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死刑制度についてひと言お願いします
2227
:
Ken
:2009/07/04(土) 12:53:21
>>2217
んー、なんか残念なコメントですね。いろんな意味で。
民主主義においては多数派の要求が通るのは当たり前であって、だからこそどうやって少数派の意見を尊重しその権利を擁護するのかが醍醐味なんですけどね。たとえば、子どもの権利の話が出たんですけど、虐待に遭う子どもというのがときどきいるわけですよ。でも彼らは団結して自分達の権利を主張することなんてできないし、一義的に責任を負うべき親が当てにならないという状況なわけで、だから無関係な第三者の大人が代わりに彼ら少数派の人権を擁護する必要があるわけです。18歳未満でも死刑というのは無茶ですよ。子どもはいろいろと義務から免れている代わりに権利もいろいろと制限されてますからね。そういう法改正に対して投票権を行使することもできないわけでしょ。大人並みのの責任を果たせというのであれば大人並みの権利も認めてあげないと不公平ですよね。でもそうすると無茶苦茶なことになるでしょう。
>>「何百何千と殺しても〜」
一度は意味が分かったと思ったけど、やっぱり分かんなくなりました。死刑が廃止されるだけで何百何千人殺す人が出てくると思っている人は絶対に死刑廃止を認めないでしょうね。
>>kenさんは死刑自体は肯定され、それが適用される罪について私と違いがある、ということと理解してよろしいのでしょうか。
これはそういう意味ではなくて、死刑廃止国には平時の犯罪に関して死刑を廃止した国というカテゴリーがあるんですけど、厳密に言うとこれは死刑存置国に当たるわけですが、日本がたとえ完全に死刑を廃止しなくてもこのカテゴリーの国になれたらいいなあ、という意味です。
>>「必要な情報を全て得られて下された判断」の具体例って過去にありますでしょうか。
必要な情報がないせいで間違った判断を下した、という例はいくらでもあります。ここの掲示板で読んだ話だったと思うのですが、昔、青島幸男というタレントが東京都知事に立候補したときの話なんですけど、青島さんはなんだか人気があるということでなんとなく彼に投票した若い女性の方なんですけど、彼氏にその話をしたらものすごく怒られたと。当時、都市博という万博が計画されており、青島さんはその中止を訴えて当選したわけなのですが、この彼氏というのは建設関係の仕事をしていてそれでは商売上がったりだと。青島さんが都市博中止を公約にしていたり、そうなると彼氏が困る、という情報を彼女があらかじめ知っていたら当然違った判断を下していたでしょうね。
これは明らかに彼女が情報入手をさぼっていた例ですが、正しい判断を下すために必要な情報を手に入れるのが難しいケースも多々あるわけですよ。たとえば違法に献金を受けたことを隠したまま当選した政治家とか。これもその事実を知っていたら投票しなかったのに、と考える有権者は当然出てきますよね。だからこそ誰からどれだけ献金を受けたのか、情報開示が大切になるわけです。
あるいは、公共工事なんかでも、政府に「○○建てますよ」と言われても我々は「はい、どうぞ」とはならんわけで、一体費用はいくらかかるのか、どれだけの効果が見込めるのか、代替案はないのか、施工業者はどうやって選定するのかその具体的な手順など、いろいろな情報の開示を要求するわけですよ。そうじゃないと本当にそれが必要かどうかについて正しい判断を下せないから。日本の死刑制度に関してはそういう視点が全く欠けていて大勢の人が無条件に支持するというのは私にとって不条理で気持ち悪いです。
>>私の社会観察の雑感によれば、幼児のころから、「命を大切に」と家族ぐるみ学校ぐるみ地域ぐるみ国家ぐるみで言い続ければ、まあ、普通は「自由よりも命が重い」という価値観=応報感情は維持されるでしょう、と思います。
これはトーフさんの意見として承りましたが、死刑のほうが懲役刑よりも明白に罰として効果があるという客観的事実を裏付ける証拠とは到底言えないです。殺人認知件数が一番多かったのが1954年の3,081件。これに対して2007年は1,199件だそうです。だいたい50年で約1/3に減った計算になります。死刑は1954年以前から一貫して存在していたので、殺人がこれだけ減ったのは死刑以外の要因によるということになります。2007年には殺人件数が1,199件であるのに対して、死刑判決を受けた被告人は46人しかいないそうです。つまり、殺人に関与してもめったなことでは死刑になりません。死刑が犯罪を抑止している、という説は私にとって限りなくあやしいです。人々がそこまで自分の死のリスクを客観的に評価できるのであれば、タバコを吸う人とか、抗争に巻き込まれて殺されるかもしれないヤクザになる人とかいなくなるでしょう。
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