないから新法を作って救済せよ、というのは
司法を軽視しているとしか思えません(それを弁護士自ら訴えているのも。。?)

それと、今回、給付金が支払われるのはフィブリノゲン製剤/第9因子製剤を投与された
患者のみということで、そういう患者に対しては未発症や治癒した患者にも給付金が支払われるとのこと。

未発症や治癒した人に給付金を払うならば、経路がどうであれ、今C型肝炎を発症している全ての患者へ
給付したほうが平等で建設的な法となるような気もします。
#でも、C型肝炎患者は200万人以上いるから、もし一人あたり1千万の給付金を払ったとしたら、
#20兆以上必要!!


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