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死刑制度についてひと言お願いします

4292紫煙狼:2012/11/16(金) 11:07:56
倫者さんが「多数を守るために少数を犠牲にするのは正しくない!」と言っている理屈は
正しく理解できていると思います。問題は、その理屈がある程度有力であることは認める
として、完璧である(命題が真である)証明はなされていない部分に不安を感じます。

例えば「貴方は臓器を提供しなければならなくなる」が真である可能性はないのでしょうか?
本来は臓器を求める人のために多くの人々を殺さなければならないのが真理なのに、
単に我々が自分の身可愛さに、真理から目を背けている可能性はないでしょうか?
(非常に確率は低いと思いますが、完全に否定できるのかどうか疑問です。)
私をはじめ誰一人として無条件に「多数を守るために少数を犠牲にするのは正い!」とは
言っていないのに、そこを出発点として演繹を始めると結論が真とは言えなくなります。

倫者さんはご自身の主張を証明する方法として帰納法を好んで用いていますが、
帰納法は全事例を枚挙できているか、それと同じくらいのレベルの論理証明を
しなければ、帰結は「命題が有力である」としか結論できません。
従って、倫者さんはご自身の主張が命題として真である証明ができていないのです。
(このあたり、本当は倫者さんの得意分野のはずですよね?)

※そもそも死刑存廃問題を古典論理で真偽証明できるのでしょうか?
 直感主義論理的に「証明可能である」が限度ではないかと思います。

私自身としては、倫者さんが、どのような思想を持っていて、何を主張しようと、
構わないのですがご自身の主張こそが倫理であると主張して、
「立場を変えても、人数が変わっても、変わらない真実が倫理な。 」
と言うからには「非常に有力な仮説」ではなく「完璧に真と証明された命題」で
なければ、納得できませんよ?という話です。


それから、雄峰さんが>>4192で仰っている様に誤読を招かないためには
「処刑」という言葉を用いず「死刑に処す」と的確な言葉で表現すべきです。
(それが「伝える努力」ですよ?それは理解できますよね?)

確認しますが、倫者さんは犯罪者に刑罰を課すことに関して限定的には賛成なのですよね?
「死刑には絶対反対!」というのは良く分かりました。では刑罰はどこまでが許されるのですか?
その線引きはどこから、何を以って設定されるものですか?


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