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死刑制度についてひと言お願いします

1918無精髭:2008/08/16(土) 01:17:30
ニーチェなら犯罪被害者のそのような復讐心を弱者による嫉妬心として位置づけるでしょうね。この場合、
犯罪者は(相対的に)強者になるというのが、ニーチェ哲学の最低なところですけどね。

被害者サイドは加害者に対して極刑を望むのは当然であるという、私にとっては何故だか良く分からない傾向が
世間一般的に認められているようなので、今度は死刑が自分たちの住む国では極刑だから被害者サイドがその判決を望むのも
同じように当然であるとされているようです。私たちは別に加害者への私的復讐を国家に代行してもらおうと思っている
訳ではなく(つまり怨恨感情など抱いてはおらず)、ただ加害者を厳罰に処することがこの国の正義であるからである、
と被害者サイドが言うのだとしても、やっぱり正義感よりも復讐心の方が本心であって、それを道徳とか常識を持ち出すことで
必死に覆い隠そうとしているのではないかという批判的解釈が成り立ってしまう以上、そのせいで自己の主張を偽善的に
正当化しているというふうに見られもするでしょうから、結局死刑制度を個人における復讐ではなく社会における正義なのだと
言い換えるのも、自己否定としては不味いやり方ではなかろうか、と思われるのです。

あと一つ、アドバイスになるかどうかはわかりませんが、これからもシェンロンさんと指しで議論しようとお考えでしたら、
シェンロンさんの死刑廃止論―――つまり死刑代替刑導入論を部分的に叩いてもあんまり効果ないですよ(笑)。
多分そんなことをしても、せいぜいがシェンロンさんに修正を加えさせる程度のことしか望めないでしょう。それでは、
シェンロンさんの持説をこちらから補足強化してあげているようなものです(笑)。批判すれば批判するほど、
シェンロンさんの死刑廃止論は磐石であるかの観を呈するでしょうね。そこで、入江さんが知っておいて損がないと
思われる論点を、あえてこの場に提供させて戴きたく存じ上げます。もうご存知でしたら、御免なさい。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2776/1211686553/126-138

唐突ですが、私が本来大して興味もない(>>1916で言われているが如き人間です)死刑存廃問題に拘るのは、
刑罰全般に関する疑問を除けば、犯罪被害者や遺族の感情慰撫についての問題をどう考えたらいいのかという
ことに集約されます。思えば、犯罪被害の当事者に対する同情問題やF氏との短いやり取りも、それが要と
なっていたようです。。。

入江さん。シェンロンさんのきつい(笑)切り返しには一々めげないで、根気よくやりましょう。「継続は力なり」

私も含め、こちらのみなさんは全員気が長い人ですから。「時間はたっぷりあります」


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