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死刑制度についてひと言お願いします

1938紫煙狼:2008/09/08(月) 01:05:11
>>1935
>厳密に言えば性善説も性悪説も定義通りには信じていないのではないでしょうかね。
それは多分、無精髭サンの方が定義を取り違えていらっしゃると思いますね。

そもそも、性善説・性悪説ともに、結論は同じで
「道徳的鍛錬・陶冶によって人は徳を積むことが出来る」という教えです。
ただし、その道のりに関して性が善であるからこうあるべき、とか
性が悪であるからこうあるべき、という別の道のりが用意されているだけであって、
可塑性を否定するのは先天論や運命論でしかなく「道徳的鍛錬・陶冶」の必要性を
真っ向から否定することにしかなりませんからね。

そういう意味では入江さんは「先天的もしくは運命的に変えようのない悪人が居る」と
主張しているわけで、可塑性を否定せざるを得ない人間が居ることを示唆しているわけです。

つまり、入江さんは人の将来の可能性を否定できるほど詳細に渡って見通す力を持っている。
凶悪な犯罪を犯したものが獄中で悔恨と反省の日々を過ごし、自らの罪を悔い改め、
手記にまとめたものが、多くの若者に善を目覚めさせるかもしれないといった可能性も、
試す前から「生かしておくだけ無駄」と言って切り捨てることが可能なほど、
世界でも類を見ないほど有能な占い師であるか、予言者なのでしょう。

え?そういう犯罪者は更生の可能性がある人だから本件から切り離す?

いや、死刑というのは可能性を試さない、もしくは一定期間内に成果が出ないなら、
その後の可能性を否定するかのどちらかであって、天寿を待たずして生命を奪う以上、
それは可能性を摘み取っているか、間違いなく可能性がないと未来を予言しているかの
いずれかでしかありえませんよ。それが正しいと胸を張って言い切れるのは、
「神から何らかの神秘的で絶対的な力を与えられた極一部の人」だけでしょう。


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