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死刑制度についてひと言お願いします

2797紫煙狼:2010/05/13(木) 02:08:46
>>2772
>私が度々申している反省悔悟とは社会復帰に際し必要不可欠な物であるとは考えていません。
ああ、やっぱり刑期が終わったら反省していようと無かろうと出すものは出すんですね。これは悲しい。。。

どうなんでしょう?反省や後悔なしに更生はあるのでしょうか?応報と言う枠にとらわれると、どうしたって
満期上等につける薬はありませんよね。前述のように私は反省や後悔なしに更生は無い。更生しない限り
出所させるべきではない、の考え方ですから、極端な話をすれば窃盗を犯した者が殺人を犯した者より
長期にわたって収監されるという状況に抵抗が無いのです。むしろ「またやるぞオーラ」を発している者を
出所させるほうがずっと抵抗があります。

もちろん、じゃぁ殺人を犯しても反省した後悔したからには3日やそこらで出して構わない、とも思いませんがね。
それじゃぁ一般予防効果も何もあったものではない。そこで、ようやく応報的刑期という縛りを利用するのです。
「反省した・後悔した・更生した」でも「刑期が終わるまでは出しません」が正しいのではないでしょうかね?
つまり「反省後悔更生」と「刑期の3分の2以上を経過」の両方を満たさない限り出さない運用ですね。

ああ、なるほど。Qさんは「応報」をとても尊い物のように扱われているようですが、私にとって「応報」なんてのは
ツールの一つでしかないわけですよ。むしろ「人の心・人道徳」のほうが何倍も尊いわけです。その差が全体に
フィルタをかけているのかもしれませんね。だから「応報」のためには死刑もやむをえないとするQさんと、
「人の心・人道徳」のために死刑を許すわけにはいかない私の対極がうまれるのか。
いやいや、もちろん、応報が人の心に反するという意味ではないです。そういう意味で取り上げているのではなく、
どこまで行っても「刑罰を科す側が期待する精神の在り様」を囚人に体現してもらうことを「人道徳」と言っています。

>>2773
>凶悪犯罪者がそのままの精神で存在する事を嫌い、自らの反省を以て死んで欲しい
ここ。なぜ「死んでほしい」のでしょうか?凶悪犯の一部には最終的に死んでいただきたい、と思う理由ですね。
Qさんが死刑と自由刑に境界を求めないと仰るのと全く同じで、私も凶悪犯とありがちな犯罪者に境界を定めず、
一様に「反省と後悔と更生」を求めた結果「死んでいただかなければならない」理由がなくなっているのですが。
まぁ、もちろん、凶悪犯とありがちな犯罪者ってのは「やったことの重大性」が違うといえば違うのですが、
懲役20年と懲役21年の差はそれほど無いと思うのですね。でも懲役25年と無期懲役の間は随分離れています。
無期懲役と死刑の間も随分離れていませんか?完全終身拘禁の終身刑と死刑の差は「命を奪うのが天か人か」の
差ですよね?自由刑と死刑の差は「命を積極的に奪うか奪わないか」の差です。この境界をあいまいにしたまま、
「うーん、これは死刑!」「うーん、これは無期!」ここが私にはちょっと消化しきれない。確かに基準として
判例なるものがありますね。しかし今後とも「死刑か無期か判断が微妙」な事例は出てくるでしょう。ならばむしろ
その囚人のその後の生き方、心のあり方で時間をかけて判断してよいのではないでしょうか?


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