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テロ対策
359
:
ヤッス
:2004/05/05(水) 14:59
あー、やっと追いついた。
ので、自分なりにまとめ。
・国家は国民の集合、政府は主権者である国民の意志の代理組織。
同時に、国民の出資した「税金」という資金の管理運用団体であもる。
・政府は、危険地域について「渡航を見合わせる勧告」は出すことはできても、渡航禁止(物理的
な拘束を含む)はできない。故に三馬鹿の行動を事前に阻止することはできなかった。
物理的拘束を含めた事前阻止をする権限が政府にない以上、「勧告」以上の予防努力は政府
には不可能で、その意味で「予防」に関しては政府は責任を果たしている。
・三馬鹿は政府による勧告を知っていたにも関わらず、その制止を無視して「自分の意志」で危険
地帯に入った。何らかの被害に遭うことは事前に自覚していたはずなので、そのことについて
第三者(政府も含む)に、「入国と罹災」に関する責任を問うことはできない。
・政府は、勧告を無視した人質の「入国と罹災」についての責任は負わないが、「国民の救出」に
関する義務と責任は揺るがない。
・ただし、政府に無限の責任と義務を負わせるなら、相応の権限も付与すべき。
-対処能力としては、自衛隊による国外での邦人保護(物理的身柄確保)の能力と権限付与。
-予防能力としては、海外渡航の実質的禁止(身柄拘束、旅券停止も含む)。
・上二項は現憲法下では違憲であるので、憲法遵守の立場なら、「憲法を変える」か「政府責任の
限界を許容し、不足分は個人の自己責任を重視」とするかのどちらかしかない。
・三馬鹿が責められているのは、国の施策から見れば「違法行為」ではないが、「利敵行為」である。
・個人の行動について言えば、現憲法下では政府が可能な国民保護のための手段に限界がある
以上、【限界を超えた部分での行動】については自己責任が必要である。
・【限界を超えた部分での行動】【依頼されたのではない自発意志による行動】の結果、誘拐された
のであるから、自己責任(甘さ)を自覚すべきだ。
・ところで、人質及び人質家族が、犯人グループを憎まないのはなぜだ。裏で繋がってるからか?
犯人の要求と人質の要求が最初から同じということについてはどうか?
「人質は、自発的に人質になったのではないか?」という疑いをはらす努力を、三馬鹿がしない
のはなぜか?
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