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死刑制度についてひと言お願いします
2116
:
Ken
:2009/06/25(木) 14:16:50
>>2080
(私はEUの方が特殊な例だと思っていますのでー)
>>私は、元のコラムがEUを出したのでEUについて言及しただけでした。
「特殊」という言葉は他の同種のものとは異なっている、という様子を表す言葉なわけでして、「EUは特殊な例だ」と書いた時点で、暗にEUを他の同種のもの、つまりその他の国々・地域と比較しているわけで、「EUについて言及しただけ」というのはありえず、私が他の国々の例を持ち出して実際に比較を行うのは当然だと思うのですが。
>>また、上記のような「UFOの写真すべてを否定できないなら、UFOが存在している証拠といえる」理論は、ちょっと受け入れがたいです。(死刑廃止論=UFOと言っているわけではありません)
このUFO写真のアナロジーは意味が全然分からなかったのですが、私が言いたかったのは、たとえば日本のカラスは黒いわけですが、EUには白いカラスがいた場合、「EUは特殊な例だ」という言い方もできるとは思いますが、EU以外の国・地域にも白いカラスが見つかった場合、「EUは特殊な例だ」という表現は妥当とは言えず、さらにたとえば日本以外の国・地域で白いカラスがどんどん見つかる場合、「日本のほうが特殊な例だ」としたほうが合理的だ、ということです。
前にあげた2005年の国連報告書には死刑廃止状況の集計表(Table 1)があるのですが、これによると2003年末までに195ヵ国中、死刑を完全に廃止したのは80カ国(さらに2004年になってブータン、サモア、セネガル、ギリシャ、トルコが加わる)、平時の犯罪について死刑を廃止したのが12カ国、死刑存置国のうち事実上の死刑廃止国が41カ国(さらに2004年にタジキスタンが加わる)、死刑存置国が62カ国となっています。
2004年までに死刑を完全に廃止したのが85カ国であるのに対して、EUに加盟していたのは25カ国しかないので、死刑廃止において「EUは特殊な例だ」とは言えません。逆に、195ヵ国中、日本をはじめとした死刑存置国は62カ国しかないので、死刑の国際比較においては日本のほうが特殊ないし少数派の例だ、としたほうが妥当です。
>>廃止を実現した国がどんな理由で廃止したのか、また廃止して問題はなかったか、利点はあったか
この報告書には死刑を廃止して何が問題になって、何が利点であったのかは具体的には書いてないのですが、1999年の時点で死刑廃止国は70カ国あったのですが、死刑を再導入した国は一カ国もなく、せいぜい少なくとも4カ国で国会等の場で死刑再導入が議論されたくらいです。また、事実上の死刑廃止国のうち死刑を再開したのは3カ国である一方で、死刑廃止国のうち死刑の再導入を禁ずる国際的取り決めに批准したのは20カ国もあります。これら死刑廃止国の例から推測するに、死刑を廃止した後に再び死刑を導入しなければならなくなるような大きな問題が生じる、ということはなさそうです。
死刑が廃止される最大の利点は、犯罪者を含めて人間の生きるという権利が尊重されることだと思います。脳死を死と認めるとどういう利点があるのかというのは今まで救えなかった命の治療に役立つ、とかだと思うのですが、そういう実利的な面も死刑廃止にはないとは思いませんが、死刑廃止というのはもっぱら、人権とか民主主義とか、そういう理念を拡大・拡張するためのものだと思います。
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