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死刑制度についてひと言お願いします

2260紫煙狼:2009/07/10(金) 00:42:32
昨日も今日も帰りが遅くて…。

>>2257
>刑罰である以上、「何らかの苦痛」である必要があるでしょう。「矯正・更生のみ」が理不尽
>であることは紫煙狼さんもお認めだと認識しています。
ごめんなさい。正直に言うと理不尽だとは考えていません。抑止効果を考慮しなくて構わないのであれば、
殺人犯が1週間後に釈放されても構わないのです。(もちろん、更生していると言う前提ですが。)
しかし、抑止効果を求めるには更生してなお収監され続けると言う面が必要であると言うだけです。
従って、実のところトーフさんの言うところの「応報」なしに「刑期の規定はできない」というのは
私にはまったく理解できません。むしろ「リスクとリターン」でリスクが上回るように考えれば
良いだけだと思っています。つまり「人を殺して得られるリターン」よりも「捕まって刑罰を受けた場合の
リスク」が高くなるように刑罰を定めることに「応報」という言葉を利用する意図がわかりません。
もちろん「人を殺しても捕まらないし刑罰も受けない」というのは、およそ応報とは間逆に位置するもので、
「何かの入力に対し、何らかの出力をする」ことを「応報」と表現するのであれば異は唱えませんが。

「自動販売機に120円を入れてボタンを押して商品を購入する」と言う行為は120円を投入するというリスクに
対して「出てくる商品が希望のものである」というリターンがあり、このリターンがリスクを上回るから、
商売が成り立つ。まして「自動販売機に120円を入れてボタンを押しても商品が出てこない。」という結果を
先に知っていれば、最初から小銭を投入するものは居ないですよね?
(故障中と書かれている自動販売機に小銭を投入するほうがバカなんです。)
しかし、もしかしたら世の中は広いですから、商品を購入することより自動販売機に金銭を投入することに
喜びを感じる変わり者も居るかもしれません。つまり、刑罰なんて何でもいいからとにかく犯罪を犯したくて
仕方が無い人ですね。こういう人には矯正教育として、それがいかに馬鹿げた事であるかを教育するべきと
考えています。

そして、矯正教育が拡充されれば同じ刑期でもリスクは高くなると考えています。前述で私は犯罪者を病人扱い
しましたが、そこに対してトーフさんは「治ったら即時に出さなければならない」と言いましたね?それでは、
受刑者本人にとってリスクがリターンを上回った、と表現できたとしても、第三者の目にはそう映らない。
従って「治っても退院させてもらえない」期間が必要であると言うだけのことです。

ついでですが、私の考える矯正教育と言うのは、いわゆる学校教育や家庭での教育とは異質なるものです。
それが必ずしも学校や家庭で応用できぬものではないとは考えませんが、犯罪者に対する完璧な矯正教育が
可能であれば、犯罪を未然に防ぐことができると論理の飛躍をするのは早計と考えます。
そう…たとえばインフルエンザに対するタミフルのようなものでしょうか。毎日タミフルを飲んでいれば
インフルエンザには罹患しないよね?と言われたら、私はタミフルはインフルエンザの特効薬ではあるが、
予防効果を狙って毎日飲むのであれば副作用の虞を考慮せねばならぬと答えるでしょう。
ある意味、社会復帰したいという囚人の心理につけこんで、矯正教育を受けたいという同意をえて、洗脳
に近いような方法論をとることも辞さないということです。


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