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死刑制度についてひと言お願いします

2047ufloat:2009/06/19(金) 07:43:29
>>2046
>私は原則論であっても現実論であっても仮定を論じる時であっても、冤罪はすべからく許されるべきではないと思っています。
原則論ならともかく、現実論としてそう主張されては、ゼロ回答と同じではありますまいか・・・。

さて、冤罪死刑に関して。
これまでと同じことを書いたとしても、まずもって議論の深まりが期待できませんので、あえて大暴論をば。
日本は死刑存置国です。犯した罪によっては、死刑になることがあります。
それでは、いかなる罪なら死刑になるかといえば、言うまでもなく「殺人」です。
法的には「外患誘致」や「放火」などにも死刑の規定がありますが、実質的にはほぼ「人を殺すこと」のみが
死刑となる犯罪です。また、法の上では人を殺さなくても死刑になる犯罪にしても、人の生命に著しい危険を
及ぼす可能性が非常に高い行為にのみ、死刑が定められていると言ってよいでしょう。
実際、放火は放火でも、生命の危険が発生する可能性が低い非現住建造物への放火には、死刑の規定はありません。

人の生命を奪った場合は、死刑となる可能性がある。これは当然です。
勘違いを受けていそうですが、私は必ずしも死刑廃止派というわけではありませんし、
仮に廃止派であったとしても、日本に死刑がある以上は当然のことです。
ところが、人を監禁して時間を奪ったとしても、死刑となることはありません。
あれ?おかしくありませんか?なぜ死刑にならないのでしょう。
誰かが強姦事件を起こし、被害者に一生癒えない傷を負わせたとしても、死刑にはなりません。
殴られた被害者の体に障害や傷跡が残ったとしても、泥棒があなたの大切な品を盗んで
処分したとしても、この世に2つとない大事なものを誰かが破壊したとしても、死刑にはなりません。
生命が不可逆なら、時間も不可逆でしょう。強姦被害による精神の傷も、傷害事件による一生残る傷も、
あなたの大事な物品の破壊も、すべて不可逆です。
なぜ生命を奪った場合のみ、死刑になる可能性があるのでしょう。
時間にしても、一生の精神の傷にしても、あなたの大切な物品にしても、不可逆でしょうに。
殺人であってもその他であっても、変わらないと考えられませんか。
それは確かに、結果の重さは物品より精神、精神より生命の方が上かもしれません。
しかし、これ全部許してはいけないのではありませんか?
生命を奪った場合は、時として生命をもって償えという。
しかし、時間やその他を奪った場合は、生命をもって償う必要はない。
変ですよね。強姦も傷害も窃盗も器物破損も、不可逆の損害を与えうるはずなのに。
これはおかしいのではないでしょうか。
どれも死刑に処せられてしかるべきか、あるいは全部死刑に問わないか、でなくてはならないでしょうに。

我ながらとんでもない大暴論でしたが、意図の1%でも伝わったなら幸いです。


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