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死刑制度についてひと言お願いします

2531通りすがり:2010/02/11(木) 23:24:33
>>2517
>どれがどれに当てはまるのかがよく分かりません。

死の恐怖が人に対して一般的には威嚇力を持つ→常識的価値観→「ある程度具体的」
社会全体になると死刑の威嚇力はなくなるのではないか→根拠不明→「抽象的な不安」

>存置派が死刑の抑止力をひとまず証明した後、廃止派がそれについて反論するという形のほうが、

これは明らかに逆です。普遍的に続いてきた現状に問題が存在していると主張している方、
つまり廃止派に死刑廃止状態の抑止力を立証する責任があります。
そうでなくても、死刑以外の抑止力は証明しなくて良いのだ、というのは対称的ではありません。

>少なくとも暫定的な判断を下すための材料をその議論から得ることはできるのではないでしょうか。

それが納得性ですね。
「こちらのほうが自然だ」というような納得性の問題という自覚があってやっているなら構わないと思います。
しかし死刑の社会全体での抑止力は「わからない」というのが大前提です。
「他の可能性はない」とか「原因はこれである」とか断言できると思った時点で誤りです。
暫定的な判断の前に誤りは取り除いておくべきです。

>プロの研究者たちの態度と比較すると

プロに割り出せない=今その技術が無い=抑止力の抽出は不可能 というのは当然の結論です。
統計は個人で取れるものではないので、我々がここで編み出せる物ではありません。
データの解析技術の開発は、死刑存廃問題とは別次元です。
それをより多くの者の「納得」のために、今ある材料でできるかのように振舞う方が大問題です。
それは単なる扇動です。

>>2518
>なぜ「それほど怪しくない」と思われるのでしょうか。

上でも書いた通り一般的な感覚だからです。
また社会全体での死刑の抑止力の「怪しげ」と比べてのことです。

>上の主張と下の主張との整合性がどのように保たれているのか

発端である「個人レベル」の死の恐怖の抑止力が、末端の「社会全体」になると怪しげになるのは
なぜなのか、そこに筋の通る説明は出来るのか、ということです。
普通に積み上げれば、死の恐怖の抑止力は大体の人に効果があるので、
全体でもそれほど怪しくないままのはずですが、「怪しげ」に感じるようになる原因はなんなのか
単なる不安以外になにかあるのか、を聞いているのです。


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