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靖国問題について考える
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>>835
>その根拠が実例ではなくて、「お人柄」で「そうされるだろう」
>では根拠の無い仮定の積み重ねと言わざるを得ないのではないでしょうか?
というか、それを言えば「天皇陛下は参拝という言葉を使うはずが無い」
というのも同じことになりますよ。私的な発言ならば「行く」と答える
はずだというのも同様です。私としては陛下が「参拝する」と使うのも
「行く」と使うのも、可能性としては等価だと思いますね。どちらも
不自然ではないですから。しかし、陛下が靖国神社の英霊に対して尊崇
の念を持っていたならば、「行く」とするより「参拝する」の方がより
自然であると私としては考えるわけです。
>「備忘録だから富田長官は話し言葉の敬語を外した文を構成した」
>と言われていますが、陛下の発言の時だけ話し言葉を忠実に残すのですか?
>それはチグハグではないでしょうか?
そうは思いませんね。相手が天皇陛下である場合、自分の発言よりも陛下の
ご発言の方が内容的に重いはずです。できるだけ正確に記そうとするのは
当然かと思いますよ。なんと言っても「歴史的な証言」の場に立ち会った
のなら、誰だってそうすると思いますが。
>あの、問題はあくまで【当時】なんですけど・・・
昭和天皇の在位中の話として考えても別に不都合はないと思いますが。
人間宣言をされ、各地をご訪問される過程で、昭和天皇は初めて一般
の国民とふれあった。大きな心境の変化があったでしょうね。戦後は
天皇はじめ側近も「開かれた皇室」を目指して国民との距離を縮めよう
と努力された。そうした中で「行幸」という言葉も公式には使われなく
なったのだろうと思いますね。
>あの、「致す」は【丁寧語】でもあるのですが・・・
「致す」は謙譲語ですよ。「致します」で謙譲語+丁寧語です。
何故に「行く」にも 同じ謙譲語
である参拝を使わないのでしょうか?片方では使ってもう片方では使わない?
>何故に「行く」にも同じ謙譲語である参拝を使わないのでしょうか?
>片方では使ってもう片方では使わない?
>上田さんの言われる通りならそれこそ最初から使うはずでしょう?
「行く」に対する謙譲語は「参る」です。より丁寧に「参ります」となる。
「参拝する」は神社に行くことになりますが、実際に富田メモにそう表現
した部分があるのでこういう議論になっているわけですよね。
私の記憶する中でも、また、公式の記録をいくつか調べてみても、昭和
天皇が直接的に靖国神社に関して発言した記録自体ほとんどないですね。
ただ、侍従長を務めていた入江相政氏の日記の中に「靖国神社の松平君
が『(皇太子さまが)御成年におなりになったのだから靖国神社に御参拝
になるべきだ』と言ってきた由。『そんなのほっとけば』といふ」という
部分がありますから、参拝と表現する場合もさほど珍しくなかったのだろう
と思います。
富田メモだけでなく、入江相政日記や徳川侍従長の回顧録とかからは皇室
と松平宮司との関係が極めて険悪であったことがうかがわれますね。私は
昭和天皇の参拝中断は合祀したこともさることながら、合祀した松平宮司
との関係悪化が大きな要因だったと考えています。
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