したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

雑談&連絡スレッド

1858元高井戸署員:2006/07/11(火) 03:01:44
今日は、ちょっと余談を・・・
皆さん佐々淳行氏はご存知ですか?
浅間山荘事件で事件指揮を執った有名?な方ですね。
当時警視庁警備第一課長として猛然?と連合赤軍と戦ったと自負している人です。
先日、亀井静香氏の話題がレスになりましたね。
この方たちはいわゆるキャリア組です。
キャリア組というのは国家公務員Ⅰ種試験に合格した凄く学校の勉強の出来る人たちです。
大学を卒業し警察大学校に入るとそこで警部補になります。警部補といえば所轄では係長です。25歳くらいには警部(所轄では課長〜課長代理)
になり27歳で警察署長を経験します。警視庁では目白署と元富士署がキャリアの署長が勤めます。
えらいガキなのにキンキラキンのバッチを付けてそれはもうテレビドラマを見ているかのようです。当然現場経験が無いので、ベテランの副署長が全てサポートします。被害届も大学校の机の上の問題集で作成した事はあっても本当の被害届は取った事はありません。
それが当時警備第一課長の佐々淳行氏なのですね。佐々氏はその後、三重県警本部長を経て内閣調査室長だが安全何とか室長だかになりましたね。
一般の方からすると『何か凄い危機管理のプロフェッショナル』に感じるかもしれませんが、実は本人は何も危ない事を経験した事の無い、いつも高台から旗振ってた人なんですね。
例えば親が火傷の経験が無ければ、子供に『熱いものを触っては駄目』とは言えても、本当の危険を回避させる事は出来ません。
ですから、浅間山荘事件でも大隊長、中隊長が殉職してしまうわけです。
がしかし、お勉強が出来るから威勢だけはいいんですよ。
過去、同僚から聞いたノンフィクションですが、(この辺は紫煙狼さんレベルでないとちょっと判らないかな〜)
被疑者を確保し、準現行犯の用件が当てはまるので現行犯逮捕手続きをする際、たまたまキャリアの刑事課長代理(これがまたおもいっきりガキだそうで)が宿直(宿直責任者は警部以上で署長と副署長は宿直しません。)で勤務していたそうです。
しかしキャリア曰く、これは緊急逮捕の用件だと言って聞かず、(現行犯なので冤罪の疑いは無し)大揉めに揉めたそうです。犯行から逮捕行為までの時間経過はあろうとも被疑者は追われ続けて見失われておらず、現行犯を継続しており、当然、逮捕状の必要の無い現行犯逮捕なのですが、終いにはそのキャリアがブンむくれる始末だそうで、(刑事課長も一緒に宿直していたらしいが、キャリアには現状上司でありながら強権できなかったらしい)緊急逮捕にしたそうです。がしかしその後不手際があり緊急逮捕状がおりず釈放、そのまま捜査員総動員で釈放被疑者を尾行し通常逮捕状の発布をうけて逮捕したそうです。
そこまで法学に自信があるのであれば司法試験でも受けて検事にでもなれば良いものを…しかしこのレベルではどうにもなりませんね。
まあ、このレベルの方々が危機管理や事件の解説をしている様ではと思いますが、佐々氏は御自身で監修して浅間山荘事件の映画まで作ってますからこれまた凄いですね。
更に余談…
危機管理や事件解説と言えば、田宮榮一氏(テレビで事件解説)や宇田川信一氏(浅間山荘事件でも良く名前がでてます)はノンキャリア(巡査からスタート)で警視監(事実上の警察階級最高位)にまでなった(しかし、県警本部長にはなれなかった。)だけあって、確かに現場経験は豊富で的を突いた解説をします。
しかし、インターネット犯罪等の新種の犯罪にはちょっとうといですけど、凶悪犯罪を数々扱っただけのことはあります。
本当はこの人達が天下りせずに(宇田川氏は身内の会社)退職後、盆栽の手入れでもしながら年金生活してくれるとカッコイイんですけどね。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板